ロリババアじゃねえか!
「ありがとう御座いました。これからもよろしくお願いしますよ」
「ああ、なるべくな」
と言っても殆どお金を使い切ってしまったな...流石に高かったな...。
「ミタマ様これからどうします?」
「そうだぞミタマ、これからどうするんだ?」
お金も、もうなくなる仕方ないギルドでクエストを受けていくか。安全なクエストだといいな...
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「高ランククエストしか残ってない!!」
「はい、簡単なクエストは他のパーティーが全て受けてしまい残ったのは難しいクエストばかりで...」
仕方ない、俺達が来るのが遅かったんだ。でもどうしよう、お金尽きてしまったし...受けるしかないか?
だが...まだリリスは魔法使いになったばかり俺とエノメも上級者ではない流石に難しいし危険か?やっぱりここは安全も考慮して。
「やります!」
「「おい!」」
リリスも一緒につっこむ。
「何ですか?」
「なんですか?じゃないだろ!普通に私、さっき魔法使いになったばかりなんだけど!」
「だからどうしたんですか?何か問題ありますか?」
「大ありだよ!」
リリスお前の気持ちはよく分かる、一年以上エノメと一緒にいる俺ですら未だにこいつがなにいってるのか分からない。敬語が使えるようになったり少しはまともになったかな?と思ったがすぐ俺以外の冒険者に喧嘩を売って怒ってるそんな奴がまともな訳なかった。
「だってリリスは最強なんでしょ」
「それはそうだがな!」
リリスこいつはこいつで何というか...傲慢...強いのはドラゴン討伐の時に理解しているだが、ドラゴンに攻撃したときと雰囲気が違いすぎてあれは本当にリリスだったのか不安になってきている。だってその時以外一度も魔法を使っている所を見たことがないし、一つも魔法を覚えていないのだ。
「では行きましょう!」
「それとこれとは違うような...」
「行きましょう!」
「エノメ行かないぞ」
「行きましょう!」
「行かない」
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山道を歩く。結局来てしまった...どうしていつもこうなるんだ...。
「ミタマ様!もうすぐで沼の主の所に着きますよ!」
「エノメ待って~」
リリスは戦う前からへとへとそうだな、本当に体力がないなずっとあの街に引きこもっていたんだろう。
そうだ!戦う前にしっかりとリリスのステータスを見とかないとな、何かと味方が持っているスキルを知っておくと便利だからな。コンジットに手を触れる。
名前:リリス・ルシファルト
年齢:41歳
レベル:1
職業:魔法使い
種族:吸血鬼
固有スキル:なし
所持スキル:なし
攻撃力:3
防御:2
スピード:16
魔力:△♯?○
装備
赤い服
成長の杖
「....」
なんだ?これ魔力の数値の部分がバグってるし...41歳!?前世を合わせたら俺と同い年じゃないか!
「なあリリスお前、41歳なの?」
「ああ、そうだぞ」
ロリババアじゃねえか!確かに30年も生きてるから分かっていたけれど...。
「なんか今心の中で悪口言われた気がするんだけど!」
「言ってないよ」
まあ年齢は仕方ないよな...うん。あとは...レベル1なのか全然戦闘したことがないのか?だから魔法を覚えてないのかな?えっとその下は...種族、吸血鬼.....
「!?」
「リリス!お前吸血鬼なのか!!」
「なんだ、気づいてなかったのか?」
「え?」
「エノメは気付いていたよな」
「ミタマ様気付いていなかったのですか?」
「え?エノメは知ってたの?」
「私と言うか街の皆気付いていたと思うけど」
「....」
みんな気付いていたの?え?俺だけ気付いていなかったの...
(はい、そうです)
ユナお前は気づいていたのか?
(勿論です)
教えろよ!
(言わなくても分かるかなと思ったんですが...)
え?なに俺が異常なの?普通は気付くものなの?
「そうだな!皆最初はこっちを見て震えて後ずさっていたな」
「私は最初から気付いてずっと警戒してたじゃないですか。ミタマ様」
確かに初めて街の中央に行くときにエノメがとても険しい顔を何度もしていたが、そう言う事か...
「吸血鬼は人に友好的な魔物か見分けにくいのでずっと警戒していたんですよ」
「でも、エノメお前私に攻撃を仕掛けてきたじゃないか」
「あれはそちらがあれだけの魔力を見せつけるから」
「魔力?私が?いつ?」
「え?あれは無意識出だしていたのか?」
俺だけだったのかあの時の事に気づいていなかったのは...俺もまだまだこの世界に慣れていかないとな。
「もう、そろそろ沼に尽きますよ」
「やっとか!」
「よし、2人ともこのパーティー始めての討伐だ頑張るぞ」




