表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/8

ぷるぴゃあの名前

 夢の世界、ラプラスの異世界につく。見慣れた小屋の中で、(はる)は「ぷるぴゅあ」と泣いている小さい翼を開いて上下にたなびかせながら喜びを表している白い子虎の名前に悩んでいる

そろそろ名前を決めてあげないと、呼び辛いし、なによりなき声が名前のは、ちょっと気が引けるからだ

う~んと思い悩みながらいると、ぶどうを持ってきたラプラスが、

「確かに、やっぱり春は優しいな~。僕が言う前に気づくなんて、さすが僕って見る目ある」と隣で自画自賛をしている

どうやら、「ぷるぴゃあ!!」と大きな声が鼓膜に響き渡る

どうやら、ぷるぴゃあのごはんらしい

もぞもぞと体をひねり、抜け出そうとしている

ペロと申し訳ない程度に顔を舐めてくる

机に置いてあげると、ぷりゅぴゃあは凄い勢いでお皿に突っ込んでいくと頭から食べる勢いだ

それを見ながら思いついたのは、天のような声で人を癒すいや神さえも、癒しているようだ

ニコニコしながら見守っている。

その声は、天の音みたいにそうかぁ天音(あまね)がいい

これにしょう夜を結ぶ天の川のような音色

天音にしよう

「それ、とってもいいね 読んであげて春」

「言われなくても呼ぶわよ」と褒められたことでツンとした返しをしてしまう

口の周りが紫に染まるぷるぴゃあを抱くと

「あなたは、あまねく音で天音よ」というと気に入ったのか頭突きをくらわしてくる

まるで、猫が頭突きをして愛情を表現するかのように

ぱたぱたと揺れる翼を見ながら笑いあう私たちと、

「ワン」となくミルクを飲みながら、私の名前はまだかと問う子犬。ちょっとまってね名前つけるの、大変だからと春はまた考え込むのだった

天音の頭を触り名がら降ろすと、子犬のほうに行って飲み終わった子犬に突撃をして遊びに誘っている

子犬は、天音の頭を手で押さえている

どうやら性格を表しているかのようだった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ