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再びの平穏

こうして、王国を震撼させた史上最大のクーデター作戦は鎮圧されました。


クーデターの首謀者は聖女、枢機卿とされています。


理由は最近の王権の急激な伸長により、今までの利益を守るため、とされています。


ですが枢機卿は聖女に皆殺しにされているため、聖女と枢機卿の間で内部分裂があったのか、聖女自身はまったく別の目的のために動いていたのかはよくわかっていません。


聖女の部屋などが捜索されましたが、今回のクーデターに関する情報は何1つとして残っておらず、多くの謎が残る結果となってしまいました。


彼女と直接対峙し、言葉を交わした私は様々な憶測をすることができます。


ですが私は、憶測をしないことにしました。


彼女の戦う理由を語るのは、私の役目ではない気がしたからです。


それにはもっとふさわしい語り部がいる気がします。


ですから私はここで報告を終えることにします。


姫様の元で仕えるこの日々が、永遠に続くことを祈って。





1654年、7月11日 新王城の姫様の隣で     アサヒ・ユリエス





この書をわが友、キッドに捧ぐ

これにて死神の剣、完結となります。


ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

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