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ブラッド・ZERO  作者:
第二章 学園編
29/119

第29話  すれ違い 

 初日の疲れもあってか、ルータスはいつの間にか深い眠りの中にいた。昨晩は、アイとエリオットの三人でバカ騒ぎをしながら盛り上がっていたが、次第に会話のトーンは下がり皆は眠りの世界に落ちていったのだ。


 ルータスにとっての合同訓練は皆で行く遠足の様なものだった。アビスで暮らしているルータス達にとってこの程度の訓練は訓練とは言えないレベルだ。しかし歳の近い者同士で冒険の様な事をした経験はほとんどなかった為に何をしても楽しかったのだ。


 昨晩の騒がしさとは反対に今は辺りは静まり返っている。寝息の音だけが小さく響きルータスも大きな口を開けて寝ていた。しかしそのひと時の休息も、頭にコツコツ当たる何かの衝撃によって邪魔される。

 ルータスは目を覚ますと、せっかくの睡眠を邪魔する奴が誰なのかを探す様に上半身を起こそうとするも左腕に重たい何かを感じた。ルータスは寝起きという事もあって、下へ下へ下がろうとするまぶたを必至でこじ開けようと力む。

 そして薄っすらと開かれた細い瞳には左腕に絡みついてスヤスヤ寝ているアイが映った。


 アイの寝顔は何度も見てきたが、いつ見ても安心する。僕にはアイがいる、一人じゃないと思えるからだ。どんな辛い時でもずっとそばに居てくれたアイは血の繋がりよりも深い絆があった。ルータスにとってアイの居ない生活など考えられない。それはアイにとっても同じ事だろう。


 アイの横にはエリオットが寝息を立てているのが見えた。ルータスはエリオットとアイの顔へ視線を交互に動かすとニヤリと笑いルータスに引っ付いていたアイをくるりと反対に動かしエリオットに引っ付けた。

 アイは絡みついていたはずのルータスの腕が無くなったのが寂しいのか、ムニャムニャと何か言いながら引っ付けたエリオットに抱きつきだした。


 ――これでよし。エリオットに貸し1だな。と思いながらアイの赤い髪を撫でた。


 そして反対に振り返るとその視線の先にはスコールがいた。どうやらルータスが感じた謎の衝撃は、スコールの靴が頭を蹴っていたものだったらしい。辺を見渡すとまだ薄暗くスコール以外は誰も起きていない樣子だ。

 ちょっとマヤカの寝顔を観察して何か悪戯をしてやろうかと頭によぎったが、後が怖そうなのでその案は却下した。そしてルータスはスコールに対して思いっきり敵意むき出しの声で、


「こんな朝早くからなんだよ」


 まだ起きるには早すぎる時間だ。後の訓練は光苔(ひかりごけ)を採取するだけで急ぐ必要なんか全くないのだ。まさか柄にもなく早朝から皆の為に飯の調達にでも行こうと言うのか。


「お前、何か聞こえなかったか?」


 寝ていたのに聞こえる訳ないだろう。と思ったがスコールの真剣な表情から何か事態が起っている事が伝わった。スコールは愛想の欠片もない野郎だが、それだけに、こういった冗談などは言わない事をルータスはよく分かっていた。


「起きたばっかで分かんねぇよ」

「お前は、集中してない時は、ほんとスキだら――」


 スコールは自分の言葉を遮り突然、人差し指をピンと伸ばし口に当てると、辺は静まり返る。辺は寝息だけが一定のリズムで聞こえてくる。そしてそのリズムを割るように微かに何かがぶつかるような音が聞こえた。音の響きからして少し離れた場所から響いている様だ。

 

「コー君、僕も何か聞こえた。何の音だ?」


 ここは学園の指定訓練地域になっているほどの場所だ。そんな場所でここまで聞こえる程の音が発生する原因は思い当たらなかった。


「分からん。しかしこの音がする前に少し大きな音が聞こえたんだ。その音には聞き覚えがあった」

「どんな音だよ」

「――コロナ村で戦った巨人の出現した時の音だ」

「まさか……」

「まだ分からん。距離が離れている様だから断言は出来んが――」


 それなら納得がいく、これは戦闘の音だ。どこかの班がコロナ村で出現した謎の巨人と戦っているとすれば今の状況も説明がつく。しかし何故ここに現れたのか? コロナ村では森の中に出現して顔を合わすと即座に殺気全開で襲ってきた。

 スコールの予想通りに誰かが何かの方法で召喚していたとすれば何の為にしてるのか見当がつかなかった。

 

 純血に恨みを持つ者が何処かで手に入れたレリックを使い復讐するといった事も考えられなくはないが、それならエルドナで召喚すれば被害は甚大になり効果も高いだろう。こんな所で現れる目的が分からなかった。

  

「訓練の一環って事はないのか?」

「それはありえない、春の合同訓練で学園側が何かトラップを仕掛けたりモンスターを配置したりした事など過去に一度もない。この訓練はあくまでどんな環境にも対応する為の知識を付ける事が目的だ」


 ルータスは立ち上がり音の方向を見るも、まだ薄暗く何も変わった樣子はなかった。


「とりあえず皆を起こすぞ。警戒していて損はない」


 ルータスは頷くと、アイとエリオットの頭を軽く叩く。


「えへへ、アイちゃん、ちょっと待ってよ――」


 エリオットが幸せそうな表情でよだれを垂らしながら寝言を発している。こいつは一体、どんな夢を見ているんだ? といった疑問が頭に浮かぶが今はそんな場合じゃない。


「おいエリオット起きるんだ」


 さらに激しく頭を揺さぶるとエリオットは重たそうなまぶたをゆっくりと開ける。薄く開いた目でルータスを見ると、


「もう朝なの? おはよう。あれ――」


 エリオットは違和感に気づいたのか、視線を下に落とすと、エリオットの胸に顔を埋めるように抱き付いているアイの赤い髪に気づいた。それと同時にアイも目を覚まし胸に埋めていた顔を上げるとエリオットの胸に顎を立てる様な形でお互いの視線が合った。

 2人の顔の距離は息を吐けば当たりそうなくらい近く、状況を理解したエリオットは硬直して目だけが大きく見開かれていた。


「ムニャうにゃ、おはようエリオット君」

「ななな、何でアイちゃんが! ごめん! そんなつもりじゃ――」


 アイはまだ少し寝ぼけた樣子で、


「エリオット君はあったかいね。もうちょっとだけいい?」


 朝の肌寒さから逃れるようにエリオットにまとわりつくと、


「全然いいけど! でもちょっとアレで――」


 エリオットは完全にテンパっているのでルータスは、アイの首根っこを掴むと無理やり引き起こした。

 

「おいアイ起きろ! 朝からお熱いお二人を邪魔したくはないが今は押さえとけ」

 

 その声と同時にエリオットが、


「別にそんなんじゃないよ! ただ――」


 その言葉を遮るようにスコールが、


「ホントお前らは起きた瞬間から騒がしいトリオだな! ちょっとは静かにする事を覚えろ馬鹿!」 


 今はそんな場合ではなかった。とはいうものの実はちょっとこの展開を期待してエリオットから先に起こした事は、心の中にしまっておこうと思うルータスだった。

 スコールの横にはマヤカが立っていた。マヤカもスコールに起こされた時点で何かよくない事が起こった事を感づいている樣子で真剣な表情をしている。


「何があったの? 説明してちょうだい」


 マヤカはスコールに説明を求めると、スコールは手早く事態を説明した。説明が終わるとエリオットは恐る恐る口を開く。


「巨人が又、近くに出たってこと?」


 その問いに対してスコールは軽く首を横に振りながら、


「それはまだ分からん。しかし状況から推測するに、俺が起きた時に聞こえた音が、コロナ村で巨人が出現したもの同じなら、その後に続いたルータスと共に聞いた音は戦闘の音である可能性が高い。どこかの班が運悪く出くわして戦っているなら説明は付く」

「だったら早く行かないと! あんな化物に他の班だけで勝てるの? あんた達みたいなのばっかりじゃないんだからね」

「だから緊急だと行ってるだろ。俺だって今起きて状況を整理したところなんだ。とにかく今は、まず確実な状況を把握する為に移動するぞ! すぐに準備しろ」 


 一同は大きく頷くと直ぐに荷物をまとめ出した。スコールの言う通りまずは状況の確認が先だ。仮に巨人が本当に出現していたなら戦闘になる可能性が高い。しかし今回は前と違って敵はこちらに気づいていない。出方次第では回避出来る可能性も十分にある。

 なにより上手く行けばコロナ村での犯人も分かるかもしれないからだ。


「コー君、もし巨人が居たらどうするんだ?」

「状況によるな。回避できるならわざわざ戦う必要はない。巨人が居るって事は召喚した奴も近くに入るはずだ。迂闊(うかつ)な真似は出来ない」


 その通りだ。前は3対1で倒す事が出来たが、今回も同じ大きさである保証はない。小さくても前より遥かに強いという事も考えられる。何よりも危険なのはその巨人を何らかの方法で召喚している者だ。通常召喚される側より召喚する側の方が能力は高いからだ。

 巨人を操っている者はそれ以上の化物ってことになる。一同は荷物をまとめ終るとスコールの周りに集まった。


「まだ確定ではないが気は抜くんじゃないぞ。何かあっても即対処出来る様に構えておけ。不測の事態やいきなり戦闘に入った場合は、今回は5人で戦うぞ、人数は多い方が確実だ。もし何かしらの予期せぬ自体に陥ってバラバラになった場合は、ここを集合場所とする。そして昼になってもここに来ない者がいた場合は、集まった者だけでエルドナに帰還し助けを呼ぶんだ」

 

 スコールの説明に一同は頷く、こういった状況ではスコールの方が皆を引っ張っていく力は上だった。それはマヤカも分かっていた為に皆はスコールの作戦に同意する。

 そしてマヤカ班は隊列を組み移動を開始した。今いる位置はカール山のふもとだ。そこから外周を回るように移動していった。一番後ろのルータスは警戒しながらも周りに目をやると、遠くの方で森らしきものが見える。

 今のところ何か居るような気配はない。そして音の聞こえた辺に近づくと川が横に流れている。そしてそれを見たルータスの緊張が高まった。


 その理由は、川があるという事は何処かの班が近くて野営をしていた可能性が高いという事だ。その野営場所から遠くまで聞こえる様な音が発生する理由は限られてくる。

 川を発見してその川沿いを少し歩くと、少し広い広場を発見し一同は唖然とした。広場の周りは生えている木々は無理やりへし折られ倒されている。地面に人が作ったとは思えないほどのえぐられて出来た大きな穴が2箇所開いていた。そして周りには誰かの私物らしき物が散乱していた。明らかにこの場所で戦闘があった事は間違いないようだ。


「な、なによこれ……」


 マヤカは、驚きのあまり声を上げる。ルータスは周りを調べると、何か小さな声が聞こえた。その声がした方向に足を進めると少し先にあった草むらの中にデニス班の班長であるデニス・ローレンスが倒れていたのだ。

 かなりの怪我を負っているが意識はあるようだ。呼吸は荒く、怪我による苦痛の為か歯を食いしばり額には薄っすら汗が滲んでいた。


「皆こっち来て! デニスさんが大変だ!」


 ルータスは叫ぶとすぐにマヤカ達が駆けつけた。マヤカは直ぐ様、デニスの服を脱がし怪我の状態を確認しはじめた。


「大丈夫、左腕が折れてるけど命に別状はないわ」


 そう言うと、マヤカは手の指を大きく広げデニスにかざすと、その手に魔力が集中し始める。以前ルータスにかけた回復魔法とか比べ物にならない魔力だ。そして十分に練り込まれた魔力を解き放つかの様に一つの魔法を唱えた。


 “ヒール”


 魔法は発動されデニスの体を優しく包むとデニスの傷を癒やしていった。デニスの荒かった呼吸も徐々に落ち着きを取り戻していく。デニスは落ち着きを取り戻すといきなり封を切った様に、


「助けてくれ! エリカが大変なんだ! 早くしないと手遅れになっちま、痛ッ――」


 いきなり叫びだしたと思えば次は左腕を押さえて苦しんでいる。


「ゴメンね。私の回復魔法では傷は直せても折れた骨は引っ付けられないの」

「まずは落ち着け、助けを求めるなら状況説明が先だろう。一体何があったんだ」


 スコールの声で少し落ち着いたデニスは、大きく深呼吸を一つすると、


「エリカが(さら)われちまったんだよ! いきなり雷みたいな音と同時にギガースみたいな奴が現れて襲ってきやがった。俺は皆に逃げる様に指示をだして戦ったけど敵はスピードもパワーも桁違いで俺は敵の棍棒で強烈な一撃を喰らい吹っ飛ばされたんだ。そしたらエリカは俺に回復魔法をかける為に戻ってきちまって、そのまま――」


 デニスはスコールに(すがる)る様に助けを求めてきた。エリカはヒーラーとしての仕事に自信を持っていた。そしてその強い使命感からデニス一人を残して行けなかったのだろう。


「班の他の3人は何処だ? ここには居ない様だが」

「バラけた時は集合場所を決めてある。多分そこに居るはずだ。スコール頼む! 何とかしてくれ無茶な事言っているのは分かっているんだ。もしこのままエリカが戻ってこなかったら俺はどうしたらいいのか分からない」


 デニスの声は震えている。班長として凄く責任を感じている樣子だ。そんなデニスの肩に優しくスコールは手を当てると、


「後は任せておけ。まずはマヤカとエリオットはデニスを連れて残りの3人と合流後、速やかにエルドナへ帰還するんだ」


 そのスコールの指示にマヤカは不満をあらわにしながら、


「それはダメよ! ここで班を分けるなんて危険すぎるわ! それは許可出来ない」


 マヤカは班長だ。スコールといえども勝手な行動は出来ない。しかしそう言われる事も分かっていた様にスコールは、


「だったらどうするんだ? 骨の折れたデニスと一緒に皆で向うのか? それに帰還するのは逃げる為じゃない。助けを呼びに行く為だ」

「だったら皆で行きましょう」

「コロナ村の巨人ですら後からは、何も分からなかったんだぞ。今すぐ追わなければもう二度とエリカは帰ってこないだろう。今ならまだ間に合う可能性が高い」


 スコールの言葉は最もだった。事実、巨人に関しては何一つ分かっていなかった。コロナ村の行方不明者だって消えたままなのだ。

 その言葉にマヤカは渋々納得した樣子で


「――分かったわ。そのかわり約束して! 危なくなったらすぐ逃げるってね」


 マヤカの「これは只の約束じゃないからね」といった気持ちが伝わってきた。

 

「分かっている。マヤカも残りの3名と合流したらデニスの事は任せて、エリオットと共に強化魔法をかけて全力でエルドナに戻るんだ」

「分かったわ。なるべく早くに助けを呼ぶからね」


 スコールは大きく息を吐くと、


「とにかく今の情報をまとめると、敵はギガース位の大きさだ。俺達がコロナ村で倒した巨人はギガースの1.5倍はあった。という事は今回の敵はそれとは違う個体である可能性が高い。つまり敵は何らかの方法であの巨人を作り出す事が出来る可能性もあるって事だ。敵の目的は不明だが現時点で既に俺達の手に追える案件ではなくなっている。各自すぐに慎重に行動を開始しろ! 行け!」


 スコールの声と共にマヤカとエリオットはデニスを連れて来た道を戻っていく。それを見送ると、


「では俺達も行くぞ」


 スコールはそう言うと、振り返り歩きだした。しかしルータスは動かない。そしてスコールの背中に向けて言う。


「僕は嫌だね」


 その言葉に歩みを止めると、ゆっくりルータスの方に振り返った。


「何を言っている。こんな所で冗談を言ってる場合じゃないんだぞ」


 ルータスは動かない。スコールもルータスの異変に気づくとこれが冗談なんかではない事に感づいた。


「なんで僕が命をかけて助けに行かなきゃならないんだ? 僕がほしいのは光苔(ひかりごけ)だけだ。エリカがどうなろうが知った事か」


 その言葉を聞いたスコールの表情は憤怒により険しくなる。そしてルータスの元まで歩いてくると胸ぐらを掴み、


「お前! 自分が何を言っているのか分かってるのか! 同じ学園の仲間が死んでもいいって言うのかよ!」


 ルータスはスコールの掴んでいる手を思いっきり叩き払うと、


「黙れ!」


 ルータスの表情からは心の奥底から沸き上がってくる憎悪が見て取れる。その只ならぬ表情にスコールは一瞬驚く、そしてルータスは更に続ける。


「お前達は、一度も助けてくれた事なんて無かったじゃないか! 都合のいい時だけ利用するのはやめろ!」


 ルータスは沸き上がってくる感情を抑える事が出来なかった。今まで自分がされてきた事や殺されていった仲間達の事、惨めな生活に涙した事、そしてそれを見ていただけの純血共は誰一人手を差し伸べてくれた者はいなかった。そんな奴らを何故助けないといけないのだ。

 助けた所で、仮にルータスがハーフだとバラしたとすれば、すぐに迫害されるに決っている。そんな奴らなど助ける価値などない。

 スコールは怒りを抑えるかの様に唇を噛みしめると、


「お前が過去に何があったのかは知らない! でも、今のお前には、人に必要とされる力が! 人を助けるだけの力があるんじゃないのか!」


 ルータスは冷酷な笑みを浮かべて、


「それはデニス班が弱いから駄目なんだよ。弱いから捕まった。ただそれだけじゃないか」


 スコールは強く拳を握り振り上げるも、その拳は振り下ろされる事はなくゆっくりと降ろされた。


「分かった……もう頼まない。お前に期待した俺が馬鹿だったよ。俺は一人でも行く」


 そして黙って二人のやり取りを見ていたアイはルータスに口を開く、


「アイはコー君と一緒に行くね……アイはお兄ちゃんの言ってる事はよく分かるの。でもね、今困ってる人達はアイ達を苦しめた人達じゃないんだよ? 種族だけで判断するならそれはアイ達が憎んだ純血と同じになっちゃうよ――」


 まさかアイまでスコールに付いていくとは思いもしなかったルータスは、一瞬呆気に取られるがすぐに唇を噛みしめるとアイから目線をそらした。


「アイそんな奴ほっとけ! 直ぐに出発するぞ」

 

 スコールはそう言うと振り返り歩きだす。アイもその後に続いてルータスの元から去っていった。残されたルータスはその場に立ち尽くしたまま動く事が出来なかった。

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