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こまかい詩集2

詩 後ろへずっと歩き続ける

作者: 仲仁へび




 笑われてる

 誰かに

 きっと馬鹿にしている


 笑っている

 誰かが

 おそらく馬鹿にされている


 耳をふさいだ

 聞きたくないから

 心を閉じた


 後ろへ歩いていく

 よく見えないけど

 前に歩いていくよりはまし

 あの声の元へ行くよりは


 このまま下がっていけば

 何かにぶつかるかもしれない

 どこか怪我をするかもしれない

 それでもいい


 もし下がっていった先に

 崖があって 落ちてしまうとしても

 不幸になる道を歩いていくよりましなんだ


 言い聞かせた

 約束された不幸よりも

 不安定な生きる道

 誰かが馬鹿だと言っても


 この道しか生きられない

 生きられる道が見えない



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