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二人の秘密  作者: 音無 彌生
2/11

相談

「あの、どうしてため息なんてついてたんですか…?」



「えっ?それは…私の学校があまりに変だから…」



「変?もしかして、同姓が普通じゃありえない事



をしている…とか?」



「えっ…?何で分かるの?」



「えっ?当たり?その実は僕の所もそうなんだ…」



「「お互い苦労してるね」」



「「えっ?」」



二人して笑い合う



「その、さ男女逆転させてみるのはどうかな?」



「えっ?それはつまり…僕が女装するの?」



「駄目…かしら?」



ぎこちなく笑いかける



「うーん、手続きとかどうするんだろう?」



そう言って笑いかけた



「まぁ、何とかなるわよ」



そう言って優しく笑いかける






そして私達は何とか互いの学校へ編入



出来たのでした



男装、女装入れ替わり学校生活が始まった



「えっと、私…鷹崎(たかさき) (りん)と言います よろしく



お願いします」




周りはざわつき先生が静かにするよう促す



「鷹崎さん、よろしくね!」



「えぇ、よろしく」
























「俺は、斉藤(さいとう) (ひかる) よろしく!」



こちらもざわつき先生はいつもの事だと思いあまり



沈めようしない



男にしては華奢な姿、透き通る白い肌 それら一同は



歓声を上げる それと同時に目を光らせる 



     ___彼を引き込もう___



そこに居た生徒全員が思った



授業が始まったと思いきや視線がやたらと突き刺さる



_なんだろう?この視線は…変に思われてるのかな?_



そう思ったが気にしないようにして授業に耳を傾ける



五分休憩に入り光の周りに男子が集まる



「ねぇ光、この中でいいなって思う人いる?」



「え?それってどういう事?」



本当は分かっているが知らないふりをした



「いや何でもないよ、これから仲良くなって



から決めてくれれば良いよ」



優しそうな笑顔で言われた



どのみち逃れられない



決めなければいけない選択





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