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寝る前の思考実験  作者: NEN
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私の夢

 私は今人生の岐路に立っています。


 私は高校2年生で、進路を悩んでいます。

 もう直ぐ3年生、大学か就職か決めなくてはいけません。

 私の夢が『高校教師』とかだったら悩む必要は有りません。

 大学一択です。

 しかし私の夢は『自衛官』です。

 何を悩んで居るかは一旦おいておくとして、自衛官に憧れた切っ掛けから話ましょう。

 私が小学校3年生の時、東日本大震災です。

 私は当時関東に住んでました。

 なので地震や津波の被害は殆ど無く、不謹慎ながらも平和でした。

 だからこそ、テレビで見た津波の映像や瓦礫の山は衝撃でした。

 本当にあそこは日本なのかと、3月は暦の上では春ですが、まだまだ寒く家が流された人々がどうやって夜を越すのか当時の私には全く想像が出来ませんでした。

 しかし実際は震災直後から、救助や支援物資などがありました。

 其れらは全国からのボランティアや募金による物でしたが、震災地復興に於いて最も活躍したのは(私的に)自衛隊でした。

 その姿は、漫画の中で世界を救うヒーロー何かよりもずっとずっとカッコ良く見えました。

 誰もが漫画やアニメのヒーローの様にカッコ良く生きたいと願った事でしょう。

 しかし、その願いの大半は叶わないのです。

 だから私はとても幸せ者でした。

 私の憧れのヒーローは、とても簡単になれるのですから。


 自衛官を志望する人なら良くある動機かも知れませんね。

 ですが此れが私の動機です。

 誰になんと言われようとも、あの時、9年前に感じた憧れたは、覆す事は出来ないのです。


 さて本題に戻りましょう。

 此処まで『自衛官』を語って於いて今更何を悩むんだって感じでしょうけど、現実はそう簡単では無かった。

 私の親は「自衛官は危ないから入るな」と言います。

 まぁ、其処は無視したんでいいですけどね。

 問題はその次で、「入るなら防衛大学に行きなさい。士官に成れば前線には出ないから、安全だよ。」だそうです。

 私としては、どっちでも良いと言うのが本音でした。

 と言うのも、自衛官に成るのに学歴はあんまり関係無いからです。

 中卒でもなれます。

 当然大卒でなれない筈もなく、防衛大学は其れこそエリートコースと言うやつです。

 つまり私の悩みとは、『自衛官になるかならないか』では無く、『高卒でなるか、大卒でなるか』です。

 なる事は決定事項です。

 実際国家公務員ですし、憧れ抜いて、給料なんかの面でも有りです。

 其処らの企業よりも安心感有りますしね。

自衛隊が無くなる時は日本が無くなる時か、名前が変わる時だけです。

脱線しましたね。

戻しましょう。

それで、防衛大学ですが、はっきり言って、滅茶苦茶頭良いです。

受かるには死ぬ気で勉強が必要な訳です。

なので一旦此処は防衛大学では無く、4年制大学や短期大学のパターンも含めて考えてみましょう。


先ずは大学へ行った場合のメリットに付いて。

実は私第2志望は、物理学専攻なんですよね。

正確には素粒子だとか、更にその先(超弦辺り)を研究したいと思って居ます。

逆に言えば他には絶対行きません。

行くとしたら物理学科。

経済だの文学だのを学ぶくらいなら、自衛官になります。

此処で問題が一つ、つまりデメリット(?)。

理系って頭良いよね。

入る為には受験勉強は必須。

身も蓋も無く言って仕舞えば、面倒臭い。

どうせ自衛官になるなら頑張らなくて良くね?と、自分の中の悪魔が囁いています。


逆に大学行かなかった場合のメリットは、来年遊べる事くらいかな。

デメリットは、やっぱり物理好きだし、其処を完全に諦めるのはちょっと悲しいかな。

一時期は学者に憧れたりもした。

成りかた分からんくて、諦めたけど。

学者には成れなくても、研究はしたいなぁ。


こうして書いてみたら、なんで悩んでたか分からないや。

どう考えても大学一択だったわ。

大学行って、物理を名一杯研究して、そんで憧れの自衛官!

完璧かよ。


なんか書いてる間に解決したみたいです。

読んでる人居るか分からんけど、有難う御座いました。

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