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本当にロンドン行ってきた~4泊6日で感じたことや日本との比較など旅行記~

作者: 坂東さしま

 先日、夏休みを利用して、念願のヨーロッパ、ロンドン旅行に行ってきました!


 少し前に以下のURLのような短編小説を書きましたが、実は行く前でした。

 https://ncode.syosetu.com/n4029ji/


 短期間の観光ではありましたが、学ぶことの多い旅行でした。忘れぬうちに学んだこと、感じたことをしるし、シェアしたいと思います。



【ロンドンの気候】


 涼しい!!8月なのに!!

 滞在中はずっと20度前後、長袖でちょうどいい。ただ、周りの服装はチューブトップとショーパンの人から冬コート完全装備の人もいて、季節感が不思議でした。

 違う気候、体調はどうだろうかという心配はあったのですが、むしろ日本より元気なくらい。

……日本の夏の異常さを実感しました。


【街の印象】


・地下鉄

 落書きいっぱい、注意書きのシールはほとんどはがれ。まどは真っ黄色、車体も埃だらけ。日本の地下鉄、超キレイ。

 車内は狭くて、天井も低い。日本より大きい人が多いのに、窮屈じゃないのかなあ。

 エンタメの看板が多い印象。ライオンキング、ウィキッド、ハリポタなど私の知っているものから、その他さまざま。四月は君の噓のイギリス版もみかけました。


・電話ボックス

 こちらも落書き。窓も曇り。そういえば、あらゆる場所に電話ボックスあったなあ。


・路上生活者

 コーヒー買ってきてって声かけられました(逃げた)。ほかにも、お願いをする紙を掲げてる方が多く、日本の路上生活者とは生活の仕方が違うのかもしれない。


・パブ

 人だかりができていて、イベントでもあるのか?と近づくと、パブの前で大量の人たちが飲んでいました。日本でも見かけないんじゃないかという。フェス。


・トゥクトゥク?

 のようなものが走っていました。蛍光ピンクのふわふわ付けてたり、ネオンのような張物?とか、とにかく派手装飾。それに大音量で音楽をかけていて、酔っぱらいの人は歌いながら乗車してましたね。酔っぱらいは日本も英国も同じだ。


・ゴミ箱

 いたるところにありました。歩けばゴミ箱、ってくらい。こちらも落書きがたくさん。



【トイレ】


 これさ、旅行雑誌にあんまり書いてないよね!!

 どこの国でも!!

 一番、必要じゃない?? マジで!!

 ネットである程度は調べていたけど、実感したことは以下です。


・地下鉄の駅、すべてにはない

 これはネットで知っていました。乗り入れの多い、大き目な駅にはありますが、小さな駅にはありませんでした。日本ならありますよね。


・有料トイレがある

 これもネットで知ってました。入りませんでしたが。クレジットカードで入れそうでした。


・街中

 コンビニというものがなく。日本ならコンビニに入ればあるのですが(都内はないコンビニも多いけど、地方はほとんどありますよね)。

 広いカフェにはありましたが、パス方式だったので、店員さんに教えてもらいました(日本でも都内のスタバで見かけますね)。広いスーパーにも無料トイレありました。

 そしてマクドナルド!いくつか寄りましたが、マックはありましたね、すぐ入れるトイレ。マックありがとう。


・観光施設

 私が主に寄ったのは博物館、美術館。もちろんありました。ただ、どこもデカいので、トイレに辿り着くのが大変だ。


・水の流れ

 日本より悪い気がしました。


・トイレットペーパー

 日本より硬め。箱ティッシュのように、一枚一枚取り出す方式のトイレもよく見た。

 それと、トイレットペーパーのロールの向きが日本と逆の所が多かったような。ロンドンは下向きに紙の切れている部分が下がってて。日本だと上むきに紙がかぶさってないですか?


・ウオシュレット

 一つもみかけませんでした。日本人きれい好き?

 アジア某国はいくつか見かけた。


【お金】


 一切、現金を使用せず。

 屋台でもクレジットカード!

 クレジットカードが当たり前でした。


【電車とバスの乗り方】


 タッチ式クレジットカードで乗れます。

 何冊かの旅行雑誌に目を通しましたが、このことに触れている雑誌は1つだけだったかと。基本はオイスターカードの購入について書かれていました。

 まあ、タッチ式カードの普及率、日本は高くはないのかもしれない。かくいう私も、今年の初めにタッチカードデビューを果たしたんですよ。

 ロンドンはタッチ式の普及率が高いんでしょうね。公共交通機関がタッチで乗れるわけですから。

 そうそう、バス、24時間路線がいくつかありました。バスが24時間走ってるって……。


【無料の博物館、美術館!!】


 これが無料ですか??

 信じられません。

 素晴らしすぎる。

 国の考え方の問題?

 大英博物館の読書室は良かったですねえ。


【ファッション】


 特に気になったのは、上の世代の皆様の装い。

 日本だと、良い表現が見つからないのですが「おじいちゃんだなあ、おばあちゃんだなあ」という服装の方が多いけれど、そのようなファッションの方は見かけませんでした。

 いわゆるシニア靴を履いている方みかけず。いましたが、顔をみるとアジア系でした。あの靴はアジアのもの?

 年齢にしばられることなく、装いやお化粧を楽しんでいる印象でした。露出に関しても。

 私もそれなりの年齢ですが「○○歳だから落ち着いた服装しないと」「あまり肌は露出しちゃいけないな」「穏やかなメイクを」とか、そういうことを考えるってバカらしいのかな。もっと自由に着ていいのか、と思わされました。

 そうそう、腰を曲がった方も見ず。地方に行けばいるのかなあ。


 若い人に関しても、アジアとは違いますね。日本のグループを見かけたのですが、ファッションが子供っぽい感じがしました(デザイン?)。


【姿勢】


 スマホを目に近づけて猫背で見ている方、日本だとよく見かけます。

 こちらではほとんど見かけず。スマホをいじってる方はもちろん多いんですけどねえ。

 日本人はどうして猫背で、超至近距離で、スマホを見ちゃうのかしら。私も気をつけよう~。


【飲み物のサイズ】


 スタバ、TALLからしかなかった!!

 他のカフェチェーンも、日本のいわゆるMサイズ相当からしか……。飲み切れませんでした。

 いっぱい飲むんですね。

 体が大きいから? お茶文化だから?


【ペットボトルの蓋】


 一部、くっついたままなんですね。これなら蓋を無くさない!

 ということは、日本のように蓋と本体を分別しない?


【日本語サービス】


 日本人観光客はさほどいないのかも。まず「Chinese?」って聞かれましたし、滞在先のホテルでも、中国語スタッフはいました。日本語は「ちょっとだけなら」という方がいて、ちょっとだけお話ししました。

 そういえば、屋台や街のご飯やさんも、中華系が多かったなあ。


【食べ物】


 物価が高すぎて(日本の約2倍)いいご飯は食べていません。ホテルの朝食が一番の高級飯でした。

 イギリスは不味い。

 と言われていますが、不味いものは食べなかったかな。パブのおつまみも(いかのフライのようなもの)ホテルの朝食もまずまずでしたし。ああ、朝食はブッフェ方式だったのですが、やたらパンがありました。パンの種類が豊富。

 それとヨーグルト。意外とドロ、っというか硬め、というか。

 これはイスラム系の方がほとんどだった気がするのですが、夜中もやってる八百屋(スーパー?)がいくつかありましたね。あれはなぜだったのかな。



【スタッフさんのお喋りと飲み物】


 お店でもホテルでも、スタッフ同士、よく談笑されてました。

 日本なら大目玉。私も学生時代に小売店の店員アルバイトをしていましたが、ちょっとでも私語があると怒られました。その経験からすると、びっくりします。

 スマホをいじっている方もよく見かけました。

 いずれも高級店ですら見かけました。日本なら怒られそうなことが、こちらでは普通。

 いいな!と思ったのは、店員さんたちが仕事中、当たり前にお茶を飲んでいたこと。その辺のスタバで買ってきたであろうカップが傍らに置いてあり、ちょいちょい飲んでいました。

 日本だと、「スタッフが水分補給のために~」など注意書きされていたり、市役所の方がジュース飲んでるだけでケチつける市民がいるというのに。

 水分補給は必要ですし、なに飲んだっていいじゃないですか!


【CAさんの違い】


 今回、JALとBritish Airwaysのコードシェア便に乗りました。両国のスタッフさんがおり、その違いが興味深かったです。

 奥のドリンクコーナーにときたまCAさんが居て、「あれこれが欲しいのですがどこですか」と尋ねると、日本ならば「かしこまりました。お持ちしますね」ときびっと対応するところ、「いいよ!待ってて!」って感じな対応で「あれ?私、友達?」みたいな感覚に陥るという。

 それと降りるとき、「Bye Bye」って挨拶されました。あちらではそれが普通なの!?日本なら「ありがとうございます」ですよね。ばいばい。

 国民性、面白いな~。私もあれくらいフランクな人間になって、友達いっぱい作りたい。


【Google翻訳のおかげで生き延びた】


 優秀ですねえ、すごいですねえ、もうありがたかったです。

 ホテルでのいろいろな説明がどうしてもわからず、スタッフさんにスマホを渡したら、あちらもめちゃくちゃ慣れてるご様子。聞き取りやすい英語でスマホに話しかけてくださいました。だいたい、説明、わかった……!!

 Googleレンズも素晴らしかった。説明書きの大体の翻訳をしてくれるので、誤訳部分は大体の翻訳を頼りに自分でなんとか訳せました。


 だいたいこんな感じかな!

 旅行の参考になったら嬉しいです。

 それでは。


☆ちなみに、こちらはnoteで書いた記事の転載です。noteでは私の撮った写真も掲載していますので、写真とあわせてご覧になりたい方は以下のURLからお読みください。

 https://note.com/kasaishino/n/n78f297f08480

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― 新着の感想 ―
[一言] 昨年、職場の友人がスペイン旅行をした際、いわゆるホームレスの人が「QRコード」を自分の前に置いて道端に座っていたそうです。 その方は何処でスマホを充電されてるんだろうか?という疑問が頭を離れ…
[良い点] エッセイ拝読しました。 読みながら「これはいいな」「ん~、これはキツイな」と思える部分があって面白かったです。 日本以上にクレジットカード文化が進んでいるというのは意外でしたね。 (あちら…
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