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転生そして神になる  作者: 御霊ユナ
一章 東諸国編
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小鬼襲撃編 その5 勝ち馬

洞窟


「シャー!!」


蛇が尻尾で攻撃してくる。翼ですぐに横に避ける。次に牙がこちらに来る!それを盾で防ぐ。


「サンダーボルト!」


蛇型の魔物に直撃する。だが、固い蛇の鱗で殆どダメージがない。でもこれでわかった、蛇と同じならこれが効くはずだ!


「凍れ!アイスブレス!」


蛇が攻撃を避けるように逃げる。やっぱりだ!蛇は寒さに弱い!前世で蛇が出たときに冷却スプレーで蛇を追い返したのを思い出すな...。


(ミタマ様、集中してください)


そうだった!


「もういっちょ!アイスブレス!」


このスキルはブルードラゴンを倒してゲットしたスキルだ。あのドラゴンが吐いていたブレスみたいだ。


「シャー!」


蛇が凄く怒っているが確実に動きが鈍くなっている。蛇がこれ以上こちらにブレスを打たせない為に攻撃を仕掛けてくる。


「怒りの牙の盾!」


ドン!っと衝撃がこちらに伝わる。


「グッ!」


しかし攻撃と同時に蛇に盾が噛みつき離さない。


「アイスブレスの盾!」


噛みついた部分から徐々に動きが鈍くなっていき、そして完全に蛇が凍る。


「よし!上手くいった!」


相手がいやがる攻撃をして、相手の攻撃を誘ってカウンターって作戦だったんだけど...思ったよりあいつの尻尾威力が高い!肺が潰れるかと思った。まあ結果オーライか???


蛇に近づいて盾に当てる。


「吸収!」


蛇が消え、新しいスキルを数個ゲットする。


「何々?モンスタースキル、スネークポイズン?これは強そうなスキルだな」


(ミタマ様!それよりはまず洞窟を!中に人が居ますよ!)


そうだ!でも、良かった蛇に食われてなくて。


(そうですね)


よし!じゃあ洞窟の奥に行くか!あの蛇がどうしてここに居たのかこの奥に行けば...。洞窟の奥に進み始める。

 ーーーーーーーー 

「おら!」


兵士の一人が必死にゴブリンと戦う。その奥でエノメ、ギルドマスターがドンドンとゴブリンを倒していく。


「なんだこの数のゴブリン達は、倒しても倒してもきりがないよ」


ギルドマスターのおっさんも流石に動きが遅くなって来てる。こちらにも体力がある、このままだと持たないよ。後ろから魔法攻撃も魔力が尽きて、動けなくなる。


「何かいい案はないですか?」

「あいにく考えるのは苦手でね」


そうギルドマスターは答えゴブリンを斬っていく。


「おい!あれを見ろ!」


後ろから弓矢を撃っていた兵士が大声で指を指している。皆、そちらに目を向ける。


「なんだあれ!」


エノメもそちらに目を向ける。え?なにあれ?ゴブリンが何かに乗ってこちらに迫って来ている。


「あれは!ブラックウルフ!」


ギルドマスターがそう答える。なんでゴブリンが他の魔物と群れているんだ?このゴブリン達、やっぱり何かがおかしい。





スーツの男がゴブリン達の戦いの様子をバレない陰から見ている。


「フッフッフッ!長のいないブラックウルフなどゴブリンの力でも簡単に従わせる事が出来るんですよ」


ある日突然、ブラックウルフの長が消えたと聞いたのでウルフの群れごと乗っ取って正解でしたね。それにしても、なぜ突然消えたんでしょうね?もしかしてあの少年が絡んでいたりして...


「フッフッフッ!最近の東の国は謎が多くて楽しいですね」


男が何かを感じる。


「おや、私のペットの蛇が殺されちゃいましたね。それにどこかに消えるように...これはまた誰の仕業ですかね」


あの亜人の娘はいるが、まだあの少年が居ませんね...。またにやりと男が笑う。


「またですかね。これはますます会うのが楽しみになってきましたよ」




「アオーン!」


ブラックウルフに乗ったゴブリンがこちらに迫って来る。エノメが他のゴブリン達にしたようにパンチして倒そうとする。すると素早く足を動かし避ける。


「こいつ速い!」

「下のウルフを狙うんだ!」


ギルドマスターがそう言って下のウルフを斬っている。


「分かった!」


下のウルフを蹴る、するとウルフがバランスを崩す。ゴブリンが落ちてくるそれをパンチで吹っ飛ばす。


「よし、次だ」


しかし何度も攻撃するが早く避けられる。対処方法が分かってもやっぱり速い。この量のゴブリンに厄介なブラックウルフを相手をしないと行けないなんて。


徐々にさっきのように押されていく。


「まずいこのままじゃ」


ウルフに乗ったゴブリンが数匹すり抜けて行く。


「そっちに行ったぞ!」


弓を持った兵士を1人剣で、切り倒し、ルーカルの門に向かって行く。


「町に入られる」


ドン!っと魔法がゴブリンにぶつかり、ゴブリンが町に入るのを遮る。


「エノメ!待たせたね」


聞き覚えのある声が聞こえてきた。


「私が来たからには勝ち馬に乗った気でいろ!」


リリスが腕を組んで立っている。その後ろにはギルドにいた、冒険者達が来ていた。

足が気のせいか少し震えている気がする。

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