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闇取引  作者:
1/1

第1話 ハジマリ

少々、グロテスクになるかもしれませんので、苦手な方にはあまりお勧めできません。

麻美(アサミ)〜!例のアレ、持ってきた?」

「モチロン☆ほらっ」


闇の取引。

決してやってはいけない。

でも私たちは今、ソレをしようとしている・・・


「ねぇ莉菜(リナ)、ホ・・・ホントに大丈夫かなぁ?」

「大丈夫よ。私たちは悪くない・・・悪いのはアイツだから」


本当に、大丈夫なのだろうか?莉菜の言っていることは正しいのだろうか?

でも・・・もうコレでアイツの顔、見なくて済むんだよね・・・

それに、もし警察にバレたって私たちは捕まらないよね。

捕まるのはあの人なんだから―。


「もうソロソロ時間ね。あの人が来たらちゃんと挨拶するのよ」

「う・・・うん。」


―AM2:00、約束の時間になった。

そして、あの人が現れた・・・


「あっ!将也(ショウヤ)さんっ」

最初に気づいたのは莉菜だ。

私は挨拶をした。

「お・・・おおお・・・おはっ・・・ようございまス?!」

緊張しすぎて声が裏返ったし!!(泣;


・・・ヤバい。初っ端から何やってんだ私!!


「将也さんおはようございま〜す♪ごめんなさい、この子少し緊張しちゃってるみたいで」


お〜(喜)莉菜、フォローありがとう!!


「ははっ、緊張しなくても大丈夫だよ、麻美ちゃん。―それより早くアレが欲しいんだけど」

「アレなら、麻美が用意してますよ!ほら麻美、将也さんに渡しなさい」

私はバックの中から袋を取り出し、将也さんに差し出した。

「・・・大麻、8gです」

「うん♪ありがとう。でもホントにいいの?コレをタダで貰っちゃって」

将也さんは莉菜に尋ねた。

「はい、お約束通り、そちらはタダで差し上げましょう」

「うん、でもその代わり、そちらの頼みを聞く約束でしたね?」



闇の取引は・・・着々と進められていった。


「はい、えっと、・・・人を・・・殺してほしいんですけど」


これが、本来の目的。

全ては、アイツを殺してもらうため。罪を全部、将也さんに被ってもらうため。

果たして、将也さんはOKしてくれるだろうか・・・

いや、その可能性は低いだろう。だとしたら、大麻を返すか?

(一体、どんな反応をするのだろう・・・。)

私はソレが気になって仕方なかった。

多分、莉菜も同じことを考えていると思う・・・。


「殺してほしいのは何人?」

え?・・・ええ?!

将也さんは意外な返答をしてきた。



これからも、がんばって書き続けますので、完結まで皆様応援よろしくお願いします!!

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