002 ざまぁという名の浮気と悪代官ごっこ
どうやら、婚期を逃した肉食系女子というジャンルが新たに確立するチャンスかもしれませんね………。
そろそろエロ回の出番が必要でしょうか?
さすがは閣下の侍女たちだけあって、作法や片づけをする様子に優雅さを感じる。その上、見た目もかなり良い。
これだけの人材を揃えるあたり、修道院や教会と並ぶ「問題あるご令嬢たちの収容所」として名高いだけの事はある。各貴族から問題ある令嬢を受け入れる事で、裏での閣下の権力が増大しているのだ。まったく趣味と実益を兼ねるとはまさにこの事だ。
私の前に新たに入れられたお茶を差し出されたので、侍女にお礼を言う。
普通の貴族のお茶会では言う事はないが、お互いに気持ちよく働きたいので私用の場でかつ、閣下のようにそれを許容してくれる人物が相手の時に限っては使用人だろうとなんだろうとお礼を言っている。言えない場合も心の中で言う事にしている。
お礼も言えない人間にはなりたくないからね。
ただ、そのお礼を言われた侍女が激しく動揺してティーポットを落として割ってしまう。
「………う………そ………………………………」
割れたティーポットからお茶がこぼれて足元に水溜りを作っていくのが見えるが、彼女の口からこぼれた言葉を私は聞き逃さなかった。
うむ。可能性その1は、この侍女が今まで見てきた貴族と明らかに違う私の対応を見て動揺した為。この場合は、厳しい教育を受けた場合より、むしろ虐待などをされて過ごした事で貴族への拒否意識が心に刻まれている可能性が高い。今までの自分を否定されるような行為と思われたという可能性だ………。
お礼1つでここまで動揺する理由には物足りないし、そもそも閣下が心のケアをしない訳がない。閣下は女性にだけは優しいのは間違いないのだから。
可能性その2としては………。私を知っている事だろうか? 普段は仮面を付けていたから、素顔はあまり広がっていない。学園で私の顔を知っていて、お礼を言った時に初めて目があったので、そこで気づいたという可能性が高いだろう。ただ、残念な事に学友たちと作り上げた『人生の墓場ランク』は卒業まで学友を守り抜いた実績を誇る。学園でお会いしたようなお嬢様には、彼女のような人物はいない。いくら本心を隠していても心の中で蔑む瞳を見間違える事はない。
という事は、彼女はお礼を言った時の私の声で判断したというのが妥当だろう。声の判断だと夜会の時になるが当然顔を合わせて互いに自己紹介をしているはずなので覚えていないわけはない。野獣たちの恐ろしい視線を私は忘れない。
では、この侍女は誰だろう?
ただ、なんとなくだがどこかで見たことのある瞳をしている。………気がする。
「ラインバルト様! 我々の不始末をお許し下さい!!」
「うそ」と呟いた侍女とは別の侍女たちが、彼女に代わって謝罪をする。ここで不手際を理由に色々と問い詰める事は可能だが、暴れん坊将軍閣下のニヤニヤとした顔からある程度の想像が付く。
「いや、私が彼女を驚かせてしまったのだ。皆の手を煩わせてすまない。片づけを頼めないだろうか? 割ってしまったポットについては、こちらで弁償する」
案の定。侍女たちは驚いてしまっていた。ただ1人だけ呟きの侍女だけは目に涙を溜めていた。なぜか凄く罪悪感を感じる。茶番はさっさと終わらせよう。
「これで宜しいですかな? 閣下」
「うむ。ローズ様を見てしっかりと色々と学んでいるようじゃな。その様子なら次期当主としても社交界で渡っていけるじゃろう」
やはり、試されていたわけか。まあ、思惑も予想が付いている。
「それで、あの侍女を譲って頂けるのでしょうか?」
「そう、急く話ではあるまい。本題前の余興だ。………お前たちは片づけを終えたら、その者を残して退席してよい」
暴れん坊将軍閣下の別邸にお邪魔しているのは、ローズ様の元侍女を引き取る為だ。現在ローズ様に付ける侍女の余裕がない為、私付きだった元娼婦の侍女2名を付けている。私はまた私付きの侍女なしになってしまっているのだ。次期当主のはずなのに、おかしいよね?
そういった事情から、ローズ様の話を聞いてエロ親父の元へ生贄にされた元侍女の救出しようと言う訳だ。ローズ様も心を許した侍女の方が安心するだろうしな。それでもその元侍女が今の生活を幸せに思っているなら無理強いはするつもりはない。エロ親父はこれでも女性には優しいのだ。あの女の様子から可能性は低いが万が一という場合もある。
「なんじゃ? その珍獣を見るような目は?」
「いえ、悪戯好きな上に女好きな社交界でも有名な『駿馬の暴れん坊将軍』を観察していましたら、自然とそのような目になるのは当たり前でございます」
完全に不敬極まりないが、私と閣下の間でのやりとりはこれが日常茶飯事だ。むしろ下ネタが出ない日はないくらいだから、この程度なんでもない。
「悪戯好きはお主には負けるし、女好きはお主の父に負けるぞ? 私は女性に一度も刺された事はない」
閣下の言うとおり、私の父は女性に刺された事がある。しかも5回ほど。正式に次期当主ではなく、現当主になる日は遠くないのかもしれない。
「私も女性に刺された事があるような誤解のある言い回しはしないで下さい。私は潔白です」
近くに先程、私に驚いてしまった侍女がいるのだ、下手な誤解を招く言い回しは避けてもらいたいものである。本当にこの暴れん坊将軍の相手は気が抜けない。
「そんな事は置いておいて、お主の家は侍女が不足しておるのだろう? そこの侍女を含めて他にも何名か都合をつけてやれるぞ?」
「私の名誉は道端に置かれるようなものではございませんが、閣下相手では不毛なので諦めます。元からこちらは21人全員を連れてきております。わざわざ侍女を追加してまで交渉頂かなくても、本題の希望が叶いましたら、全ての者に閣下のお嬢様をご紹介させていただくつもりでございます」
「お主は分かって言っておるのだろう?」
当然分かっている。この世にはパワーバランスが存在する。閣下が残っている部下21人全員と自分の娘を婚姻させれば、周りから要らない逆恨みを買うのだ。だが、相応の理由や交渉を行なえば、逆恨みを買ったとしても対処は可能になる。交渉できない無能が悪いのだと。
通常侍女1人の為に、このような好条件で交渉は成立しないのである。だからこそ、閣下が差し出す条件を吊り上げてきたのだ。バランスを取って少しでも多く私から利益を得る為に。まあ、その利益が娘の為というのだから、閣下らしい。そして………。
「えぇ、閣下が女性の意見を無視してこのような提案をする事がないのは分かっております。まずは、1つずつ交渉を済まさせて頂きたいと思います。閣下も女性を待たせるのは本意ではないでしょう?」
「さすがじゃな。お主の腕前を拝見しよう」
このエロ親父の企みに乗るのは正直気が進まないが、本心としては望んでいる。
これは、私の苦い思い出とケリをつける事の出来る舞台なのだ。
「お久しぶりです。こんなにも可愛い蝶が、私の蜜の味を覚えていて下さっているとは思いませんでした」
席を立ち、控えていた侍女に対してそう声を掛ける。こんな恥ずかしい台詞も、今の私には怖いものがないので簡単に口に出来る。………ごめん。嘘です。めちゃくちゃ恥ずかしいです。
蝶のお嬢様は、涙を流して私の声に頷いて答えてくれる。
「あの時の夜会で踊った1曲だけでしたね。今の私の立場では、夜会で共に踊る事は叶いませんが、練習に付き合って頂ける女性が必要です。どうか、あなたの羽の休めどころに私を選んで頂けませんでしょうか?」
自分でも随分と都合のよい口説き文句だと思う。だが、私にはローズ様がいる。彼女に断りもなく、他の女性を近づけようとしているのだ。だからこそ、これが精一杯の妥協点だ。口説いているのに、明確な立場を与えない。男としては最低だし、そこだけは彼女に申し訳なく思う。
「私は、あの夜の事を一度も忘れた事はございませんでした。また、貴方に会えるなんて夢にも思っておりませんでした。私にそのようなお言葉を頂けるとは………」
最後の方は涙のせいか、声が聞こえない。その様子に思わず抱きしめてしまった。いまさら引き離す事は出来ない。
「傍にいるだけで幸せです。私を傍において下さい」
泣き続ける彼女からようやく絞り出したその言葉だけ確認が出来た。女の涙は武器だ。きっと、最初に出会った時に彼女の手をとっていれば、彼女を愛していたのかもしれない。そう思える程度には、私はあの夜の事を忘れていなかったようだ。
「閣下。この者は私が頂いていきます」
彼女がある程度落ち着いたのを見計らって、拒否を許さない強い口調で私の意志を伝えた。
「お主の口説き文句は、なぜかエロいように聞こえるのぅ。まあ、合格じゃ。その者は連れて行くが良い」
閣下の感想のせいで、色々と台無しだ。
「当然、手は出しておらんぞ。他の男のの名を呼んで泣いた女を抱くほど、私は落ちぶれてはおらん」
ふむ、という事はあの女は、馬鹿王子たちには恋していなかったという訳か………。閣下がお相手をしたという事は本当にただのエロキャラだったか。
「その者の家の出は子爵家だ。現在は敵国とはいえ、事情を踏まえれば側室に迎えても問題はなかろう。ローズ嬢とはしっかりと相談して決めろ」
ニヤニヤとしているエロ親父は絶好調のようだ。今日の暴れん坊将軍を止められる気がしない。この後のあの女の冥福を祈ろう。
側室については、正式に次期当主の任命を受けた際の式典会場で、当然、話が出た。っていうかめっちゃ売り込まれた。そして居たよ! 縦ロール!! めっちゃ巻いてた!!
ローズ様とダンスを3回以上踊った事で、そういう関係だと知れ渡り、表向きは、側室の存在を認めてくれたが、帰りの馬車で「もう少し2人きりで居たい」と言われて抑えるのが大変だった。危なく3人になるところだったよ。おっと、閣下とのお話モードになってしまった。失敬。
閣下が、手を上げて合図を送ると、少し離れて控えていた侍女たちが、泣いていた彼女を連れて行く。色々と支度があるのだろう。こちらもしっかりと受け入れられる体制を整える必要がある。だが、あの夜と違って短い別れのはずだとお互いにすぐに別れた。
「閣下が、手を出さない者もいるとは驚きました。確かに私の父と違って、女性に恨まれているとか刺されたという噂を聞いた事はございませんでしたので、逆に納得致しました」
本音半分、よいしょ半分で会話を続ける。本題前の前振りとしては些か悪戯が過ぎる気がするが、結果として私は文句を言えない。
「うむ。言葉で伝えても信用されないと思ったのでな。先に1つ手を打たせて貰った。どうじゃ? 私もお主にそうそう引けはとらんつもりじゃぞ」
悪戯が成功した完全に無邪気な表情に、こちらは毒気を抜かれてしまった。これは降参しかない。
「えぇ。完敗です。ローズ様の侍女も同じような扱いという事でございますね」
「あぁ。彼女は想い人と既に一緒になって我が領内におる。話を通したところ、本人は乗り気だが、旦那の方が乗り気ではない。妻がまた権力に利用されるのを恐れておるのじゃろう」
予想を超える待遇振りにも驚いたが、旦那側の事情に配慮する器の大きさにも、閣下は女性に対して本物の貴族と呼べるのだろう。ここまで徹底した閣下は………正直尊敬だけは出来ない。まあ、これが閣下なのだ。
「分かりました。私も夫婦間の問題にまで口を挟む事は致したくありません。ローズ様に安心して頂く土産話が出来たという事で手を打ちましょう」
「うむ。理解のある男で助かる。面会に関しては旦那にも許可はとってある。機会があれば会わせよう」
「ありがとうございます」
この辺が一番良い落とし所だろう。ローズ様の為に来たはずが、結局は私の為になってしまった。
「それでは、閣下のお嬢様でご希望の方のみ。我が配下と引き合わせ致しましょう。そこからは当人同士の話という事で」
本来の交渉ごとと違ってしまったが、結果としてはまずまずと言ったところだ。閣下の心配りにはそれなりに応える義務があると思っている。
それに学友たちとも約束しているからな。奴らも仲間から離反者が出ている以上は、下手な刺激は厳禁だ。私は約束は守る男なのだ。夜道が怖いとか背中が怖いとかじゃないぞ?
「そう言って貰えるとありがたい。私もその条件で依存はない。既にこちらの希望者の5名なら、すぐに引き合わせる事は出来る。お主の部下を待たせている会場へ連れて行こう」
元々、閣下との縁を強める為の交渉であった為、互いに利があった交渉はあっさりと締結した。閣下が提示した人数も妥当だろう。あとは、あの元学友の部下たちが上手くやるのを祈るばかりだ。
え? 学友の友情を政治の道具に使うなって? 既に私の部下だ。俺の物は俺の物。俺の部下の物も俺の物だ。ジャイアニズム万歳だ。
実際には私の部下になった時点で政治に関わってくる。あの元学友の部下たちは、その辺を理解している者は少ない。理解しないまま突き進むと馬鹿王太子と同じ運命一直線だ。まあ、私はそうなる前に自ら手を汚す覚悟があるからな………。
そうならない為に、これでも上司としてかなり配慮しているつもりだぞ! 悪役みたいに言うな!!
「これから5名のお嬢様を紹介頂ける事になった」
「「うおぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉ!」」
閣下との交渉を終え、その報告を持って部下たちの待つ会場まで足を運んで報告を入れる。
予想通り、完全なお馬鹿に成り下がった野郎どもが、歓声という名の雄叫びを上げる。うん。自分に正直なのは良いのだが、それではいかんのですよ。しっかりと教育を始めるとしよう。
「静まれ! お前らはどこかの国の馬鹿王子と同じレベルか!!」
叫んでいなかった者もいたが、止めなかったので同罪だ。
「お前たちは、我がリステル家の家臣としてここにいるのだ! その自覚がない者に家臣を名乗らせるつもりはない!!」
お馬鹿を許せる期間は終わったのだ。閣下との信頼を崩すような輩は処分も辞さない。当たり前だろ? 貴族なんだから。
あまりにも不憫な学園生活が続き、その後も使い捨てにされるような環境におかれた上に、私とローズ様のアツアツなところを見せつけられたのだ。一時的にお馬鹿になってしまったのは仕方がない。
元々、頭の出来は悪くはないので、すぐに私の言っている事が理解できたようだ。あとは感情を抑えれるかどうかは彼ら次第だ。結果はすぐに出る。
「全員身だしなみを再度確認して待機せよ!」
軍に入るべく鍛えていただけあって、こういった場合の動きは完璧だ。横一列に並び、ビシッとした姿勢を崩さない。いつもこの様子なら心配はないのだが………。
そのまま待機をしていると扉が開かれて、閣下が入場してきた。
「噂どおり、なかなかに面白い部下に育っているようだな」
「我が家の恥をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした」
「うむ。少し馬鹿なくらいの方が可愛いと希望する者を集めた。その配慮は不要だ」
我が家の噂は全て侯爵家には筒抜けのようだ。違うな………うちには拡散器がいるんだった。あの拡散器の処分も本気で検討しないといけないらしい。
そして、その言いまわしだと完全に尻に敷かれる前提だ。まあ、閣下のところの教育を受けているのだから、気づかれないうちに操られていると言った方が正解か。なんにしても夫婦間は上手くいきそうだ。
部下の様子はというと、1人が口をぱくぱくとして間抜け面を晒している。
「うむ。我が寄り子の者も混じっておったのだったな。お主はわざと私の娘だと知らせておらなかったな? 相変わらず、悪趣味な悪戯の好きな小僧じゃ」
「いえいえ、本日の閣下の悪戯ほどではございませんよ」
私と暴れん坊将軍閣下の会話を聞いて、顔が引きつった者が数名いた。私の悪戯に驚いたのではない。私の会話相手が誰か気づいたからだ。
ただ、顔を引きつらせた者の内、1人だけが顔に緊張感を漂わせ始めた。
「どうやら、1人は飛びぬけて優秀な者がおるようじゃな」
「はい。彼は学園内で学友を実質的に纏め上げておりました。私も彼には期待しております」
娘を嫁に出す相手だけあって、結構鋭い目で見ているのが分かる。私にも娘が出来たら、この気持ちが分かるのだろうか?
幸いな事にローズ様の父へのご挨拶は私には不要だったので、ここは楽しくざまぁ………違った。見学をさせて貰おう。男なら通る道だ。リステル家の者として撤退は許されない。
期待されてしまった彼は、それでも表情を変えずに踏みとどまっている。先程も雄叫びを上げていなかった人物なので、本当に期待出来る。私の留守中にこの馬鹿たちを預けられる人材になりそうだ。ん? 中間管理職? 何を言っているのか解からない。
閣下も彼を一通り鋭い視線で眺めた後は、一人一人視線を向けていった。
「まあ、良いじゃろう。後は娘の目を信じるわい」
そう言って、険しかった表情と鋭い視線を緩めた。そう言われて、背筋を伸ばしきっていた何名かは力を抜いたようだ。まあ、残念不合格だと言っておこう。
「では、私の娘たちを紹介しよう」
その掛け声と共に、会場の中央の扉から入場してきたご令嬢は、さすがというべきか………。
確かに身に着けている衣類に関しては上級の物ではないが、安くはないはずだ。その上、それぞれが身に付けているその衣装を良く着こなしている。どこかの学園のわがままお嬢様たちも見習って欲しいものだ。物の価値は値段でなく、自身との釣り合いだ。いや、言い繕うのはやめよう。学園のやつらは豚に真珠だ。
最初に、閣下がお嬢様方を紹介していく。淑女の礼も文句の付けようもない。こらこら、そんなにガン見していると相手に嫌がられるぞ。
続いて、私が部下たちを紹介する。ちなみに点数を付けて紹介した。部下たちからは物凄く信頼に満ちた表情と恨みというには足りない熱い視線を向けられたが、私にそっちの気はないぞ?
当然、点数は学園でのエピソードや普段領地での生活態度、そして今日の紹介する直前までの対応力の総評だ。自分たちだけが評価する側だと思っては困るので、これも教育の一環だ。
「ささやかだが、軽い食事を用意した。後は皆で話してみて、お互いを知ってくれ。我々は会談が残っているので、一旦失礼する」
閣下の言葉で再度気を抜いた馬鹿たちがいる。残念ながら、彼らは既にお嬢様方の眼中にないようだ。
「くれぐれも、粗相のないように」
そう告げて、閣下と残りの会談という名の出歯亀………違うな。健全な交際の監視活動の為に部屋を移る。
「閣下も趣味が悪いですな~」
「お主も人の事を言えんじゃろうて」
うん、閣下のノリの良さは落ち着く。そう遠くないうちに本格的な悪代官と越後家ごっこが楽しめそうだ。
-後書き-
文字数について………。現在は1話を最低4000文字として投稿しております。
他の作品を読んでみて、それ以下の文字数だと何となく読み味が足りない気がしたので、
この文字数を守っていますが………。
(公開済みの話は、4000~7000文字程度で、1番長い話が1万2000文字です)
実際に皆さんはどう感じているのかが気になっています。
物語の調整のため、余分な文字を削っているとそんな事が気になってしまいました。
お暇な方だけ感想欄にお返事頂けると今後の参考になる為、とても助かります。
オチはないよ? たまには真面目な話も良いでしょう!!(ノ*'ω'*)ノ彡┻━┻




