チームB
森の中を歩いて行く。
結局、無理やりBチームに入れられた。
「殺意を送るのやめてもらっていいかな?」
エノメがまだこの少女を睨んでいる。
「何のことかな?」
「後ろにいても殺意が凄いせいで圧を感じるんだよ」
確かになんかオーラのようなものがエノメから出ているような気がする。
Bチームは俺、エノメ、少女、魔法使い5人、剣士が3人で構成された。
「この先を行けばドラゴンがいるんだよな」
「ああ、そうだとギルドの人が言っていたね」
もうそろそろ平原だそこで迎えうつらしい。
「エノメ大丈夫か?」
「任せてください」
森を歩く。
「そういえば君達の名前はなんだ?」
自己紹介か、まあ連携を取るために必要か。
「俺はミタマ・ランス、こいつはエノメ・ドールだ」
「よろしくね」
「よろしく」
「...よろしく」
エノメも協力してドラゴンを倒す気ではあるらしい。
「私も言わないとな、私の名前はリリス・ルシファルトだ!よろしく」
「リリスと呼んで良いか?」
「いきなり名前呼びなんて、積極的なんだな」
「ちげえよ、ルシファルトだと言いずらいだろ」
「まあ、いいさ好きに呼びたまえ」
こいつ初めて喋ったときから思ったが偉そうだな。
「ミタマ様、そろそろ見えてきましたよ!」
緑の平原が見えてきた。
いよいよ、対面だな。
「ここで待てばいいな」
まだドラゴンは来なさそうだな。
作戦でも考えておくか。
「ドラゴンを倒す作戦会議をしませんか?」
「そうだな」
「そうですね」
他の冒険者達が賛成してくれる。
「僕が仕切って良いですか?」
「私は良いぞ」
「俺もだ!」
「ミタマ君しっかりしてそうだからいいわよ」
全員からの同意を得る。
「じゃあ、まずこのドラゴン討伐のまとめ役を決めていきたいと思います」
Bチーム全員がリリスの方を見る。
「わ、私はそういうの得意じゃないというか」
「俺も」
「私も」
「ミタマ様、勿論私もです」
このチーム俺以外、パーティーリーダーをやった事ある人が居なさそうだな。
仕方ない。俺がするか、一番大事な役をやることになるとはな。
「じゃあ僕がやりますね」
「賛成だ」
「私達も」
決まりだ。
「それじゃあブルードラゴンを討伐するに当たって案がある人はいますか?」
「........」
もうこいつらに聞くのは辞めよう。
ユナ何か策はないか?
(考えます)
(..........)
ユナは本当に優秀だな。
エノメや他の冒険者を見る。
「.........」
(考えました)
なんだ?
(ブルードラゴンは他のドラゴンと違い力が無く少し小柄な分空を身軽に飛び回ります。空にいるブルードラゴンを倒すのは不可能なのでドラゴンを地上に落としてから倒すのを提案します)
なるほど。この情報がなかったら倒す方法がわからなかったな。
ありがとうユナ。
(いえ、全然です。お役に立てて良かったです)
しかも謙虚!もうユナだけでいいかもな。
まあ倒し方が分かれば後は実行するだけだ。
「案は決まった」
「本当ですか?」
「ああ、その作戦をするに当たってギルドからの物質の供給で何を貰った?」
「えっと、それなら」
バックの中からどんどん出していく。
魔力の回復薬、100回復の薬を10本。回復ポーションが3本。風、火の魔法石が一個ずつか。
なんで風と火なんだ?
(風は多分、ドラゴンのブレスを避ける用でしょう)
風でブレスを飛ばすってことかでも他の事にも使えそうだな。
「これからドラゴンがくる前に準備をする!手伝ってくれ!」
次回 青龍討伐編




