小鬼襲撃編 その10 小鬼襲撃
書き方を少し変えてみました。
「地の魔力に感謝し我に力を与えたまえ、ガルシニア」
リリスが右に避ける。ドン!とリリスがいた地面が割れて、黒く焦げている。
「ファイヤー!」
右手をゴブリンに向けて唱える。
「地の魔力に感謝し我に力を与えたまえ、バリア」
また、バリアで防がれる。
「同じ攻撃ばかりで芸がないな」
あの防御魔法のせいでこちらの攻撃が当たらない!けど必ず穴があるはだ!
「これ以上戦うのは辞めましょう」
「?」
杖を持ったゴブリンはそういうと杖を下ろす。
「どういうことだ?」
「あなたにこれ以上、無駄に魔力を使う暇が無くなったからですよ」
また、魔法の気配を感じる。
「!?」
とっさに右に避ける。
「本当に芸がないな」
「地の魔力に感謝し我に力を与えたまえ、ガルシニア」
避けた所に一直線で魔法が飛んでくる。ドーン!っと爆発のような物が起こり吹き飛ばされる。
「お主はさっきからなぜかは分からないがわしが攻撃を放つ前から避けるが、動きがまるで駄目だな」
リリスは所々服が破け、血が出て、ボロボロで気を失って地面に倒れている。
「だが、頑丈なやつじゃな。殺す気で打ったのに生きているとは」
「......」
「よく見ると、ヴァンパイアじゃないか珍しい」
「......」
「まあ、もう死ぬのだから関係ないか」
杖をリリスに向ける。
「地の魔力に感謝し我に力を与えたまえ、ガルシニア」
リリスに魔法が飛んで行く。
...............
ドン!っと魔法がリリスに当たる前に上から雷のような物が魔法に当たり相殺される。
「!?」
ゴブリンは飛んで来た空を見上げる。そこには何も無く、ただ雨がさっきと変わらず降り続けている。だが、次の瞬間、雷の振り、空が光る。
「!?あ、あれは」
そこにはマントを羽織り、剣と盾を持った子供、その背中にはドラゴンのような翼が生えている。
「な...なんだあれは?」
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その裏から戦場の様子を見ているスーツの男は、空に飛んでいる、子供を見てニヤリと笑う。
「遂に来ましたか、少年」
ミタマが雨が降る中、雷に当てられ光っている。
「このピンチな状況、さあどうする?フッフッフッ」
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ルーカル上空
「なんとか間に合ったか...」
ルーカル正面はゴブリンの軍と兵士、冒険者が戦いあって押されている。その後ろで大きいゴブリンが倒れている近くでエノメが疲れて寝ている。そして、ルーカルの裏門前で杖を持ったゴブリンとリリスがボロボロで倒れている。
「俺が居ない間に...」
(ミタマ様、山の近くにとても大きな魔力があります、この魔力は...)
やっぱりか...キングゴブリンが復活してるんだな
(はい)
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2時間前 ルーカルを離れた村周辺の洞窟
『こっち側に人がいるんだよな』
洞窟の前の巨大蛇を倒した後、洞窟の奥に進み洞窟を調べている。
(はい、そっちに居るはずです)
洞窟の中はとても湿って暗く薄気味が悪い。今まで洞窟を調べながら来たが、誰か住んでいたような跡がいくつも残っていた、しかもとても数が多い...。
『そろそろ洞窟が終わりそうだな』
ぺちゃっと何か液体に触れる音がする。松明を下に向けて下を見る。そこに赤い液体が広がっていた。
『これは...血?まさか!』
血を追って走りだす。すぐそこだ!
『!?』
人が洞窟の壁にもたれかかっている、その人から血が流れ出ている。無残にもぐちゃぐちゃにされて体がギリギリ形を保っている状態だ。
『酷い...』
(ミタマ様、まだ奥に人が)
『分かった』
奥に走って向かう、光が少し見える、そこには檻のような物がある。その中には人が沢山入っている。
『大丈夫ですか!』
捕らわれている人達の顔はとても脱力していて、目が曇っている。1人の若い女性がこちらを向く。
『いやぁ...もう嫌、もうしたくない』
かなり混乱している、相当ひどい事をされたのだろう。
『もう、大丈夫です』
『神剣!』
神剣で檻の扉を切り、無理やりこじ開け、中に入る。
『いやぁ、こないで...』
『大丈夫です。僕はあなた達を助けに来ました』
女性の前に立ち目を見つめる、すると女性と目と目がしっかりと合う。
『あ、あなたは?』
『洞窟調査に来た冒険者です、そしてあなた達を助けに来ました』
女性の目から涙が出てくる。すると他に捕まっていた人達もこちらを見る。さっきまでの顔が嘘かのように消えて、涙がこぼれている。
『あなた達は?』
『私達は村に住んでいた者達です』
...やっぱか、そんな気がしていた、村に誰も居ないわけだ。
『誰がこんな事を?』
『...ゴブリンです』
ゴブリンがこんな事を?そんな事あり得るのか?
『ゴブリンが群れになって私達の村に突然襲い掛かり、村の大半が殺され、残りはこの様に捕まって居たんです』
『そんな事が...』
『ここではゴブリン達は私達をおもちゃのように...』
女性は言葉を詰まらせて吐きそうになる。途中で倒れていた人はそのせいで...。
『ゴブリン達はそこの木箱に入っていた物を持って2日前に出て行きました』
女性が指で檻の近くにある大量の木箱を指す。俺は立ち上がり、木箱に近付く。こんな量の荷物を何に使ったんだ?木箱の上に紙らしき物が置いてある。
『これは?』
ミタマはその紙を読む。
『皆さん!早く外に出ましょう!僕は行かなきゃ行けないところがあります!』
必死なミタマの様子に皆、驚くが、その様子を見て素早く立ち上がり避難し始める。
『皆さんこっちです!』
走って洞窟の外に向かう。
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洞窟外
『皆さん、僕はルーカルに向かいます。ここから、少ししたところに村があります』
ミタマはそう言うと背中からドラゴンの翼を出す。そして上に飛び、ルーカルに向かう。村の皆、その翼に驚く。ミタマからさっきの紙が落ちてくる。それを女性が拾う。
準備が整った、ルーカル襲撃を始める。周辺の仲間と武器を持ってルーカルに迎え。と書かれた紙が置かれてあった。
長くてすみません。




