表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
家庭菜園備忘録 徒然なるままに ~お野菜高騰はイヤイヤよ~[祝2000PV突破]  作者: 近衛 愛
2025年夏野菜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/49

2025年 夏野菜 その2

●サツマイモ

 グータラ作物の代表格だと思っている。なにせ、グータラである私が毎年数キロのサツマイモをそれほど手間をかけずに収穫出来るのだから。


 手間をかければ収穫量はアップする。でも、この炎天下手間をかけると体調不全に直結する。なら、何も手間をかけずに大量に収穫することが可能なサツマイモを育て、経験を今のうちに積むことは、いいことだと思っている。


 さつまいもは、ゴールデンウィーク明けに、ホームセンターやJAでツルが販売されている。


 場所にもよるが5月は地温が低く、サツマイモの成長には適さない。植えるには、マルチや保温対策をした上で植えるがよい。


 今年は、6月の十分に地温が温まった段階で、サツマイモのツルを植えた。後は、ほっておくだけ。


 なんとも簡単な作物よ。草むしりも、水やりもほとんどしなくて良い。今年は、芋と芋の間にオクラと唐辛子を植えたため、水やりをしたし、雑草も抜いたりしたけど。


 基本的には手間いらず、お盆の時期にツルをひっくり返し、伸びたツルから出てきた、根っこを地面から取り外せばOKだ。これにしても必ずする必要もない。すれば収穫量が増えるだけのことである。


 サツマイモは、要所要所でしておいた方がよい作業がいくつかある。知らなくても出来るのがサツマイモの良いところである。


 今年は50株ほど増やして植えた。はてさて、どれだけのお芋が取れることやら。



●小豆

 難易度がわりかし高めに感じる。

 発芽しづらいし、種まき時に鳥に食べられやすい。


 虫にも食べられやすく、茎が根元から食べられて枯れたりしました。実った際も、鞘の中に虫がいるのは当たり前で、虫食いと無事なのを分けるのは一苦労である。


 無農薬で作ろうとするとかなりの難易度が高い。お正月にぜんざいを食べるので、小豆はあったことに越したことはない。


 それに近年、地震や台風、洪水による被害が多発しており、保存食並びに来年も種として使用出来る小豆は保存食としては、最高だと思っている。


 昔の人は、お手玉の中に保存食である小豆を入れていた。豆、種は高カロリー、栄養が高い万能食品である。


 物価高騰が続き、給料が上がらない世の中が続くなら、戦後のような日本になるかもしれないなと思っている。莫大な人口による薄利多売、開発費分散の世の中は幕を閉じていく。



AIが跋扈すれば、貧富の差は広がり、低所得層の低下から、企業の売上は下がり、従業員の解雇に繋がるだろう。


 人は自分の首を絞めたがる。自然を破壊して、開発したつけは、地球に住む生き物全体に影響していく。


 明日のご飯はあるだろう。しかし、5年後、10年後はあるのだろうか?


 食糧自給率が低い我が国では、経済が低迷すれば、外国からの輸入が高くなり、戦争が一度起これば、食糧の補給線を叩けば、餓死が増えるに違いない。


 食べなくなるのは辛いので、家族の分だけでも、食べるものが作れれば良いなと思う。



●ししとう

 前述した通り、唐辛子は料理に頻繁には使用されない。なら、似たもののししとうは、どうか?辛味があるけども、焼いてそのまま食らうことが出来る。


虫もほとんど食べないので、放って置いても大丈夫なのは、唐辛子と同じである。これが葉物野菜なら、青虫に葉をかじられ、芯しか残らなくなる。


 葉物野菜を毎日食べるし、量もいるのは分かっているが、これほど、無農薬で作るのが難しい作物もない。


 それに比べれば、量は少ないが虫にかからず、ほどほどの収穫量があり、栄養を取ることが出来るししとうは、優秀であるといえる。


 ただ、一つ残念なことは、ししとうと唐辛子の違いが見た目でほとんど分からないことである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ