1000〜お気に入りのあの子を探して〜
ご覧いただきありがとうございます。
こちら連載小説が1000アクセス記念の作品。
本編とは関係ないお話で書きました。
1000文字制限です。
最後までお読みいただけたら、嬉しいです。
では宜しくお願いします!
ある日の事…数字達が騒いでいる。
数字A:「あの子は何処だ?」
お気に入りの数字を探している。
数字B:「あの子?あぁ…ちょっと前にその辺にいたぞ?」
こいつは親友の数字B。
数字:A「どこだろう?…ちょっとさがしてくるわ!」
ダッダッダ(走る音)
数字Aは走って行く。
数字B:「おい!もう…居ねーぞって…はぁ…行っちまった」
遠く離れた、数字Aの後ろ姿を見る。
ダッダッダ(走る音)
数字Aが戻ってくる。
数字A:「いねーし!…本当に居たのかよ?」
汗だくで、キレる!
数字B:「だから…話してる途中で、行っちまったやん!」
数字A:「お…おぅ…スマン!」
数字B:「ったく…お前ってやつは…」
呆れた顔で俺を見る。
数字A:「それで?…どこ行ったんだよ?」
数字B:「あっちの方へ行った」
数字達には手足がない。
数字A:「あっちって…どっちだよ!?」
その為、言葉にしないとわからない。
数字B:「最後の方だって…」
俺達は順番で列に並んでいる。
数字A:「でも…今は最初の方だよ?…どういうこと?」
「列の最初にいたけど、最後にいるって意味わからん!」
数字B:「本当だって!さっきはその辺にいたんだよ!」
数字A:「えー…本当に入れ違いだとしたら…まじ?」
数字A:「最後の方までどんだけかかるんだよ!」
数字B:「さあ?…そのうち会えるんじゃない?」
数字A:「なんだソレ!…今すぐ会いたいんだよ!」
「どうしたら、今すぐ会えるんだろう?」
数字B:「どうか…うーん…頑張るしかないんじゃないか?」
「結局…それしかなくない?…月並みだけどさ!」
数字A:「わかったよ…頑張ってみるかな…」
頑張るしかない…コレで何回目の言葉か…わからん。
しかし、頑張れば会えるなら、やってみるか!
数字B:「しゃーねーな!…俺も付き合ってやるさ!」
数字A:「えー?…まぁ、来たいなら来ればいいさ」
憎まれ口を叩きながら、数字Aは言う。
数字達:「よし!さぁ!行くか!」
二人は進んでいく…お気に入りのあの子を探して。
列の前から最後尾まで、1人ずつ…ゆっくりと確認していく。
数字A:「違う!…この子も違う!…やっぱり違う!」
…お気に入りのあの子はどこなんだ
数字B:「結構進んだな…あれ~いないなぁ」
数字A:「あ!あれは…もしかして?…あの子じゃね?」
数字B:「ほら…頑張れよ!!」
数字A:「ありがとう!…親友!」
お気に入りのあの子のもとへ…走って行く。
数字A:「やっと会えたね!…」
いかがでしたでしょうか?
お気に入りのあの子…は分かりましたでしょうか?
まぁ…簡単ですよね、ごめんなさい。
1000アクセス記念!ありがとうございます!
これからも…頑張ります!
ここまでお読みいただきありがとうございました!!