帰ろう
展開が早いので文が変かもしれませんごめんなさい。
.......目を覚ます。見慣れない天井が見える、とても高価そうなベットの上にいるらしい。体を起こそうとする。その時、まだ治りきっていない傷が痛む。
「痛て...」
起き上がり、当たりを確認しようとする。エノメ、リリスが俺のベットを囲むように寝ている、俺の様子を見ててくれたみたいだ。すると、エノメがピクッ!っと体を動かし、目を擦りながら目が合う。
「ミタマ様....起きてる....!?」
エノメが目を見開いてこちらを見て大声を上げる、その声のせいでリリスもあくびをしながら顔を上げる。
「なんだ?朝からうるさく...ミタマ!起きたのか!」
2人が飛びついてくる、その衝撃で傷がまた痛む。
「あああああああ」
ミタマが今まで出したことのない声を上げて叫ぶ。
「バカ!お前ら傷が痛むだろ!」
2人を一旦引き剥がす。そして、状況確認をしようとあたりを確認する、周りは豪華な部屋で一品一品がとても高価そうだ。
「2人とも俺が寝てからどれぐらい経った?」
「それ!ミタマ様一週間くらい寝込んでたんですよ!」
一週間!?そんなに寝込んでいたのか...今がどういった状況なんだ?
すると、外のドアからノックが聞こえる。誰だろう
「失礼する」
入ってきたのは髪、髭が金髪、背中には赤の高そうなマントを羽織り、頭には王冠が載っていた。その姿はまさに王だ。
「あなたはまさか王様?」
「そうです。ロゴス様、いえ、ミタマ様でしたね」
王までも敬語ってどんだけ光の民、ロゴスは偉いんだよ。でも、ここがどこか分かった、多分、ルーカルの町の中央にある王城だろう。
「ミタマ様がキングゴブリンを倒してくれたお陰で、我々の町は守られました。誠にありがとう御座います」
王が頭を下げ、こちらに感謝をしてくる。
「頭を上げてください、王様」
「いえ、ですが」
「良いんです。俺がしたくてしたことなんです」
「そうですか」
王が慎重に頭を上げる、多分緊張しているのだろう。
「質問いいですか?」
「何でも」
「俺が寝てしまった後何が会ったんですか?」
「ああ、その事なら」
ドアがもう一度開く、そこにはギルドマスターが部屋に入ってくる。
「おぉ!久しぶりおじちゃん」
エノメがギルドマスターに話しかける。空気の読めない...
「久しぶりじゃな、エノメ殿」
「話返すのかよ!」
思わず突っ込んでしまった。すると王がクスッと笑う、どうやら緊張が解けたみたいに話し始める。
「ミタマ様が眠ってしまった後、急いで白魔術師に治させようとしましたが、傷が深く、出血が止まらず困り果てたとき、ある一人の魔法使いがなにか不思議な魔法を使い、ミタマ様を助けたのです」
「その人は?」
「癒すと同時に私の耳元で、後藤君、次は無いからね、っと伝えろと言われ姿を消しました」
後藤...俺の前世での名前、その名を知っているのはあいつだけ...アマテラスだ。あいつは毎回毎回、何がしたいんだ?
(やあ、ミタマ君。いや、後藤清正君)
アマテラスの声が聞こえると同時に視界が真っ白になる、ここはいつものあの白い世界。そして横を振り向く、そこにはアマテラスの姿があった。
「お前、また何かやったのか?」
「...私というより、私の友人に頼んだのさ」
「友人?」
こいつにも友達がいるのか?
「いるわよ、そりゃ」
「心を読んだな」
「そんな事より時間がない」
突然話を変える、いつものようにふざけた様子がない真面目な話のようだ。
「君にはこれから、沢山の試練が降りかかるだろう」
「急にどうしてそんな事を?」
「この世界が君を殺す為に動く」
急に物騒なことを言う、この世界が俺を殺す?
「もしも、気が狂いそうになったらペンダントを見なさい」
ペンダント?メタから貰った緑のペンダントの事か?
「........気を付けて」
「は?お前何言って」
次の瞬間、白い世界が崩れる。
「ミタマ様?」
目の前でエノメが手を降る。あいつ結局何だったんだ?
「ミタマ相当疲れてるみたいだな」
「ですがミタマ様には、あのスーツの男について聞きたいことがいくつかあります。後はこのゴブリンたちの事で他にもいくつか。休むのはそれからです」
ギルドマスターのおじちゃんがそう言って来た。...うぅ、頭が痛くなりそうだ。
「そうだ!休むと言えば、ミタマ様、久しぶりにハルベルト達の所に帰りませんか?」
「...そう言えばもうそろそろ旅立って一年経つもんな。分かったこの話が落ち着いたら帰ろう故郷に」
「ミタマの故郷?行きたい!」
「早いですよ」
ギルドマスターがそう突っ込むと、皆、笑う。
「じゃあ、メタ達の所にもよって帰ろう」
「決まり!」
俺達はこの小鬼襲撃事件が終わったら帰ることにした、今までの町、村に。
次回で第一章終わらせていただきます。




