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流刃争記  作者: スマイロハ
開幕編
1/26

プロローグ

本編開始以前の出来事です。

初投稿なので、間違いがあれば直ぐに修正します。すみません。

大雨の夕方。まだポツポツと人通りのある中、少女は歩いていた。

何かから必死で逃げている。そう感じさせる姿だった。

日は雨雲の影に隠れ、大粒の雨と、それを避けるための傘は、人々の視界を奪った。

こんな大雨の中、犯罪者でもなければ、傘を買うか雨宿りをするだろう。

傘も差さず、靴も履かず、ボロボロの服を濡らしながら進むのは、彼女くらいのものだ。

流石に限界が来たのか、その少女は通りを歩くよりも雨風を凌げる路地に座り込んだ。

意識が朦朧とする。熱もある様だ。

このままではいけないと分かっていつつも、少し休むだけであったのが、

どのくらいの時間休めたのかさえ分からず。

長い時が流れていく。

次第に何も考えられなくなって行き、気がつく事も無く少女は、

静かに目を閉じていった。

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