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33 呪いと姫の恋愛1

「ルイ?どうかしましたか。」


いつもは嫌なくらい元気なルイだが今日は浮かない表情を浮かべていた。


「リズ様、実は母上が亡くなりまして。」


ルイの母親つまりは私に呪いをかけた相手だ。


「別に母上は私が物心着く頃には牢屋にいたのであまり思い入れはないのですが……」


「そうですか?でも母親が無くなったんですから、気分が落ち込んでもしかたないと思いますよ。」


「もちろん……それもあるんですが、リズ様……母上が亡くなったということはもう、呪いを解く方法が無いかもしれないということですよ。」


確かにそうだ。呪いは基本かけた本人にしか解けないものだ。

しかし、本人は呪いが強すぎて解けないと言っていた。

だから別に気にすることでは無いのだが……


「でも本人が解けないって言ってたらしいじゃないですか?」


「母上はそう言っていましたが、亡くなる寸前に解く方法があるって言ってました。しかし、聞き出す前に亡くなってしまって……」


(そんなことが……)


「母上の身辺整理をするのでリズ様も着いて来て頂いてもいいですか?もしかしたら手がかりがあるかもです。」


あまり期待はしない方がいいだろうが、呪いを解く方法があれば……

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