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第10話 取り戻せない過去

ここは、地球から


二「チッ」


いや、あの舌打ちって

すみません、もう少し言わせてもらってもよろしいでしょうか?



二「いずれな」


えっ?




二「ベガさん私達の目的を忘れないで下さいよ

ゼウスを倒して真の平和を手に入れなくちゃいけないんですから」


あれぇ、始まっちゃった?始まっちゃったよねこれ

G「諦めろある意味あの子最強だから」

…わかった、じゃあ次回から頑張るよ



ベ「コホンッ

もちろんゼウスは倒すわ、けど今の私達では倒せない事もはっきりしたの

だったら強くなるしかない、その為なら今は敵の力すら借りるしかないの」


二「わかりました

正直言い訳くさいし力を得たのもたまたまな気もしますが

ベガさんの言う事ももっともだし、私も頑張ってみます」


ベ「エヘ

とにかくどんなやり方でも必ずゼウスを倒して平和を取り戻そニキちゃん

じゃあ私は行くね」


二「で、ホントにあんたを倒す為にあんたの力を借りていいの?

私もあんたが消えてくれれば万々歳なんだけど」


G「個人的には倒される気は無いが力を付けてるのは事実だ

それに我からすれば今だに未知数な貴様の力は我を倒しうる唯一の存在だからな」


二「じゃあ何で私の所にいるのよ、自殺願望?」


G「決まっておろう、唯一我にダメージを与えた貴様に痛めつけられたい

それ以外に理由がいるのか?」


二「やっぱり自殺願望じゃない

ホントきもい

けどまぁ私にあんたを倒す可能性があるなら頑張ってみますか」



G「だがしかし、他の奴らと同じだと我は納得せんのだからな

貴様らしいやり方を提示しろ」


二「はぁぁ?無いわよそんなの

みんなと同じでいいでしょ」


G「馬鹿か貴様は、貴様は馬鹿か?

同じ事の繰り返しで楽しい訳なかろう

むしろ貴様には常に新しい事に挑戦する心意気が欲しい物だよ」


アイアンクローからの腕を取りトライアングルチョーク


G「おぉう、いい♡

腕、いい♡♡

そして貴様の太もも、やはりサイコォォォォ♡♡♡」


二「キモいキモいキモい」


トライアングルチョークから立ち上がりチョークスラム

にしても何でこんなにプロレス技にこだわるのか

女子プロレスでも狙ってんのか?


二「ん〜でも新しい事っていわれてなぁ

デネブさんに相…やめとこう

アルタイルさんに相談してみようかな」


こうしてGをどうやって扱うかをアルタイルに相談しようドラゴンスープレックスボールドをかけられながら考えるニキィなのであった


G「いや我はこのままプロレス技をかけられる扱いで満足出来るのだが♡」


第10話

取り戻せない過去 完






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