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転生そして神になる  作者: 御霊ユナ
一章 東諸国編
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お祝い

「それでは、乾杯!!」


村長がグラスを上げて言う。


「「「かんぱーい!!」」」


みんなが一気に、手に持った飲み物を飲む。

騒がしくなり始める。

今日はエノメが完全完治したので言っていた通り村のみんなでお祝いをしている。


「本当にミタマ様、エノメ様ありがとうございます」


村長が感謝を伝える。


「ミタマ様に任せればなんとかなるのだ、わっはっはー!」


エノメがドヤっている。

そんなに株を上げるなあれは勝てたとは言わないだろ....。


「ミタマ様これからどうするおつもりで?」

「元々都市ルーカルに向かうつもりだったんです。だからこの村を出てまた向かいます」

「お兄ちゃん行っちゃうの?」


悲しそうにメタが言う。


「そうだねもうそろそろ村を出てしまうね」

「嫌だ」


そうだよな。俺もこの村が好きだから行きたくないよ。


「こら、メタわがままを言ってはいけないぞ」

「だってお別れしたくないんだもん」

「それは.....そうだが。それは村のみんなが思ってることなんだよ」


村長の声が暗くなる。


「そうだ、お兄ちゃんこの村に住んだら?それがいいよ!」

「ごめんね、俺だって悲しいけど、行かなきゃ行けないんだ」

「どうして?」


俺はエノメを見る。アマテラスとの会話や、悪魔の事を思い出す。


「約束とやるべき事があるんだ」

「約束?」

「ああ、約束だ。約束は守らなければならない物だよ」


俺にはまだやるべき事がたくさん残っているんだ。


「じゃあ、私も連れてってよ」

「え?でもまだメタは4歳だろ」

「年齢の事をミタマ様が言うんですね」


確かにな...一様俺は6歳だしな、6歳のわりに大人び過ぎてるか、まあ前世と合わせたら四十越えるしな。

メタは4歳なのに大人びてるな。


「連れていってよ。いいでしょお兄ちゃん」

「ミタマ様が困っているだろメタ」


うーん、困ったな。


「私、家事やれるしお手伝い出来ますよ」


エノメも言っていたがあいつ全然出来なかったよな。ほとんど俺が世話してるしな。

それに比べて確かにメタは家事は出来るだろうな。


「無理なものは無理だよ」

「なんで?私役に立つたずだよ?」


本当に困ったな。たぶんこれいいよと言うまでずっと連れてっていう奴だな。

こういうときは。


「じゃあこうしない?今度会うときに連れて行くっていうのは?」

「また、会えるの?」

「ああ、約束だ。また会うときまでに強くなっておけよ」

「約束?絶対?」

「ああ、俺は約束は破らない男だからな」


メタの顔が少し明るくなる。


「うん、絶対大きくなって、強くなる!」

「よし約束だぞ」


俺はメタと約束をした。


「またこの村に来てくださるんですか?」


村長が俺に聞く。


「はい、またエノメと一緒に行きますね」

「いつでもお待ちしております」


よし、決まりだ。


「エノメ明日この村をたつぞ!」

「ふぐ、もぐ、ふんふん」


口いっぱいに食べ物を詰めている。


「食ってからしゃべろよ!」


ごっくんと食べ物を飲み込む。


「えぇーもう出ちゃうの?」

「仕方ないだろ、俺達にはやることがあるだろ」


キョトンとしている。


「嘘だろ。お前この旅が何かわかってないのか?」


エノメが笑顔で。


「うん!」

「うん!じゃねえよ。お前の呪いを解いたり、俺の神様を広める為に出たんだろ」

「そうなの?私はミタマ様と一緒ならそれでいいだけどな」


まあ、エノメは戦えれば何でもいい脳筋だからな。


「よし、今日はとことん楽しもう」

「おー!!」


エノメが樽ジョッキを掴む。

樽ジョッキ.....色が黄色....。


「おい!エノメそれお酒じゃないか!」


ごくごくと一気にお酒を飲む。

お酒飲んじゃったよ....。


「大丈夫だよ、ミタマ様ひっく!」


酔ってるじゃないか。


「エノメお酒は飲んじゃ駄目じゃないか」

「わざとじゃないもん」


エノメがすねる。


「わざとじゃないもん!わざとじゃないんだもん!!」


大きく怒鳴ると同時に周りにあったテーブルが吹き飛ぶ。


「分かった、分かった。怒ってごめんな。」

「本当?」

「本当だよ」


ああ、食べ物が勿体ないな。

エノメが明るくなる。


「ありがとうミタマ様!」


俺にエノメが抱きついてくる。

ゴキッ!ゴキッ!体から音が鳴る。


「ちょっとエノメさん?鳴っちゃいけない音が聞こえるんですけど?」

「ミタマ様しゅきー」


より力が強くなる。


「ちょっと待て強い強い!」

「ごめんなさい」


エノメが俺を離す。

痛すぎる。こいつに今度から絶対に酒は飲ませないぞ。


「ミタマ様大丈夫でしたか?」


村長が心配してくれる。


「ああ、多分....」

「ちっ!折れてればもっとこの村に居てくれるのに」

「メタさん?4歳の発想じゃないですよね?」


村の人達がわっはっは!と笑う。

なんやかんやあってお祝いはなんとか終わったのである。

エノメもあれからいっぱい食べて寝たのある。エノメをベッドに置く。


「色々あって大変だったよな。ゆっくりお眠り」


エノメの頭を撫でる。

するとエノメの口が笑ったように見えた。

次回から村を出て新たな所に行きます。次の物語に入ります。


アマテラス「ネクスト神様ヒント、次の場所では新たな仲間が増えるかも......」

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