2025年 夏野菜 その9
●イヌホオズキ
よく道端や畑に生えている雑草。
茎、葉、実が毒である。
白い花を咲かせて、緑の玉をつける。葉の形状は異なるが唐辛子の苗と間違えてしまい抜いた経験があります。同じナス科だから似ているのでしょうか?
8〜9月に緑の実をつけ、熟してブルーベリーのような鮮やかな紫色になる?食べてはいけない毒草。
虫も食わないただの雑草です。
●ルコウソウ?
道端、畑のどこにでも生えているツル系の雑草。
8〜9月になると色鮮やかな赤く、ラッパの様な形状の花を咲かせる。
こいつも全てが毒草です。近くに作物があるとそれに絡みつき、葉が茂り、日光が当たらなくなるので、邪魔そのもの。
●ツユクサ
こちらも同様に道端、畑どこにでも生える雑草です。
面白い形状の青い花を8〜9月に咲かせます。
茎から根をはるため、こいつの取り扱いは十分に注意です。腐ると思って、草マルチにしたものがいつのまにか根っこが生えて、元気よく生育したのを見た時は驚愕したものです。
繁殖力旺盛、捨てる時は、土につけず必ず完全に乾燥してから土に埋めるなりしてください。そのまま放置は領土が広がり、戦争をふっかけてくるので要注意です。
こちらネットで調べて分かったことですが、薬効成分があり、色々な用途で薬剤とさして用いらているらしいです。
それに、花も葉も食べられるようです。成長したものは筋が張って固いらしいので、新芽を摘むのが良いのだとか。
食糧難になったら考えてみます。
●からしな
土手や道端、畑にも生えている雑草?と呼んでも差し支えなのないもの。
種は、マスタードやカラシの原料にもなっているので辛味成分一杯。茎や葉も種と同じく辛味成分があります。
小松菜と似ているせいなのか、辛味成分があるといっても、葉は虫に食われ放題で綺麗な葉をとって食べようととすると様々な苦労が必要です。
先日、マスタードを作ってみたくて、土手に生えているカラシなを収穫。ゴマと同じで種が小さく、乾燥すると鞘が弾けて種が溢れるので、一苦労でした。
数時間かけて、とった種の量は瓶1杯分。虫もいるし、埃もあるので、食べるのは少し躊躇しました。結局、色々と考えた結果、食べるのはやめることに。
カラシなの葉や茎は、土壌に埋まると、殺菌作用があり、特定のセンチュウの撃退に有効らしい。それに、緑肥となるみたいなので、さつまいものやオクラ収穫後に、撒き撒きして、センチュウ撲滅&土壌に栄養を!!作戦を進めたいと思います。
雑草なので、生命力は半端なく、冬も元気に生存してくれます。畑の有効活用に一躍を担ってくれる雑草です。また、種は採取して、次回の緑肥分、マスタード作成分、そして、今後の課題である油採取用にしたいと思います。
こう考えると種はいくらあっても足りなさそうです。