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転生そして神になる  作者: 御霊ユナ
幼少期編
6/70

神の力

目が開くと傷口が消えていて、ものすごく力があふれでる。

魔力?そんなことよりもお母さんの方を見る。まだ耐えていた


剣を持っていないのに剣のような魔力の固まりが出てくる。

その剣を縦に振る。


《神の裁き》


神の裁きね、よく言ったもんだ。

巨大なウルフを真っ二つにする。


「ミタマ?あなた魔力が使えるの?」


「はい、お母さんでは、お父さんを村のみんなを助けて参ります」


すると自分の背中から白の羽がでてくる。

空も飛べるのかよ


「では、いって参ります」


空へとぶ、辺りを見渡して敵の数を把握する。


「ほかには何ができるかな?」


魔物たちに手を向ける、すると魔物たちの足元が割れ始める、そして巨大谷が足下にできて魔物が一斉に落ちていく、そして谷が閉じる。


ハルベルトたちが驚いている。


「なんだこれは!」


こちらには気付いていないらしい。

だけどまだ残っている魔物がいる。ミタマは羽で魔物の前まで飛んだ。


「あとは、キングゴブリンだね」


(そうだねミタマ)


アマテラスの声が聞こえる。お前何しに来たんだ?


(君ではそいつには勝てないよ)


この力を持っていてもか?


(ああ、そいつには勝てない。私には分かる)


じゃあどうするんだよ!


(そうだね私が助けてやろう.....)


急にミタマが下を向き顔が暗くなる。そして前を見る。

キングゴブリンが警戒を強めこちらに剣を構える。


「剣を構えろ強き者よ」


キングゴブリンが言葉を喋る。


「分かった!私も剣で戦うとしよう」


こちらも剣を構えると、静かな時間が流れる。

急にゴブリンが地面を蹴り一気にこちらへ詰めてくる。ゴブリンが俺の首をねらう。魔力の剣で攻撃を防ぐ。休む暇なくゴブリンは素早く斬り始める。


「すごい!その大きいからだで、このスピードで剣をフルなんて」


ゴブリンの攻撃を受け流し、剣を振り落とし重い一撃を入れゴブリンを間合いから離す。

全身に魔力を込め、剣を構える。それに合わせてゴブリンも剣を構え、両者見つめ合う。もう一度静かな時間が流れる。すると今度はドンッ!両者地面を蹴り一気に距離を詰める......。お互い剣を振りかざし、すれ違い両者動かず動きが止まる。そして次の瞬間ゴブリンの首がはねる!


「お前は強かったでも、相手が悪かったな。お前の前にいるのは神だぞ!なあミタマ」


確かに俺じゃあ勝てなかったかもな....。俺は手足を動かす。

俺はアマテラスに言われ体を貸すことにしたのだ。


『そうだね私が助けてやろう.....少しの間君の体を借りるよ』


『ああ、勝てるならそれでいい』


魔物を一通り倒すと力が抜けていく、そして視界が暗くなり、倒れこむ。流石に疲れたな.....。

少し時間が過ぎる。


「このあたりに、ゴブリンキングがいるはずなんだが?」


「ミタマ!」


ミタマの横にはゴブリンキングの死骸が

ハルベルトがミタマを見ながら


「お前がやったのか?」


ミタマを見ると服がボロボロになっている。

ミタマの顔は疲れたのか少し気持ちよさそうに寝ている。


「俺達を助けてくれたんだな.....ありがとう今日はゆっくりおやすみ」


ハルベルトが優しい声で言う。

するとミタマの口が少し微笑んだ気がした。

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