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25 女隊長と少年の恋心4

それから私とマルクの訓練は続いた。


「ハァ!」


最近ではマルクも簡単にやられることはなくなり成長していた。


「隙あり!」


それも仮想のレムに一撃を浴びせらるほどだ。


「やった!」


「マルク気を抜いてはダメですよ。」


腕に少し傷を負った仮想のレムだったがそんなことは気にせず気を抜いたマルクを切りつけた。そしてマルクは倒れた。


「最近ではやられても気絶することも無くなりましたね。それに、かなり実力も上がったのではないですか?」


「えぇ。ですがまだ一度も勝ててません。」


「確かにこれで300敗目ですね。でもかなり強くなっているはずです。仮想のレムに勝てるのもあと一息ですよ。」


(とは言っても本物とは比べ物にもならないのですが……)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


それからも訓練は続き、ついにマルクは仮想のレムに勝つことが出来た。


「やりました!」


「おめでとうございます。さて次は第2段階ですね。」


「すみません。実は今日この後、第3部隊でモンスター狩りがありまして……」


「モンスター狩りですか……騎士団がそんな事するとは珍しいですね。」


「フリューゲルの森の生態系が変わったらしくかなりモンスターが凶暴になっているそうです。」


モンスター狩りは本来冒険者ギルドが行っている。しかし、ギルドが手に負えなくなるとこうして騎士団などに応援要請が来たりするのだ。


(モンスター狩りですか…そういえば私したことがなかったですね。)


「それなら私も行きます。レムを説得すれば連れてってくれるでしょう。」

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