第6話 スバル進化!
いやー毎日書くってのもたいへんですね...
この小説読んでくれてる人いるのかな?
不安になってきた。
できれば、★、ブックマーク、もろもろよろしく★!
◇◇
今日はとってもいいお天気です!外を散歩していると気持ちいです!
そんな、俺、スバルです。
こんなに気持ちい朝は久しぶりだ。目覚めも爽快!
「キュイィィィィ!」
...こいつさえいなければ。
俺の目の前にいるのはゴブリンの群れ。いわゆるモブだ。
【中級魔法『風』】
「ゲイル!」
一陣の風が吹き荒れ20匹ほどのゴブリンが死ぬ。魔石がゴロゴロと落ち、自らのもとに転がってくる。
「ふう...朝っぱらから殺生をしないといけないとは...」
これでは気分も滅入るというもの。
俺が寝泊まりしているのは基本森に土で作った土蔵みたいなところで生活している。
少し森の中だからと言って毎朝モブにあっては殺すという生活はよろしくない。
そろそろ街に家でも買うか!
いったん街に降りて簡単な食堂に入り軽い朝食を食べる。
今日の予定はまず、スキルを取り預けてあるドラゴンの鱗で刀を錬金し作ってもらう。
そっからモンスター討伐に出かけ、夕方に帰宅(土の家)という流れだ。
時間があれば不動産も見に行きたいな。
まずギルドに行って魔石を現金と交換してもらう。
まだ、受付のお姉さんは回復していないのか不細工なオヤジが受付をしている。
「はい!らっしゃい!用は何だい?」
やたら声がでかい。
「魔石を交換してほしいんですけど。」
「あ~?わかったよ。」
20個ほどの魔石をカウンターに転がし金を受け取る。ちなみにゴブリンの魔石は1個当たり1ゲルの10分の1の1マイル。今回は20個ほどだから約2ゲルほどだ。
2ゲルと言っても日本円にすると大体二万円くらいなのだろう。
ギルドを出て今度は街の鍛冶屋へと向かう。
「失礼します!」
カン!カン!カン!
とてつもない騒音に耳をふさぎたくなる。
「はいよ!なんだい?」
「この!ドラゴンの!鱗で!剣を!作って!欲しいんですけど!」
「おっけー!」
大声での会話。それなのに刃を打つ手を止めないオヤジさん。やるね!
「ドラゴンの鱗置いときますね!」
「おっけ!明日取りに来て!」
「わかりました!」
ハァ!ハァ!ハァ!...声がかれるわ!
「ふう...さて、それではモンスター狩ってお小遣い増やしますか!」
◇◇
5分後...
いつもの狩場。森の奥深くまで来ました!
「まず、スキルとりますかね!」
≪スキル一覧≫
【家財建築】
家財を魔法によって作り出すことができます。
魔力の量によって質が変わります。
[消費スキルポイント 100ポイント]
【魔力操作】
自分の魔力を最小限に抑え最大のパフォーマンスを発揮できるように補佐する魔法です。
相手の魔力を操作でき、取り込むことも可能です。
[消費スキルポイント 200ポイント]
【呪力魔法】
敵にランダムに『石化』『即死』『毒』『鈍化』『睡魔』『焼死』を発動します。
[消費スキルポイント 250ポイント]
【共有魔法】
敵の意図を読み取ることができます。
この魔法は常時発動させることができますが、相当量の魔力を消費します。
[消費スキルポイント 100ポイント]
今回使えそうなスキルはこの4個って感じかな。どれもとてもすばらしいスキルのように思えるが、今回はとても悩むな。なんにせよ1個ごとの消費スキルポイントがとても高い。
今俺が持ってる合計スキルポイントが300ポイント。全部消費して多くをとるか、今回は節約するか...迷うね。
.............いや、今回は多くとるぞ!
手始めに何を取ろう。
魔力操作が最もけど、呪力魔法も捨てがたい。共有魔法は前回の魔族(仮)が使ってた魔法だな。
あれもいい!...あー!全部ほしい!
しかし、ここが決断の時!
よし!取る魔法は魔力操作と共有魔法だ!
【魔力操作】 獲得!
【共有魔法】 獲得!
やった!どっちの魔法もすぐに使う時が来そうだな。
午後にさっそく使ってみよう!
◇◇
**
「アリスさまぁ~?」
おん?こっちは今全開不機嫌...
「お~いぃ アリスさまぁ~?」
なんで**の従者はほんと頭が悪いの?
「はい!なんですか‼‼」
「そんなぁ叫ばないでくださいよぉ~」
「その声ウザい。」
「え!そうでしたか!ご、ごめんなさい!」
「急に戻るのもウザい。」
ゼウス様には叱られるし、下界のこともうまくいかないし。
とそこに###が割り込んでくる。
「まあ、そりゃあんたみたいな人はお怒りぷんぷん〇だよねwww」
「あんたもいちいちうっさい。」
「あれ~?女神さま~?そんな言葉使いでいいんですか~?」
一回〆ようか?鉄拳制裁すんぞ!
「はい、はい。」
適当にいなして下界の管理に向かう。今度はどんな試練を与えよう。迷うなー。
◇◇
~昼~
行きつけの食堂に行って安い昼飯を食らい馬小屋で寝る。これが俺の午後の過ごし方。
そんな俺の天国の時間を邪魔する奴が現れた。
いかにも弱そうだし、眼鏡だし、なんかのオタクって感じのもやしだ。
一発〆るかと思って殴り掛かったら、びっくりしてたけどなんか俺の「シュナイダー」(右腕)の全力右フックが、見えない壁みたいなのにあたってガードされた。
そんで、そいつがゴニョゴニョ言い出したからもう一発「シュナイダー」(右腕)の右フックかまそうとしたら相手の右手が俺の鳩尾にズバコン!って入って俺店の外まで吹っ飛んだんだよ。
俺、こいつにはかなわねえと思って逃げようとしたら、店主につかまって、「弁償しろ」って言われちゃってさ。有り金全部巻き上げられたよ。
今度あいつ見たらすかさず...逃げよう!
◇◇
「...やってしまった。」
俺は目の前に空いた穴と苦しまぎれに逃げようとするおっさんを見てつぶやいた。
俺は、昼飯を食いに食堂に来ていた。その時にこのおっさんが偶然いたのだが、俺が入ってきたとたんに、「俺の天国の時間の始まりを邪魔したな!」とか言って殴り掛かってきたから、あわてて【耐久魔法】を唱えて守った。
そのあとに、体が勝手に四大源素魔法を唱えちゃってその強化した肉体で相手に1発鳩尾に入れた。
そしたら、おっさんことのほか飛んじゃってお店の壁に穴をあけてしまった。(戦犯 スバル)
それで、弁償金の話ななっちゃたんだよね。
ま、終わったことだし討伐行くか!
「あ、ありがとうございました...ごっそうさんです。」
「...おう...」
やったわ...完全におびえてる。
逃げるように店を出ていき狩場の森へ向かう。
いつも通りモブを倒しながら森の奥深くへ行く。
ゾワワワワワワッッッッ!
やっぱりな。とんでもない魔力だ。
【魔力操作】!
シーン...
???
【魔力操作】ッ!
シーン...
この魔力、なぜ取り込めない?
「そりゃそうだよぉ。人間に魔族の魔力は取り込めないよぉ~?」
ダダッ!
急いで距離をとる。
そこにいたのは、転生後に初めて見た気味の悪い黒ローブだった。
読んでくれてありがとうございます。
まだまだ未熟ですのでアドバイスもろもろ感想欄によろしくお願いします。
星がもらえると作者的にうれしいです。よろしくお願いします