人物紹介と設定
暫定的なものです。年齢は巻き戻った直後のもので、現在の年齢ではありません。
何か取りこぼしている気がします…。随時直します。
◎主人公
・アデライド・ド・ヴォルテール
ヴォルテール公爵家の末っ子。黒髪黒目。パーソナルカラーはイエベ秋。骨格ストレートで顔タイプはモブ(自己診断)。
巻き戻し前(ゲームの世界) (18才)
王子の婚約者だったが、婚約破棄された際に魔力を奪われた代償のように前世の記憶を得る。だが結局投獄されて死んでしまったらしい。
巻き戻し後(7才)
悪役令嬢に憧れて“チート”で“ざまぁ”を志すが、出自以外の適性はないので上手くいかない。小心者だが心の内では日常的に大暴れしている。
◯攻略対象者
・ランベール・ド・ロワイエ
魔術師で貴族。家族とは死別しておりロワイエ伯爵として領地を持つ。銀髪に紫の瞳をした長身の美形。
巻き戻し前(ゲームの世界) (33才)
優しく頼れる人格者として、生徒やゲームのヒロインから慕われる教師。プレイヤーからも使い勝手の良さで信頼を得る。
巻き戻し後(22才)
魔術のことしか関心がない。何でもそつなくこなすが、人間関係に関しては見た目の良さに全ベットして、かろうじて乗り切っている印象。
・ベルナール・アラン
巻き戻し後(26才)
医者で細菌学者。鳶色の髪と目をしたおじさん枠。巻き戻し前の世界では妻を亡くしてやさぐれていたが、聖女の力を借りて疫病の薬を完成させる。
学業は優秀で、きっといくつか飛び級をしている。子爵の落とし胤として不利益を被ってきたので、貴族が嫌い。
・ラファエル・ド・コンフォート
巻き戻し後(7才)
コンフォート王国の王子様でひとりっ子。金髪碧眼。ゲームのメインヒーロー。
巻き戻し前の世界ではアデライドに婚約破棄を言い渡した。感情の乏しさが売りという、二次元でしか通用しない魅力を持つ。
・エドガー・ド・ヴァンダム
巻き戻し後(7才)
ヴァンダム侯爵家の次男。茶髪でヘーゼルの瞳。
巻き戻し前は寡黙すぎるラファエル王子の護衛騎士兼、魔獣の氾濫を止める役割。巻き戻し後は年相応でいらんことをしゃべくり倒す。
・ミシェル・ド・リヴィエ
巻き戻し後(7才)
リヴィエ伯爵家の長男。メガネとショタ担当。赤い髪に緑の目。
消極的なツッコミ担当。クリスティーヌの取り巻きの一人として登場。
△ヴォルテール公爵家の人々
・シモン・プルスト
ヴォルテール家の家令。病の娘を救われてアデライドの傅育官を請け負うようになる。娘とお嬢様を慈しむ有能な社畜。
・パメラ・プルスト
シモン・プルストの娘。アデライドの5才年上で、恩人であるアデライドの侍女になる。亜麻色の髪と瞳でイエベ春。
・ポール・ダギヨン
アデライドの護衛騎士。思ったこと全部言ってるようでそうでもない。男爵家の3男だが、貴族を名乗っていない。アデライドより10才年上。
・ジャン
アデライドの護衛騎士。ヴォルテール家系列の子爵領から栄転。元魔獣ハンター。タガが外れたような大声は威嚇行動ではない。
・レオポルド・ド・ヴォルテール
アデライドの祖父で現ヴォルテール公爵。髭もじゃ大男。最強の宰相で、妻に似たアデライドをご贔屓しているようだが割と放置しがち。巻き戻し前の世界ではアデライドが10才の時に死亡している。
・シャルル・ド・ヴォルテール
アデライドの叔父でレオポルドの息子。次男だが次期公爵と目される。もじゃもじゃ大男その2。ウィンドミューレン帝国で軍の偉い人してる。
・ナルシス・ド・ヴォルテール
アデライドの父。身分の低い妻と結婚して父レオポルドの不興を買う。巻き戻し前の世界では父亡き後公爵となり、アデライドを虐待していた。
・コレット
アデライドの母。金髪に緑の目。新しめの伯爵家の生まれ。ゆるふわ被溺愛鈍感ヒロイン風女子。
・アベル
アデライドの双子の兄。容姿は母似。父母と同居しており、アデライドを嫌う。性格は知ったかクソ野郎。
△攻略対象者のご親族
・ペリーヌ・アラン
ベルナールの妻。ふわふわした赤毛でややぽっちゃり体型。ベルナールとは幼馴染で人生の大半を共に過ごしている。巻き戻し前の世界では亡くなっている。
・ニコラ・クノー
ランベールと同い年の従兄弟。ダークブロンドに灰色の目。魔術師だが、主に地元(ロワイエ領)の仕事をしている。座学より実技が得意なタイプ。幼少期にランベールと同じ寄宿学校に入れられたことをまだ恨んでいる。
・イニャス・クノー
ランベールの父の弟で、ニコラの父。結婚して平民になったが、領主の仕事はほとんど彼がしている。甥っ子と実子の教育を間違えたような気がしてならない。
・グラシアン・ド・コンフォート
ラファエルの祖父で現国王。レオポルドに怒られるとすぐ聞こえないふりをする。巻き戻し前はレオポルドと同じ頃に亡くなっている。
・テオフィル・ド・コンフォート
ラファエルの父で現王太子。レオポルドと仲が悪い。見た目はいいが、時代錯誤のいばりんぼう。巻き戻し前は国王になっていた。
・コランティーヌ・ド・コンフォート
ラファエルの母。巻き戻し前は王妃となり、アデライドをいびっていた。
・エミール・ド・ヴァンダム(17才)
ヴァンダム侯爵家の長男。あまり喋らない。容姿はエドガーと酷似。巻き戻し前は魔獣の氾濫を止めようとしたが、オディオとの戦いで死亡。
・レリア・ド・ヴァンダム(14才)
ヴァンダム侯爵家の長女。よく口が回りきついことを言いがちだが、面倒見は良く気が利いて何かとフォローしてくれる。
・ヨランド・ド・ヴァンダム
エドガーの母。ヴァンダム侯爵夫人。よくしゃべくる。三兄弟の見た目は全員この母に似ている。
・オーバン・ド・ヴァンダム
エドガーの父。ヴァンダム侯爵。あまりしゃべらない。
・リヴィエ伯爵夫人
ミシェルの母。アデライドの文通友達。ニコニコしてるけれど決して折れない。
・ミュレーズ子爵
ベルナールの父親。認知はしていないのに、ベルナールが医者になるのを平民の卑しい職に就くなと邪魔しようとした。ベルナールは毛髪に関する遺伝に怯えている。
▲その他の人々
・クリスティーヌ・ド・リール(7才)
リール公爵家の長女。金髪に水色の瞳の綺麗系美少女。ゲームの時間軸では疫病で亡くなっている。
いちいち悪役令嬢もの作品の主人公みたいなことをするが万事において詰めが甘い。
・ユベール・ド・リール(22才)
リール公爵家の長男。金髪に水色の目。服装はヤンチャ系。魔術師で魔法省の職員。ランベールの同級生で、学生時代はニコラを含めた3人でいろいろやらかしていたらしい。
・マドレーヌ・ド・アルドワン(14才)
アルドワン侯爵の娘。金髪碧眼の美少女。地元を愛している。穏やかな性格で物言いも柔らかいが、筋の通らないことにはとても怒る。
・アルドワン侯爵
マドレーヌの父。働きたくないでござる。
・モーリス・ゴーチエ(24才)
ランベールの所属する研究室の職員。研究員その1。背は低めで丸顔。穏やかな性格。ランベールのフォローをさせられがち。
・研究員その2、その3
虫が苦手な人と、そうでもない人。名前はまだない。親切なのにオタク気質でモテない。
・ダニエル・ダヴィド
シュヴァペリンから来た犯罪者。契約魔法に縛られており、命令されてベルナールの研究室に嫌がらせしたりしていたが、侵入するに至って捕まった。ヴォルテール公爵家の地下牢住まいしているときに、アデライドから支給された編み物セットでハンクラに目覚めた。妻と子をコンフォート王国の貴族に殺されている。
・イザベラ・ド・ランジュレ
ゲームではミシェルを攻略するときに現れる。おとなしい彼を心配しているが、それを上手く言葉にできずついツンケンとした態度をとってしまうという傍迷惑な女子だが、ヒロインと友人になると豊富な知識でサポートしてくれる頼れる眼鏡らしい。ランジュレ伯爵令嬢。
・ジョゼット・ド・バルリエ
バルリエ侯爵令嬢。ゲームでは引っ込み思案で優しく家庭的な可愛い女子だったが、ヒロインがエドガーのルートに入ると嫉妬に狂った危険人物に変わり、プレイヤーを恐怖させた。浮気したら躊躇いなく刺してくるタイプであることは疑いようもない…らしい。
×外国住まいの方々
・フィリップ・テレーゼ・エルンスト・ゲオルグ・フォン・ヘルムフューレン(7才)
シュヴァペリン連邦ヘルムフューレン王国第二王子を名乗る少年。6人目の隠れ攻略キャラと思われるが、アデライドの前世はゲームの難易度を上げてしまう彼を登場させなかったので、詳しいことはわからない。
黒髪黒目の美形。アデライドへの好感度が最初からとても高い。態度に裏表があり、性格はお調子者。クソ長本名はイキリたいときだけ名乗る。誰にでも非常に気安く、「フィルって呼んでね」と会う人全員に言っているらしい。
・アルプレヒト・フォン・ヘルムフューレン(16才)
シュヴァペリン連邦ヘルムフューレン王国第一王子。美しいものが好きで、性愛の対象は男性。自分とほぼ同じ顔をしたフィリップの容姿をベタ褒めするあたりバキバキのナルシスト。フィリップは彼の起こした騒動を常にフォローしている。多分この人の本名も長い。この人だけフィリップを「フィリー」と呼ぶ。
・クリストハルト・リンク(25才)
フィリップの侍従。ボサボサの茶色い髪で、背が低く、メガネをかけている。フィリップを小さい頃からずっと面倒を見ている苦労人。地主の家の9男。フィリップのことは結構ぞんざいに扱う。