死ぬわあいつw
下書きデータを誤って消してしまい意気消沈したためこれだけ間が開きました。
申し訳ないです。
なんともまぁ、軽く仕事先が決まってしまった。こんなもんなのだろうか?
うーむ?まぁ別に仕事ができるなら良いのだがな。
『へっ。雇用形態も聞かずに即決か?豪胆なこったい。過労死するんじゃねぇか?みんな見てるか?死んだわこいつw』
なんだこいつ。気持ち悪いなぁ。というか、そんなにキッチリ決まってるわけないだろ?士官職じゃないんだし。
『あー……そういうことね。単純に文化レベルか』
何に納得したのかは知らないが、取り敢えず邪魔だけはしないでいただきたい。
さぁ、気を取り直して本題に入ろう。
「いつから来れば良いですか?明日とかですか?」
「え?あぁ、もう今からでいいよ。ほら、こっちおいで?いろいろ教えてあげるよ」
……やっぱり軽い。ここまでの余裕なんて俺には身につかないな。一体どんな人生を送ってきたんだか。
まぁそれはそれとして、俺は言われるがままに店の奥に向かった。
「あぁ、そうだ。私はシェルって言うんだ。見ての通りエルフだね。よろしくねお嬢ちゃん」
いや、フードとか被ってるんだから顔もよく見えないしエルフかどうかとかわかんねぇよ。しかもお嬢ちゃんって…やめて欲しいなぁ。
「いや、お嬢ちゃんはちょっと……コホン、俺の名前は……ライムです。よろしくお願いします。シェルさん」
「はい。よろしくね。じゃ、説明するよ」
〜〜〜四半刻後〜〜〜
仕事内容をあらかた聞きおえて、かなり簡単だな。と拍子抜けしていて、ふと気になったので聞いてみる。
「あの……ちょっと良いですか?俺に時間かけてて良いんですか?ほら、お客さんとか……」
「ん?あぁ、気にしない気にしない。どうせほとんど来ないから、客なんていざって時しか来ないよ。というか来ない方がいいのさ。薬屋の扱いなんてそれくらいがいい。」
その言葉に俺は黙ってしまった。何か、後悔のようなものを感じたのだ。過去に何かあったのだろうか……。気になるが、それを聞くのは流石に野暮だろう。
『お前のそのよくわからん尊敬は一体どこからくるんだ?』
いいから黙っててほしい。
「あぁそうだ。いろいろ教えはしたけど、基本的には店番だけ任せるからね。よろしく」
俺がするのは店番だけか、じゃあさっきまで教えてもらった簡単な調合はなんのために……。
『そんなこんなでライムちゃんの下働き生活が始まったのでした。チャンチャン』
ウルセェ