表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死ぬ度に異世界転生  作者: 青玉
2/2

未定

あれから半年がたった。

なんということだ自分は。自分は...

女の子になっていた。

いや、言い直そう、女の子ということがわかった。


 男じゃなくなって、あったものがないとなんだか寂しい気分になる。

にしても、メイドがよく話しかけてくれる。まぁ返事をすることは出来ないが...

それで感じるのは、

何故言葉がわかるんだ?

ここってどう見ても異世界だよな?

ということである。

何を話されてもわかる。

 そういえばこの世界の自分の父親と母親の顔を見たことがない。

何故生まれてからかなりの月日がたったはずのに、両親は顔を見せてくれないのだろうか。

この事は大きくなったらメイドちゃんが話してくれるだろうか。



 目が覚める。

(この天井も見慣れてしまったなー。)

そこまで考えて、体の異変に気づく。

なんだ、このだるさは。体が重い。

「あー!あぅー!」

助けを求める。

だるいだけではなく寒気まで感じる。

「はーい、今行くよー待ってね、ルービちゃん」

メイドちゃんが歩いて近づく。

そして、顔を覗きこんで、

「な、」

言葉を失った。そして、放った言葉は、

「ルービちゃん!!」

驚愕に満ちた声で名前を呼ばれた。

メイドちゃんの瞳に映った自分の顔を見てみる。

とても青かった。


 今、メイドちゃんが魔法で何の病気か調べているらしい。あくまで予想だが。

まぁ、結果はすぐにわかるだろう。

「え?」

どうやら結果が出たらしい。

その結果は...

「風邪?」

そう、呟いた。

(...風邪?いやいや、明らかにそれよりも重い病気だろ?)

メイドちゃんもその意見にたどり着いたのかもう一度魔法を使って調べ始めた。

いくらやっても変わらないらしい。

「嘘でしょ。なんで、なんで風邪ってだけでこんなに青くなるの?」

何でだろうね?と答える代わりに、

「あぅー?」

と答える。

(そういえばこの体って生まれてそんなにたってないじゃん。)

ということは、まだ抗体が弱い。

(あれ、これって凄く不味いのでは...)

抗体が弱いということは風邪に対応できない、風邪を治しにくいということだ。

そういうことまで、頭が回らなかったのか、それとも、そこまで科学が発展してないため考えられなかったのか。

メイドちゃんが焦ったようすで家を飛び出した。

どうやら、魔法でどうこう、という話では無いらしい。

命はメイドちゃんにかかってるらしい。

(頼んだよメイドちゃん)

そこで意識が途切れる。

思ったより速く投稿できました。

誤字、脱字、おかしな点を見つけたら教えてください。

読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ