憤怒
ドーン!
「........え?」
黒い手がエノメを潰す。
「エノメ!!オイ!この手を退けろ、神剣!」
手に斬りつける。
「クソ!なんで斬れないんだよ!アイアンネイルの盾!」
神剣と一緒に斬りつける。
「クソ!クソ!クソが!!早くその手を退けろ」
ドン!
エノメを潰していた手が動いてこちらに攻撃を当ててくる。
「うっ!」
数メートル吹っ飛ばされた。
エノメは無事なのか?潰されていた所を見る。
エノメがボロボロで倒れている。
ドン!ドン!
化け物がエノメに近づいて行く。
「やめろ!!こっちが先だ」
化け物はエノメに向かっていく。
これ以上止めてくれ。止めてくれよ!!
「おい、アマテラスまた俺に力を貸してくれ!このままだとエノメが死んじまう」
何も起こらない。
なんでだよ!こういう時に助けてくれないだから神様は嫌いなんだ。
エノメが何をしたって言うんだ。俺と関わったからなのか?
ドン!ドン!
エノメの前に化け物がついた。
「うぉー!!!!」
「やめろ!やめてくれ」
化け物が足を上げる。
「サンダーボルト!」
まるで効いていない。
「サンダーボルト!サンダーボルト!サンダーボルト!」
余っている魔力を全て使って攻撃をする。
「止まってくれ!」
盾を投げるが効いていない。
ドーン!
エノメが足で踏まれる。
「...........うっ」
涙が出てくる。
エノメと過ごした一年を思い出す。
許さない
許さない
許さない
許さない
許さない!!
ドクン!
怒りがこみ上げてくる。
「許さな....い」
ミタマの意識がなくなる。
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ドン!ドン!
化け物が気を失ったミタマに近づいて行く。
化け物が足を上げる。
「ぐぅあー!!!!」
ドーン!
ミタマが潰される。
「うぉー!!!!」
「...................」
バーン!っと化け物の足が吹き飛ぶ。
化け物が体を崩して倒れる。
「許さない!!」
ミタマの周りに黒いオーラと炎が渦巻いている。
「ぐぉー!!!!」
「うるさいぞ」
ミタマが手を伸ばし化け物を触る。
「劫火!!」
すると、化け物が燃え上がる。
「ぐぅあー!!!」
「うるさいと言っているだろう!!」
火が強くなり、化け物が消し炭となる。
「...........」
「やっと静かになったか」
ミタマが手から炎を出して森に火を付ける。
村の方を見る。
「すべて燃やしてしまおうか」
ミタマが怒っている。
「すべてが憎い、神が憎い、この世界が憎い」
ミタマが歩き始める。
歩いたところがマグマのように溶けている。
ミタマが手を村の方に向ける。
手から太陽のような火の固まりが出てくる。
「劫...」
腕をエノメが掴む。
「ミタマ様ダメ!!」
「邪魔だ!」
腕を振ってエノメを振りほどく。
手を再度村の方に向ける。
「劫火!!」
ドン!
エノメがミタマを押し倒し腹に抱きつく。
火の玉が空に飛んでいく。
「邪魔だ!邪魔だ!」
「ミタマ様ダメ!」
「全てを焼き払う」
エノメの肌がやけどしてきている。
ミタマがエノメに手を当てる。
「劫.......」
言葉が止まる。
「邪魔だ!離れろ」
「ミタマ様を返して」
ミタマの動きが少し止まる。
「ミタマ様は私に注意をして頭を叩くことがあっても、手でふりほどいたり邪魔なんて言わない」
ミタマの動きが止まる。
「それに絶対に人を傷つけない、困っている人がいたら助けてしまうお人好しの優しい人、そんな優しい私の大好きなミタマ様を返して!!」
エノメの頭をミタマが撫でる。
エノメが顔を上げる。
「ありがとう、エノメ」
「ミタマ様なの?」
「そうだな、俺は約束は守る男だから、エノメとの約束を終わらせない限り、俺はお前の前から消えないよ」
エノメがミタマの胸の中で泣く。
「ミタマ様がどっかに行ってしまうんじゃないかって、ごわかっだ」
滑舌が回っていない。
ミタマもエノメを抱きしめて頭を撫でている。
エノメの泣き声が森に響いている。
投稿遅くてすみません。あることにハマっていました。




