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003 ざまぁという名の合コンお父さん参観日


 閣下と共に会場から隣の部屋に移るとそこは暗い部屋であったが、会場に設置されていた姿見用の鏡の部分から会場がある程度見渡せるようになっていた。

 他にも、おそらく鏡の反射を利用したと思われる覗き窓が複数設置されており、なかなかに良い趣味の覗き部屋が出来上がっていた。


「閣下にここまで大規模な覗き見趣味があるとは思いませんでした」


「違うわ! 私は普段は覗かれる方じゃ!!」


 娼館で大フィーバーされるような方だから、そっちの趣味もあったのかと納得する。


「お主はまた何か勘違いをしているような気がするのぅ。この部屋は娘たちが自身の婿候補を見定める為に作った部屋じゃ。無論、待機中の彼らの様子は共に観察させて貰った。まあ、そっちで使った事もあるがな」


 やっぱり使ってるんじゃないか! とツッコミを入れるところだが、会場の様子が動いたので大人しく見守る事にする。


「ふむ。さっそく一組が成立したようじゃな」


「えぇ。互いにある程度状況を理解しているのでしょう。お嬢様への教育はさすがと言わざるを得ません」


 素直に閣下の娘の聡明さを褒めると、悪い気がしないのか。愉快に笑っていた。こう見ると父と娘というよりお爺さんと孫のような関係のようだ。

 1組のカップルが成立しようとしている側で、既にはみ出し者が出てしまっているが、見る目を養う事と見られる努力を怠った者の末路である。存分に目の前の光景を目に焼き付けるが良い。


 こうして眺めていると素直に楽しい。私が今まで参加していた夜会は攻撃は許されず、全て死守の構えで耐え忍ぶものだったが、私の配下は懸命に攻めを行なっている姿が何とも新鮮だ。………あの学園でそんな事は出来なかったのだから新鮮なのは当然か。


「あとはすぐに事態が動く事はあるまい。こちらも交渉に移ろうではないか」


 せっかくの学友たちの晴れ姿を眺めていると、閣下より提案がなされた。こういう時は、よほど何か切羽詰っている事があるのだろう。


「馬鹿王家に何か動きでもございましたか?」


「あの王家では現状維持が精一杯じゃ。動くも何もない。そもそもまともに動けるのなら、このような状況にはなっておらん」


「では、他の問題ですか?」


 困った。閣下の問題が全く予想が付かない。本当に困った。


「お主は本当に底意地が悪いのぅ。難民問題じゃ」


 なるほど、全くもって予想が付かなかった。うん。


「難民でございますか? このような戦場になるかもしれない土地へ逃れてくるなど、よほどの事がございましたのでしょう」


「本当に予想しておらなかったのか?」


「えぇ。ある程度目のある商人が国を捨て、隣国へ逃れるルートを模索するなら閣下の治める領地を通るのが一番でございますからね。それに伴って難民が同伴しているなど、まったく予想もつきません」


 しれっと答えると、閣下は呆れ顔になってしまった。


「本来はまだ先の事だと思っておりましたが、どうやら王都の混乱ぶりは予想を超えているようですね」


「あぁ、1年半の停戦条約を持ち帰った時点で大分王都から人が消えておったわ」


 ふむ。常時何か自爆をしていないと気がすまない王家が相手だと、なかなか上手くいかないものだ。


「あまり予定より早く王都から人がいなくなると開拓の手が足りなくなるので、困りましたね………」


「やはりまだ何か隠してあったか!」


 閣下にも父にも新たな陛下にも話をしていない計画があった。10年後に、王都周辺の土地が開発された頃に美味しく頂こう作戦だ。


「このまま我が家が手柄を立て続けると他の諸侯の反発が強くなります。また王家の力が強くなっても、次代は大丈夫でもその次の代に苦労する事になるかもしれません」


「うむ。お主のいうところの馬鹿王家が良い例じゃな」


「閣下たちが裏切った後に難民も増えれば必然と新しい領地が必要になります。しかし、予定している土地だけでは全ての難民を賄いきれなくなる恐れがありますので、王都周辺の土地も王都ごと奪ってしまおうと考えております」


 いつか話をしなくてはいけなかった事だ。協力者は多い方が良いし、閣下ならパワーバランスを理解してくれる人材として打ってつけだろう。どう考えても後10年は現役っぽいからな………。


「お前の父はお主を麒麟児と呼んでおったが、それは間違いじゃな。お主は悪魔じゃ」


 何をしようとしているのか想像が付いたのか。閣下はそう評する。


「失礼ですね。私はこんなにも笑顔がまぶしいというのに………。知っていますか? 私の寝顔は天使のようだと言われていますよ?」


 これは領民がしている噂だ。仮面の下の素顔は殆ど公に晒していない為、色々な噂が飛び交っていたがメイドは見たの某覗き見メイドをお仕置きした時に寝顔を観察されて、噂が広がってしまった。私にもう怖いものなどない。


「あぁ、それはローズ嬢にでも見せてやれば良いじゃろ」


 さすがの余裕か、軽くあしらわれてしまった。まあ、そろそろ本題の話どころかな?


「では、今度は閣下の本題をお伺いしたいと思います」


「うむ。お主はどこまでやるつもりじゃ? ユーリから聞いた。お主なら世界を征服出来る程の力を有しておると」


 なるほど、生かしておいたのは失敗だったか………。


「どこまでお聞きに?」


「原理などは分からぬらしいが、『ジュウ』や『カヤク』という武器があれば世界を狙えると聞いた。それ以上は危険じゃと判断して私の方から口止めしておいた。お主に処分されたくないのでな」


 閣下の事だからベットで説得したのだろう。文字通り死ぬ思いをさせて………。


「あの女が詳しい事を知らないのであっても、発想として持っているだけで危険です。閣下には申し訳ありませんが、お引渡し頂けますか?」


「それは出来ん」


 まあ、予想通りの回答だ。閣下は自分の女に本当に甘い。生きている事が危険だと分かっているのにも関わらずだ。


「分かりました。1つ貸しとさせて頂きますが、その話が外に漏れた時は閣下も対象になる事はご了承下さい」


「分かっておる。そこは徹底させる」


 これで確実な監禁エンドが完成したようだ。今後よほどの事がない限り部屋からも出られないのであろう。


「それで、お主の方はどこまでやるつもりじゃ?」


「閣下、私は『ジュウ』も『カヤク』も知識はございますが、使うつもりも誰かに渡すつもりもございません。存在してはならない物です」


 ここはハッキリとストレートに伝えるしかない。腹の探り合いをする場面ではない。


「私の望みは領民が安全に暮らせる領にする事です。新たな火種を起こす気は毛頭ございません」


「それはローズ嬢と比べてもか?」


 なかなかに嫌な質問を返してくる。


「例えローズ様と引き換えにされても応じるつもりはございません。その前にローズ様を狙うものは当然排除いたしますので、その点はご心配されずとも大丈夫です」


 世界のバランスを崩しかねない力は、どんな事があっても毒でしかない。我々転生者という異物は、平和は望んでも世界の調和を乱す存在であってはならない。必要なら、この命ごとくれてやる覚悟はある。


「即答か………私の中では理解できておらんが、それほどのものか」


「余計な事は知らない方がよいと思います」


「分かった………私からの話は以上だ」


 話し合いが終わった頃には最初に注目していたカップルが成立していた。さすがは一押しの本命。他の競走馬をもろともせずに、5人のお嬢様のまとめ役を口説き落としていた。

 しばらく様子を見ていると、姿見の鏡の前にカップルの成立したお嬢様が来て、合図を送ってきた。


「どうやら、娘の方も相手に不足はなかったようじゃ。どうする? お主の方で話があるなら呼んでも良いぞ? 見物人は多い方が良い」


 なんとも意地悪な提案である。うちの有望株で遊ぶ気満々のようだ。まあ、義父になるのだから、逃げられない運命でもあるか………。丁度話したい事もあったので呼んで貰う事にした。


「お父様、良いご縁を結んで頂き感謝いたします」


 うちの有望株の射止めたお嬢様は優雅に監視部屋へ入ってきた。会場から一度外に出てからでないと入れない構造だった為、外へ出て行く2人を見送った他の者たちは恨めしそうに見送っていた。帰りに人気のない場所で思いっきり遠吠えさせてやろう。

 そして、案の定、うちの有望株は会場の様子が分かる部屋を見て絶望的な表情を浮かべている。その表情に閣下はご満悦だ。


「娘が幸せになってくれるなら、それが何よりだ。して婿殿はどうされた?」


 閣下の弄りが始まったようだ。


「はっ! 申し訳ありませんでした」


 謝罪の後に立て直そうと頑張って自己紹介をしていたが、閣下相手では分が悪いのは明らかだ。しばらく楽しく観戦したところで、助け舟を出す事にした。


「閣下。そろそろお2人にも会場の様子を伺って貰わないと、誰が義理の兄弟になるのか分からなくなりますよ?」


 会場では激しい争いが繰り広げられているのだ。現在のこちらの戦力は既に7名が脱落。ただの敗残兵と成り果てていた。


「うむ。あっちもそろそろ大詰めのようじゃのぅ」


「もし、本日上手く行かなかった時の為に、提案があります」


「お主の事だから、楽しませてくれるのだろうな?」


 真面目な話のつもりだったのだが、期待されてしまっては多少は応えない訳にはいかない。


「会場にいる者たちを交代で、我が領と閣下の領を繋ぐ交易路の警備の任に就かせたいと思います」


「ふむ。意外に真面目な案じゃのう」


 いや、うちに人材を遊ばせておく余裕はないのですよ………。


「ついでに閣下の派閥の者たちにも機会を与えたいと思います」


「ふむ。私にその者たちにお主の部下がその交易路を警備していると知らせれば良い訳じゃな?」


 閣下は、ある程度理解頂けたようだ。


「という訳で、最初の任務だ。お前を筆頭として警備に必要な部隊を編成せよ。最低あの中の半数は連れてゆけ。不足分はこちらと閣下から兵を出す」


 うちの有望株にそう告げる。これも上官になるべく必要な教育だ。

 私と閣下の話を聞いていたのだから、どこまで理解しているか確認も出来る。


「はっ! 街道の警備並びに侯爵閣下の領内でのお見合い活動を了承致しました」


 うん。合格だ。


 これで閣下は同じ派閥内に恩を売って、かつ閣下の領地に同派閥のお嬢様方を滞在させてお金を落として貰う。私の部下は今大人気で、秘密にしているが釣書も届いているくらいだからね。

 うちの有望株は、学友に恩を売って上下関係を構築する。私は何もしなくても良くなる。良いこと尽くしだ。


「お前は、この件が済むまで領内で手助けをしてやれ」


 閣下も自身の娘にそう命令を告げる。


「畏まりました。他に希望する姉妹の他にも、(わたくし)の友人をお呼び致しましょう」


 うん。なかなか腹黒い。こっちもちゃっかり自分の立場を向上させるようだ。

 会場の様子は敗残兵が11人に増えたところで膠着状態になったようだ。今回はここまでで良いだろう。彼らには金の成る木にもなって貰わないといけないのだ。


 我々の方針が固まったところで、全員揃って会場へ戻って本日の終了を告げる。

 部下全員が1人に恨みの視線を向けているが、そんな事をすれば損をするとも知らずに難儀な連中だ。選ぶのは私ではないのだから………。


「今後の予定は、半数は我が領との交易路の警備に就いて貰う。休日は閣下の領地で取らせる。警備に就く人選は任せてある」


 それだけ告げて、後は有望株に丸投げだ。この後は領地に戻るまでの醜い争いが楽しみである。

 ちなみに閣下のお嬢様方は、それを聞いた後に領内での逢瀬の約束を告げていたようだ。まだじっくりと選ぶらしい。





 閣下の別邸を出るときに、あの女が窓から妾だの愛人だの騒いでいる姿が見えたが………我が領内には拡散器がいるから、危険分子は領地に着く前に処分するぞ?

 あっと、その背後に閣下が見えたような気がする。まあ長生きできるように頑張れ。


 領地へ戻る道すがら、案の定、学友たちの熾烈な争いが勃発していた。お前たちは形式上、私の護衛だからな? 減点っと………。


 まあ、そんな部下兼学友たちの様子はどうでも良い。私には考えなくてはいけない事がある。どうやって土下座するかだ………。

 あの夜会で踊った蝶………『夜蝶』の件は、完全な浮気だ。ハーレムなんてつもりはなかったが、たった1回の思い出をずっと大事にしてくれていたのだ。心が動くのは仕方がない。だからこそ、選択肢は土下座しかない。


 言い訳と土下座について考えている間にも領地へ着いてしまった。先に早馬で知らせておいた為、出迎えを受けた………。

 そして、食卓を囲っている。母6人とローズ様と元私付きの侍女2名に囲まれて………。他の家族は全て逃げた。


「何か言い訳はあるかしら?」


 私の実母がそう告げる。どうやら何かしらの刑の執行は決まっているようだ。死に装束を用意しておくべきだったか………。


「何も言い訳はございません。私の気の多さが原因でございます」


 言い訳はしない。母たちだけに、ローズ様の元侍女を迎えに行くと事前に告げておいたのだが、帰って来たらその元侍女はおらずに、新しい女性を迎える用意をしたいと言ったわけだから………ローズ様を裏切った状態だ。


「一応、あなたの生みの母親以外は皆賛成です。あの家の者であるならば、利用価値は高いです。問題となっている祖国だった国との国境の要の辺境伯を孤立させるのに良い手が打てます」


 その事は当然考えていたが、ローズ様にとっては言い訳にしかならない。それに夜蝶の彼女に対しても失礼だ。


「事前に話し合った結果。ローズ様に決めていただく事にしました。あなたの口から言葉に出して経緯を伝えなさい」


 実母は怒っているようだった。一夫多妻の自分の夫も最初は独り身だと思っていたらしく、私の身ごもってから事実を知ったそうだ。その怒りを覚えているらしく、責任を取った後も父は実母に頭が上がらない。


「婚約もしていない身でありながら、不誠実な行いをしたと思っております。予想外の再会であったとはいえ、貴女以外の女性に心が揺れました。もしお許し頂けるのなら、一度彼女を交えて話をする機会を頂けないでしょうか?」


 私の台詞を聞いたローズ様の姿に心が痛む。


「ローズ様を愛している気持ちは変わりません。誰にも渡したくない気持ちしかありません。ですが、彼女もたった1度の夜会で踊っただけですが、私を思い続けてくれた気持ちにも、心が揺れてしまいました。申し訳ございません」 


 精一杯の気持ちで謝罪をした。本当に身勝手な理屈だ。


「その方を側室へ迎え入れたいという事ですか?」


 そう質問する彼女の瞳に涙が溜まっていくのが見える。


「はい。ローズ様のお許しが頂けるのであれば、その為の話し合いの機会を頂きたい」

 

 浮気男たちは、こんなにキツイ感情をどう感じているのだ? とてもじゃないが慣れるとは思えない。罪悪感で押し殺されそうだ。


「分かりました。お話をお受けします」


 先程までの感情を押し殺していた声色と違って、優しい声で返事を返してくれた。顔を上げると笑顔を私に向けてくれる。いっそ浮気男と罵ってもらった方が楽だ。


「誠に申し訳ございませんでした」


 再度、誠心誠意謝罪を告げる。どんなに謝っても謝りきれない。


「なぜ、そこまで謝罪をされるのですか?」


 彼女の表情は少し意外そうに私を見ている。何か様子が変だ………。


「私は貴女を妻に迎えたいと言ったすぐ後で、別の女性も妻に迎えたいと告げたのです。貴女にとって私は不誠実な行いを致しました」


 その言葉を告げてもローズ様はさらに困惑されていた。


「バルト落ち着きなさい。ローズ様はあなたに見捨てられないか心配していただけです」


 ん?


「ラインバルト様が私も愛して下さっている事さえ分かれば、私は大丈夫でございます」


 ん? ローズ様?


「ですが、貴女に何の相談もなく私の気持ちだけを押し付ける事になります」


 こう応えてもローズ様は困った顔のままだ。


「………バルト。あなたの母は何人いるの?」


「………6人です」


 義母の言葉でようやく理解した………が、それでも私は自身のとってしまった行動に納得は出来なかった。


「あなたはこれからも側室を増やさなくてはなりません。その事は我が家の決定事項です。あなたの計画が全て上手く行けば、爵位も陞爵する予定です。新たな陛下も既にその件は確約頂いております」


 えーっと、浮気した私が言うのもなんだけど………純愛は?


「ローズ様も私たちもあなたの心変わりを心配しただけです。ローズ様はその程度の事は当然と受け取っておいでです」


 あるぇ? これは思い切って責められる方が楽だ………。


「貴方の心に私を置いて頂けているだけで幸せです。貴方の心に新しく住まわれる方がいらしても、私もその心の中においてくださるのであれば問題ありません」


 そう告げるローズ様は、完全に外交モードだ。この責め方はキツイ。


「私の心の中から貴女を追い出す事は永久にございません。もし、その時が来るならば私はこの世にいないでしょう」


 浮気男が、本当に何を口走っているんだと思ってるさ………。これをハーレム言っている奴らの面の皮と同じくらいの厚さだと言われても否定できないよ。


「はい」と優しく呟いたローズ様に本気で罪悪感がヤバイ………。


「バルト。今回はローズ様に免じて許しますが、次回は事前にしっかりとローズ様と相談をしなさい。不誠実な真似は許しません」


「はい。母上(ははうえ)。我が身の不実を反省し、2度とこのような事のないように務めます」


 実母からも許しを得て、表向きは一件落着となった………。私の気持ちだけがまだこの辺は貴族ではないようだ………。

 その後は、母6人から私の台詞について、ローズ様と共に弄られたがローズ様はまんざらでもない様子だったので、素直に罰だと思って受けた。 当然次の日には拡散器によって、屋敷中に話が広がっていた。



-後書き-

不定期更新継続中。風邪を引きました………。頭が痛いので感想のお返事は遅れます。

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