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底辺ゲーマーは成り上がりたい  作者: 知りたがり屋
第1章 転生編
9/16

第9話 天敵です!

今回はスバル君が結構かっこよく書いてあります。

イケてんのかわかんないよね...

今まで読んでくれた人ありがとう!

これからもよろしく!

ところで、今んとこ出てきてる登場人物で誰が好き?

感想欄にコメント...よろしく!

◇◇

この頃は転生したときに比べてとても平和だ。


5日前、俺は怪しい黒ローブに襲われたのだがそれ以降あの魔力を感じることはなかった。


ギルドのお姉さんも復活し俺の日課も戻ってきた。


日課といってもまだこの世界で1週間ほどしか生活していないのだが...


ともかく、この頃あの時と比べると気味が悪いくらい平和すぎるのだ。


なんとなく気が抜けてきていた。ここ最近はセスさんの家に入り浸り酒を飲んでいた。


セスさんとはもう親友(酒友)になっており酒を飲みながら世間話をしている。


こんな自堕落な生活を送っていたらこの先が怖い。


もう、3日ほど魔法を使っていない。使えなくなるなどはないと思うがカンが鈍りそうだ。


明日には明々後日には新居への移動もある。少し体を動かしたい気分だ。


それに、この頃はろくにモンスターを買ってないので剣を買ったお金と家を買ったお金を引くと前に比べ相当貯金がなくなっていた。


...うん。相当。


「モンスター...狩るか。」


俺は、5日ぶりに例の森へ入った。



◇◇


「そっちの諜報はどうなってるかな?」


「...結構...進んでます...情報は......集まりました...」


「そうか。言ってみろ。」


「...後で...レポート出します...待っててください...」


「そうか。わかった。」


**のやつらも俺たちが動いてるとは思ってないだろうなぁ?


「楽しみだ...ククククク...」


「...怖いです...」


「!...まだいたのか...なんかすまん...www」


「...笑わないでもらえます...?」


マジで(笑)...



◇◇


俺は5日ぶりに襲われた森に入っていいる。


はじめはドキドキしながらモンスターを狩っていたが、今のとこまったく異変はなくだんだん安心してきている。


だが、油断は禁物だ。もしかしたらすぐ近くにいるかもしれない。


用心深く歩いていると、横の藪から鬼虫が飛び出してきた。これはもはや虫という大きさではない。


1メートルほどあり、でかいくせに俊敏でこんなに狭い森を縦横無尽に駆けるのだ。


この虫は魔力による性質がある。


俺は【魔力操作】で自分の横に魔力を収束させる。


これに気づいた鬼虫が収束した魔力に突っ込んでくる。


そこに俺の剣をスッと差し出すと自分の勢いでそのまま一刀両断だ。


この討伐法は俺自身で編み出した。鬼虫を追いかけなくていいし、魔力も失わない。とっても省エネだ。


まぁ、俺の魔力の根源はおそらくあの「神」の産物だと思うから切れることはない気がする。


あたりを見回すともう薄暗くなっていた。


「宿に帰るか。」


いつもの宿に帰ることにした。


「ただいまー」


もうこの宿は俺の家みたいになってる。


「お帰りー」


そして今のはこの宿のおばさん。


...ちょいちょいおかん心が出てる気がする。


俺は定位置の部屋へ帰りベットに横たわる。


今日は鬼虫を久しぶりに退治しなんか疲れた。


「...なまってんな...」


そのまま、睡魔に襲われ眠りの沼にはまった。



◇◇


「今回はどんな試練かな~?」


「今回は......みたいなのだけどどう?」


「いいじゃん!いいじゃん!めっちゃいいじゃん!」


「でしょ?」


はてさて、いつまで従ってくれるかな?


あいつらを釣るのもそろそろ限界かな?


「ところで『銀鯱』が動き出したわ。」


「フーン...」


もしかしたら...


「駒を変える?」


「まぁね...」


ネタをつかんどかないとね...



◇◇

宿での朝はとっても目覚めがいい。


「マジでいいな...」


明日には新居だ。楽しみだな。


今日の予定は6日ぶりに魔法を解禁し、少し強めのモンスター討伐へ向かう。


「よし!行くぞ!」


ようやく買った寝間着(皮をなめした服)を脱ぎ旅の服へ着替える。


宿を出ると、ダンジョンへ向かった。



【ダンジョン内】


「クッソ!サリー!簡易領域魔法のキットもうないのか!」


「ないよ!さっきので最後だよ!」


「ホリー!フラッシュの魔法頼む!」


「魔力的にラストだよ!」


「かまわない!やれ!」


「いくよ!【フラッシュ】!」


ブモオォォォォォ!


マジでなんなんだよこいつでっけえイノシシか?!


やっぱりまだ俺たちにはレベルが高すぎた。


このダンジョンはこの街で最も高難易度なダンジョンとして知られている。


入るにはメンバー合計レベルが40以上必要と言われていて俺たちは3人合計で35レベルだ。


たった5レベルだから大丈夫だろうと高をくくっていた。


だが、「40レベル以上」とはそれが最低ラインということだったのだ。


後ろからはすでにフラッシュの効果が切れたイノシシが迫っている。


「...もうだめか...」


と、向こうから人影が。


「「「助けてくださいッ!」」」


俺たちは大声で呼びかけた。


すると向こうから走ってくる音がどんどん近づいてくる。


「ここです!」


相手は手に火をともしながら走ってきてくれた。


その人は旅人の服に眼鏡、体格は...もやしだ。なんだか頼りない。だがこの際は誰でもいい。助けに来てほしかった。


「大丈夫ですか!?」


魔法使いか?だが腰に剣を下げている。なんの剣だ?あんまり強そうには見えない。


「ああ、オークに襲われてたんですね...今倒します。にしてもオークが単体で出てくるなんて...」


その人はその場でブツブツ言いながら考え事をしていた。


そして、「俺の後ろにいてください」というと手印をしながらブツブツとつぶやくと、そのまま目を閉じる。


しかし、オークは全速で突進してきていた。


「危ない‼‼」


ギャインッ!


鈍い音を立てその人...ではなくオークが吹っ飛ぶ。


「...何が起こった?」


「?ああ、今のですか?耐久魔法です。魔力のバリアを作って物理、魔法の攻撃をガードできるんです。便利でしょ?」


その人はオークに近づくと腰の刀をスラッとぬきオークに向かって軽く振った。


次の瞬間オークは魔石へと変わる。


「はい、どうぞ。この魔石はあなた方のものです。では...」


そういって去ろうとするもやしに、あわてて名前は?と聞いた。


「...スバルです。」


では...と言って去る若者をただ見送ることしかできなかった。


「...兄貴、帰りましょう?」


「ああ、そうだな...」


いまだに、三人して開いた口がふさがらなかった。



◇◇


さっきはいい人助けをしたな。


剣を振りどんどん奥へ入っていく。


そう。俺は道すがらオークに追っかけられてるパーティーを助けてきた。


「さて、そろそろ本丸かな?」


ボスの部屋へつながる扉が見えてきた。


扉に手をかけ開く。


ギギギギギィー


ゾワワワワ!


「ッ!この魔力!まずい!」


「...お待ちしておりました...スバル様?」


この前のやつではない黒ローブがそこにいた。


「お前魔族か!?」


「...はい。」


ギィィィィ!ガシャン!


とにかく逃げる!


「逃げないでくださいまし!」


いつの間にかボスの部屋に戻っていた。


「な...んで?」


「なんでか?ですって?それはもうここが私の魔法空間だからでございますよ。」


なんて広い魔法空間!この前のやつより格上!


「...やるしかねえか...」


「?おや?魔力が上がってきましたね。いいですねぇ~いいですねぇ~」


全力でつぶす!


なぜだかやる気がわいた来た。今ならいける!今度こそ...勝つ!

読んでくれてありがとうございます。


まだまだ未熟ですのでアドバイスもろもろ感想欄によろしくお願いします。


星がもらえると作者的にうれしいです。よろしくお願いします。

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