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第40話:炎の鎧



「グラノウス!? 生きてたのか!!」


「ぬっ!? ムーダイル? お前その体……完全に精霊じゃねぇか! オレ様がそう簡単に滅ぶものか!! 神霊は不滅。倒れても再び復活できる。まぁこれもオレが大地の神、命の神であるからこそこれほどの早さで復活できたのだがなぁ!」


 グラノウスが一度ネルスタシアに倒されたのは事実らしいが、グラノウスは復活してこの戦場へやってきた。


「でもネルスタシアにあっさり倒されたんだろ? 勝つ算段はあんのか?」


「ぬがっ!? 勘違いするなよ!? オレは別にネルスタシアを倒すだけの力を持っているし、実際可能だ。だがオレは手加減というものが苦手だし、ネルスタシアは手加減する余裕がある相手ではない。オレがもし力を持ってネルスタシアを止めようとすれば、殺すことになってしまう……ネルスタシアを傷つけ、殺すなど……ありええええん!!! そんなことならオレが本当に滅ぶほうがマシよ!!」


「お前……いいヤツだな。でもその感じだと策もなくとりあえずやってきたってことだよな?」


「うっ……しょうがないだろ!! 心配だったんだからなぁ!! クソが!! そういうお前こそ策はあるのか!! ムーダイル、お前も似たようなものじゃないのか?」


「まぁ実際困ってた。だけど、お前が来てくれたおかげでなんとかなりそうだ。グラノウス、俺に力を貸せ。お前の力、揺るがぬ力の概念を俺に使え」


「な……に? だがそのようなことをすれば……あの鬼神のごときネルスタシアの剣の衝撃を全て吸収することになる。揺らがぬということは、そういうことだ。そうなれば貴様……死ぬぞ?」


「じゃあ聞くが、お前に俺の防御力の底が見えるのか?」


「いや見えねぇな……そうか、つまりムーダイル、お前はこのオレの一撃ですら耐えうる可能性があるということ。一撃を耐えるのならば、傷はオレの命の力で再生すればいい。確かに悪くない賭けだ。俺はお前を認めてはいない……だが、力を貸してやろう。ネルスタシアを助けるためだ」


 グラノウスはそう言うと、俺の体に重なるように憑依した。俺の影にグラノウスがいる。俺は転移してネルスタシアの前に戻る。


 そして戻った瞬間、ネルスタシアの剣が俺に襲いかかる。しかし──俺は吹き飛ばされない。グラノウスの揺るがぬ力で俺は微動だにしない。



 っぐ、ぐぬううううううううううううううううううううう!????????????


 あまりに痛い、全身の骨が砕け散ったかと思った。いや実際にかなりの骨にヒビが入った。精霊の目で確認できた。だが、そのヒビもグラノウスの命の力によって修復されていく。ああ、なんとかうまくいった。


 正直痛すぎてこれがずっと続けば俺の精神が痛みに耐えられなくなるかもしれない。だけど、なんとか、勝ち筋を探る段階まではこぎ着けた。


「ネルスタシア、お前を必ず助ける。っぐあ!?」


 ネルスタシアの攻撃は続く、ネルスタシアの背に隠れる獣のような女はあわあわと焦っている。攻撃が続いても俺はネルスタシアに話しかけ続ける。


「ネルスタシア……お前、凄く苦しそうな顔してるぞ? ディアもお前も……俺はそれが嫌だ。お前らが覚悟を決めていようと、なんだろうと、俺は嫌だ──っ!??」


「俺は!! お前に助けられて、苦しみから遠ざけられることを望んじゃいない。お前が傷つくなら俺も一緒に傷つく」


「やめろ……やめてくれ!! お前は分かってない!! わたしにそんな価値なんてない!! もう違う!! お前が好きだと言ってくれたあの頃のわたしはいない!! お前が元に戻ったとしても、もう……駄目なんだ……」


「くそっ!! あんなまともに会話するまで抵抗されるなんて……やれやれやれやれ!! 早くそいつを殺せ!! 全力出せよ早く!! もっとやれるだろ!!」


 獣の女が怒りに任せて叫んだ。そうしてネルスタシアは今までよりもずっと強い、一撃を放ったんだと思う。思うっていうのは俺が全く見えなかったからだ。早すぎて予備動作から何から何まで見えない。


 精霊化したはずの俺の体、俺の頭に衝撃が奔る。視界が赤く染まる。これは多分、頭が割れたのか……脳みそ出てないといいけど……まずい……意識が──





        『強くなれ、ムーダイル』




 声が聞こえた。誰の声かは分からない。だけど、初めて聞いた声じゃないことだけは分かる。その声を認識した瞬間。俺の心に、魂に”何か”が流れ込んできた。


 それは実感、俺の生きた、昔経験した生の感覚。ネルスタシアが俺にとって特別な存在であることを自覚した日のこと。




──────


 幼き日の記憶──


「剣と指輪。僕が作ったんだ! 鍛冶のおじさんに教えてもらいながら作ったんだ。ネルちゃん剣が好きでしょ? でも女の子だから剣だけあげるのもどうかなって思って、指輪も作ったんだ。初めてだったからちょっと納得いかないところもあるけど、どうかな?」


「え? ……ひく、う、ありがとうむーちゃん! こんなにうれしいのは今までなかった! でも、それだけじゃないぞ! ムーダイル、お前は天才だ! お前には鍛冶の才能がある。こんなに美しく、わたしにぴったりの剣を造れるものはそういない。お前がこの才能を成長させれば、きっと、沢山の人を幸せにできる。凄い! 凄いぞ!」


「ほ、ほんと? で、できるかな? 僕に……これからも鍛冶、やってみようかな? 剣作るの、楽しかったし! そっか……僕、頑張ってみるよ!」


 ネルスタシアの嬉しそうな顔、あれを見た時、俺はもっと見たいと思ったんだ。それと同時に、勇気を貰った。弱くて自信がなくて、どうすればいいか分からない俺に未来が見えた。俺にもできることがあると思った。そしてそれは、ネルスタシアの笑顔を見るためでもあったんだ。



──────



「戻ってきたよ。実感。なぁネルスタシア、分かってないのはお前の方だ。お前が思うよりも、お前は、俺にとってずっと大切な存在なんだ」


「え……?」


「俺は剣を作る。鍛冶師だから、それが俺の生きる道で、人生だから。じゃあ、なんで俺が鍛冶師になろうと思ったか、分からないか? それはな、お前が俺に剣と指輪をプレゼントされて、すげー嬉しそうな顔したのを見て、俺はそれをもっと見たいと思ったからなんだ。


 お前の笑顔見るために、俺は俺の生きる道を決めたんだ。俺の戦場を決めたんだ。俺が戦う理由はそれで十分なんだ。俺は気に入らない、お前が苦しんで辛そうな顔をすることが、今も、実感が戻る前も、きっと昔の俺もそうだったはずだ!!」


「あ……ああ、あああああ!!!!」


「これは俺の戦いでもあるんだよ!! だから俺はお前を必ず助ける。お前を苦しみから引きずり出してやる。そんな辛気臭い顔、お前には似合わない。だから黙って、俺に助けられてりゃいいんだよ!!」


「は、はは、かっこよ……で、でもさ? 具体的にどうやって助けるつもりなわけ? お気持ちだけでどうにかなるなら──へ?」


 俺は獣の女を無視してネルスタシアに抱きついた。グラノウスの揺るがぬ力によって完全に固定された。ネルスタシアが暴れても、拘束が解けることはない。


「ディアが言ってた。火の魔力が人と暮らす動物達に自由意志を与えたのかもしれないって。クランゼルグは暗黒街のやつらと暮らして、憎しみさえ乗り越えた」


「だ、だからそれがなんだって言うん!? 抱き合って、見せつけちゃってさ!! もしかしてマジで愛の力でどうにかなると思ってるイカレ野郎なわけ!? くだらない! ふざけんのも大概にしろっての!!」


「俺は鍛冶師だ。ずっとずっと、火の魔力を炉の前で浴び続けた。さらに言えば、俺は直接火に触れてきた。そりゃあもう尋常じゃない火の魔力を浴びて、蓄積してんだよ。俺の体はな。普通はそんな魔力は使えない、でも……精霊化した俺ならば、こいつを使える。さて、その膨大な火の魔力を開放したなら……それは、お前の支配魔法と一体どっちが強いんだろうな?」


 俺は自身の体に蓄積された火の魔力を全開放した。まるでそれは、俺自身が火の魔力そのものになったかのようだった。俺は文字通り燃えた。体から火が逆巻いている。だがネルスタシアがその火で傷つくことはない。俺の火はネルスタシアを傷つけることなくネルスタシアに浸透していく。ここまで近ければネルスタシアがどんな仕組みで支配されているのかが分かる。


 俺には見えた。ネルスタシアの全身を侵食する黒と紫の茨が。俺はその茨の呪いを火の魔力で熱した。この茨が火によって燃え尽きることはない、この茨の呪いは、ネルスタシアの魔力を利用して作動し続ける仕組みで、すでに完全にネルスタシアと一体化してしまっている。


 それ故にこれを燃やせば、ネルスタシアを傷つけることになる。まぁそもそもこんなに炎を出しているのに、傷つけることが”何故かできない”んだよな。理の歪み、俺から見てもありえないことだ。やはり俺自身も何かに呪われているのかもしれない。


 だが、その呪いも今の状況では都合がよかった。俺が茨を熱したのは焼き切るためじゃない、この茨を鍛え、新たな存在へと打ち直すためだ。


 火の魔力を注ぎ続ける。ネルスタシアを縛り、支配するのではなく、ネルスタシアの力として支えるモノへと変質させる。形を変えていく、茨の形を胸当てに、混沌からネルスタシアを守るように。


 黒と紫と茨はいつしか橙に光る蔓の胸当てになっていた。そして、力み、強張っていたネルスタシアの体は弛緩して、俺に体を預けた。いつかの時みたいに、俺の肩に顎を乗せて。


 あの時と違うのは、俺を抱きとめる手に力がしっかりと入っていたこと。もう正気であるはずだし、体自体は力を抜いているはずだけど、手は俺を離すまいとものすごい力で巻き付いていた。


 痛い、いたたたた? え、痛くね?


「ちょっ!! ネルスタシア! ちょっと強く抱きすぎ!」


「あっ! す、すまない。つい……二度と離すまいと思っていたら……」



「う、嘘でしょ……? なんでこんな惚気みたいなの見せられなきゃいけないの? ええーーー? は? なんで? ていうかやば!! 逃げないと殺されるじゃん!!」



 獣の女は犬のような姿にべきべきと変形すると尻尾を巻いて逃げていった。残念ながらこの場にあの獣の女を追いかける元気のあるやつはいない。



「なぁムーダイル。さっき俺の人生はお前の笑顔のためにあるって言ってたよな? それってつまりいつでも結婚する準備はできてるってことでいいんだよな?」


「ネルスタシア、なんでお前一人ではぐれ精霊神界へ行ってたんだ? 俺たちそんなの聞いてないんだけど」


「あっ……」


 さっきまで調子に乗っていたネルスタシアの顔が青ざめる。でも良かった、戻って来てくれて。ディアもネルスタシアも生きてる。



──────


 俺とディア、テツヤ、ネルスタシアでグラノウスをはぐれ精霊神界の縄張りまで護衛した。まぁ別にグラノウスは強いからそんなの必要ないが、色々と話したいことがあったからそうなった。


「ふーん、俺を元に戻すためにエリクサーをねぇ。それで単独ではぐれ精霊神界へ。まるで今の俺じゃ嫌って言ってるみたいで悲しいなぁ~」


「あが! ががががが!」


「そうだよこの薄情者!」


 ディアになじられてプルプルと震えるネルスタシア。いくら俺のためとはいえ単独行動をした結果、国が滅びかけたのは事実だ。これぐらいは仕方ないだろう。


「違う! 違うぞ? わたしはちゃんとエリクサーを使うかどうかはムーダイルに決めさせようと思っていたし、記憶を取り戻して欲しいとは思ったけど、今のお前に……」


 ネルスタシアが泣いた。


「でもムーダイルの魂は完全に治ってるってオレが言ったら、ムーダイルの記憶、実感だったか? それが永遠に戻らないもんだと思ってパニックになっちまってなぁ。そもそも魂の傷と記憶は無関係だ。戻るとしたら別要因、エリクサーどうこうは関係ねぇんだ」


「なぁグラノウス、お前の説明がもっと上手ければネルスタシアがあの女の支配にかかる隙も生まれなかったんじゃないのか?」


「ぐぐ!! うるさいぞムーダイル。いくらオレでもできることとできないことがあるのだ! それをわきまえろ!! だがまぁ、オレも少しはお前のことを認めてやる。オレの力だけではネルスタシアを助けることは不可能だったわけだからな」


「けど変な話だよな。あの獣女、俺の状態を知っててネルスタシアに嘘をついたってことか? もし俺の魂の傷がすでに癒えてることが先に確認されたらどうするつもりだったんだ?」


「……ん? なぁムーダイル、お前がわたしを助けに来たとき、あの女はお前がムーダイルだとすぐ認識できていないようだったぞ。お前がムーダイルか? みたいなことを言っていた。だとすればムーダイル、あの女はお前の見た目を知らなかった可能性が高い。そういえばわたしと交渉をしに来た時も賭けに勝っただのどうだのと言っていたな……


 まさか……当てずっぽうで、ムーダイルの状態を予測で言っていただけなのか? 多分このような状態なんじゃないかと予測を言い、それが通ったからあの女は賭けに勝ったと言ったのだとしたら辻褄が合う」


「そう言えばフルブラッドもお兄ちゃんのことをすぐ認識できてないみたいだったね。あれも聖者の贄の工作員から得た情報からお兄ちゃんだと予測して言っていたのかも。お兄ちゃん、私達にとって最重要人物で狙うとしたらまずこの人ってポジションなんだから、知らないのも変な話だよね」


「あの獣女も聖者の贄っぽいんだよな? もしかして聖者の贄の謎の情報収集能力が俺に対しては働かないってことか? だとしてもなんでかはまるでわかんねーが」


「……そうか、そういうことだったのか。実は暗黒時代のわたしとディアもフルブラッド達の情報源の例外だった。やつらはわたしとディアがレジスタンスの中心人物であることを看破できていなかった。まるで、何かに守られているかのように、都合よくな。


 なぜディアとわたしだけが例外だったのか腑に落ちなかったが、今なんとなくわかった気がする。それはお前だムーダイル。わたしとディアの共通点はお前と共に過ごし、仲が良かったことだ。お前はいろんな奴と仲が良かったが、常に一緒に過ごしていたのはわたしとディアだけだ。


 ムーダイルにそういった呪いをブロックする力があり、周囲の人物に加護を与えていた。中でも特に親しかったわたしとディアはその影響を強く受けていたのだとすれば……」


「まぁそれはありえるだろうな。オレやタルモ達から見てもムーダイルはほぼ精霊、さっきネルスタシアを助ける時は精霊そのものだった。地神霊であるオレが加護を与えられるように、大精霊クラス以上の存在は他者に加護を与えられる。逆を言えば、ムーダイルは大精霊以上の魂の強度を持つということだ。そんな存在が肉の体を持って生まれたのが不可思議な話だがなぁ。


 普通は精霊、あるいは神として生まれるはずだ。まぁ、だがそれもありえるのかもしれねぇな。今の時代、混沌の勢力が幅を利かせるこの時代ならばな。オレが叩き壊したこのはぐれ精霊神界がネルスタシアの元へ落ちたのも混沌のせいかもしれん」


「それ多分違うぞ?」


「なに!? ムーダイル、お前にはこの因果が説明できるというのか!?」


「グラノウス、お前ネルスタシアに滅茶苦茶会いたかったんじゃないのか? お前とネルスタシアの間には縁がある。因果の糸と言ってもいい、精霊神界が切り離され、落ちる時、お前のネルスタシアに会いたいと言う欲求がアステルギアへと導いた」


「ふーむ、確かに。多分それだな! 精霊神界は魂と意思の世界、そしてこの大地はオレの縄張りの地域だけ、オレが行きたい地上があるとすれば、ネルスタシアの国だからな。確かに確かに、お前の言う通りだムーダイル」


「じゃあグラノウスがはぐれ精霊神界ごとアステルギアにやってくることも、獣女にとっては計算づくだったのかもしれないね。もしかして、グラノウス様、前にも地上にはぐれ精霊神界ごと落ちたことがあったりするの?」


「ああ、あるぞ。原種イノシシにぶっ殺されて、オレがグラノウスとノウスグランの二つに別れた頃だ。俺も強くなりたいと思ってな。原種イノシシが言っていたストラギアの大地に興味が沸いた。そしたらはぐれ精霊神界ごとストラギアの大地に落ちていた。


 この時精霊神界がぶっ壊れた時もオレが思いっきり原種イノシシを殴ったからだ。大地が壊れてびっくりしてる間にカウンターを食らって死んだのよ。いやぁ~懐かしいなぁおい! キレイに真っ二つにされたわ! あの牙でなぁ!」


「原種イノシシ? それってガーディナス兄さんが戦って牙を折ったやつだっけ?」


「そうだよお兄ちゃん」


「はぁああああああああああああ!??? 原種イノシシの牙を折ったぁああああああああああああああああ!??? どういうことだ? いやいや、無理だろ……冗談はよせ……なんだよその沈黙は……本当の本当なのか? え!? ええええええええ!?」


 それから数日後、はぐれ精霊神界は地上から、クルトン周辺から消えた。おそらく元あった場所へ戻ったんだと思う。しかしグラノウスのあの驚き様、原種イノシシの折れた牙……気になるなぁ。


 次の目的地は決まりだな。




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