戦いの始まり
前年順位
・ニリーグ
愛媛ライノズ
岡山ゴリラズ
山口エレファンツ
滋賀ヒッポス
長崎コンドルズ
熊本ジラフズ
奈良ハイエナズ
・ヒリーグ
岩手スコーピオンズ
静岡キラーホエールズ
茨城スパイダーズ
栃木スネークス
青森シャークス
長野ホーネッツ
群馬ウルブズ
西暦3000年4月1日。
それはレギュラーシーズン開幕の日!
レギュラーシーズンは4月から9月までの6か月の間に行われる。
一月に24試合、つまり年間144試合を戦うことになる。
なお、いわゆる交流戦やオールスターゲームは行われない。
レギュラーシーズンには含まれないが、練習試合もオープン戦もしない。
各リーグの優勝チームはジャパンシリーズへの切符を手にする。
ジャパンシリーズは10月から始まり合計7試合行われ、先に4勝したチームが日本一の称号を得る。
開幕戦の相手は熊本ジラフズ。
開催球場は我らが本拠地、三重ドームだ。
「よし、やるぞ。」
僕たちは意気揚々と試合に臨んだ。
観客がまばらだが、そんなことは関係ない。
全14チームの本拠地はすべてドーム球場であり、雨天中止の心配はない。
地方球場で試合は開催されない。
両リーグともに指名打者制を導入している。
1軍登録人数は最大28人であり、そのうちの25人はベンチ入りとなる。




