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君と歩く、遠足③

「許さない‥‥!!」「パン!!!」

と、優子が祐樹くんに強烈なビンタをしたのだ。


「な、な、なにすんだよ!」

と、祐樹くんが怒るが、


「あなたが、れいじくんを、つきとばすからでしょ。」

と、とうとう、祐樹くんの名前も呼ばず、あっさりと答える。


「おれが、そんなことするわけ、ないだろ!!」

と、祐樹くんが叫ぶ。


‥‥いや、突き飛ばしたのはホントじゃん。

でも、ここまでくると、ちょっと可哀想に、なってきた‥‥。


(どうしよ、放置するか?)


俺がこんなことを考えている間も、2人は口論を続けていた。


そして、

「私はあなたのことが嫌い!話しかけないで!!」

と、優子がとどめをさす。


この言葉が祐樹くんに突き刺さり、


「‥‥う、‥‥うぅ‥う、

うわぁーーん!!!」


と、今まで、気丈に反論(?)していたが、

とうとう、堰を切ったかのように泣き出してしまった。


(本当にどうしよう?)


俺がそんなことを考える必要もなく、騒ぎを聞いた由美子先生が駆けつけた。


「ど、どうしたのー!あらあら、泣いちゃって。」

と、かなり心配していたが、



「とりあえず、話は後で聞くとして、‥‥離すしかないかなぁ。‥‥‥めんどくさいなぁ。」

と、由美子先生の心の声が漏れていた。


(‥‥うん、本当にご迷惑おかけします。)


まぁ、大人はそんな感じだよな。

俺が社会人の時もそういうことばっかり言う上司がいた。


そうこうしていると、由美子先生が新人の先生に指示を出し始めた。

「じゃあ、大輝先生、優子ちゃんと玲司くんを後ろの方にお願いします。」


「はい、了解しました!」

そう言う大輝先生は名前の通り、184cm越えの大きくて、いつも大きな声で喋る太陽のように輝いている新人で24歳の先生だ。


「それより、‥‥由美子さん、‥あの時の返事は出来れば、今夜‥‥くれると‥。」

と、大輝先生がいつになく小さな声でそんなことを伝える。


「!!———そ、それは、‥‥分かったわ今夜——」


「せんせい?」

流石に居た堪れなくなった俺は、それを止める。


「だ、大丈夫よ!さぁ、大輝先生連れてってくださいね!」


「由美子さんを‥‥?」


「も、もう、それはいいから!!」


(本当に居た堪れない‥‥。)


今回はそういう関係の由美子先生と大輝先生でした!

2人の関係を書くのも面白そうですね!

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