青龍討伐編 その1
青龍討伐編です。戦いが今までより長いです。少なくても3まで続くと思います。
(強力な魔力反応が接近して来ます!!)
エノメや冒険者達が立つ。
「来たか!!」
東の空を見る。
「グオオオオオ!!!!」
雲の中から大きい体が姿を現す!!!
「先に行く」
俺が他の人より前に行く。
手を広げ、ブルードラゴンに向ける。
手に黒い雷が纏い始める。
「サンダーボルト!!!」
すると手から黒い稲妻が出てくる。
ブルードラゴンに向かって行く。
「す、凄い。まだあんなに若いのに」
魔法使いの一人が呟く。
「グアアアアアア!!!」
ブルードラゴンが体を右に向け攻撃を避ける。
俺はそれを追う。
すると、体を回転させながら左右、上下に俊敏な動きで避けていく。
「やっぱり、空中に魔法を当てるのは難しいか」
ドラゴンが俺らの上空に止まった。
「グオオオオオオオオ!!!」
向こうも戦う気だな。
ドラゴンが息を吸うように腹に空気が溜まっていく。
「ブレスだ!水魔法用意!」
五人の魔法使いが杖を構える。
「地の魔力に感謝し我らに力を与えたまえ」
「ウォータージェット!」
水の固まりが飛んでいく。
火には水をだ!
ボン!ブレスと水がぶつかり合う。
「どうなった?」
「!?」
水が凍っている。
火じゃないこれは氷魔法?
どういう事だユナ。
(分かりません。普通は青色の火を放ってくるドラゴンの筈なんですが)
ユナでもわからないって事は普通の事じゃないんだろう。仕方ない。
「ブレスを避ける為には火の魔法を使って下さい!」
「分かったぜ!」
「分かりました」
誤算だがそこまで影響は受けないだろう。
取りあえずあのドラゴンを落とさなければ意味が無い。
「僕も魔法スキルを撃ちます。他の5人も全員バラバラで魔法を撃ちましょう!」
攻撃が避けられるなら避けられないように攻撃を分散する。
「翼を狙って同時に撃ちますよ!」
翼は他の所に比べて脆い筈だ。だから分散して撃っても穴は開けられる、穴が開けば飛べずに落ちてくるはずだ。そこを剣士、エノメ、リリスで仕留める。後から魔法組で向かい一気にたたみかける。
「地の魔力に感謝し我に力を与えたまえ」
「せーの!!!」
「サンダーボルト!」
「ウォータージェット」
「ファイアーボール」
「リーフカッター」
「ライトニング」
「フリーズ」
一気に魔法が飛んでいく。
一発でも翼に当てられればいい!
ドラゴンが高速で動き始める。
「速い!」
想像以上のスピードだ。さっきより近いから行けると思っていたがさっきより速い。
俺の技はビームのように出続けるタイプの魔法だが、俺以外の魔法使いは単発タイプで一度撃ったら方向を変えられない。
避けられる!!
「グオオオオオオ!!」
完全に全て避けられる。
多分もう一度やっても当てられない。
「何か策は無いのか?」
クソ!想像以上だ。
(おかしい。ブルードラゴンは速いけれど魔法が六個飛んできて、あの至近距離から避けれるほどの速さが出せるのはおかしいです)
情報と全て違う本当にブルードラゴンなのか?
(はい、ブルードラゴンで間違えありません。ですが、ドラゴンの中にドラゴンと別の異様な魔力を感じます)
それが何かしらの影響を与えてるってことか。
(多分ですが)
中からそれを取り出すのは無理だから。このまま倒すしかないか。
だが、今のままでの作戦が一個も通じていない。勝てるのか?
最悪、街の人達は避難しているはずだから街は壊れるが逃げるという選択を......。
リリスの方を見る。
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「もし勝てないと判断したら逃げるという選択をするかもしれない命あっての討伐だからな」
もう、あの悪魔に殺されかけた時のようにはなりたくない。
誰も死んで欲しくない。
「俺達もそれで賛成だ」
「私はミタマ様に従います」
「..........」
リリスがさっきまでとは違い賛成せずに黙っている。
「どうしたんだ?リリス」
「絶対にダメ!!」
急にさっきとは違い、心を乱している。
「街を見捨てて逃げるなんて絶対にダメ!」
「街の人は避難しているんだぞ。建物は後から建て直せばいい。命あってこそだぞ!」
「............」
リリスがまた静かになる。
「あそこには歴史がある」
「あそこには思い出がある」
「あそこには大切なものがある」
「街の人、一人一人に思い出があり、一つ一つが大切なもの!それを壊されたくない!私に優しくしてくれた人達の悲しい顔なんて見たくない!」
「私は最後まで戦う。たとえ死んだとしても、私は大切な物を守る!!」
強い意志で言われ俺は言い返せない。
真剣な目で見てくる。
「俺はお前にも死んで欲しく」
リリスの目から少し涙が出る。
「私の力じゃ勝てない.....だから手伝って欲しい最後まで...」
リリスが他の人には聞こえない声で呟く。
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リリスを見ている。
「ミタマ様!攻撃が来ています」
ハッ!あれはブレスかよそ見をしていた避けれない。
ゴゴゴ!っとブレスが迫って来る。
「ミタマ君!」
「ミタマさん!」
他の冒険者が叫ぶ。
「ミタマ!!!」
リリスが手を伸ばし叫ぶ!
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御霊ユナ(読み方:みたまゆな)の名前です。僕のイメージのエノメがアイコンです。
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