表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/17

キャラ紹介

今回はキャラ紹介です


増え次第、順次追加していきます



〜キャラ紹介〜


月影聖夜(つきかげせいや)


本作品の主人公。『私立叢雲学園高校』に通う二年生。五年前、ある事件で身内を全て失い天涯孤独となり、今は政府に援助を貰って暮らしている。


表向きは普通の高校生だが、実は政府の特例で自動車免許を持ち、『若きロータリーマイスタ』などと呼ばれているFD使いである。と同時に、ネットで話題沸騰中のバンド『Luna』のボーカル兼リーダー『御月零夜』だという正体も併せ持つ。


かつての名家『月の一族』の末裔であり、その財力や権力は国家にも匹敵する。が、彼はほとんどそれを使うことはない。遺産を使わずとも暮らしていけるほどの多額の補助金を貰っているからである。


若干色の抜けた黒髪を少しふわっと膨らませ、見た目は爽やか系イケメン。そのためかなりモテるが、彼はあまり気にしていない。だが人の恋愛話にはよく首を突っ込む。


好きな事は音楽、読書(主にラノベ)、スキー、武道などで、かなり多趣味である。特に武道は家柄上昔から嗜んでおり、柔道部や弓道部の人達とも渡り合えてしまうほど。ちなみに、車は趣味ではなく『趣味の範疇を超えた何か』らしい。


瀬那を妹のように可愛がっており、その溺愛ぶりは周りからシスコンとも称されている。だがそれ故に、彼女から向けられている想いには気付いていない。


嫌いなものは、高級車に乗ってスカしてる走り屋もどき。見ると全開でブチ抜きたくなるらしい。


基本的には優しく他人思いだが、他人の為なら自分がどうなろうとも構わない思考の持ち主。故に、友人達は心配している。友人が悪く言われたりするのを聞いたりすると、普段の様子からは想像出来ないほど冷たくキレる。


また、年齢の割にかなり大人びている。これは様々な業界の闇の部分も見てきてしまっているからであり、綺麗な事ばかりでないと知っているからである。


剣道部の副部長であり、次期部長。全国大会の常連であるほどの腕前を持つが、瀬那と現部長には(普段の学校生活も含めて)中々敵わないらしい。


学校では正体をバレないようにしている。よって彼が『御月零夜』だと知っているのは、同級生では後述する汐織、凛音、舞のみ。


ドライビングスタイルは、『少しだけリアを流す』というやや変則的な(ゼロカウンタードリフトに似たような)もの。聖夜曰く、「ハイパワーターボのFR車はアンダーよりオーバーの方が速い」とのこと。しかしRX-8に関してはそうではなく、タイヤのグリップをきちんと使い切る走りを心掛けている。



『マツダ RX-7 FD3S Type-R(後期型)』(月影聖夜乗車)のスペック


・推定500馬力


・エンジン……13Bロータリーにボアアップ、その他チューニングが施され400馬力を絞り出す。


・吸排気系……基本的にレース用に近い性能のものを使用。マフラーのみ保安基準適合のストリート仕様。


・過給器……シーケンシャルツインターボのブーストアップ仕様。


・足回り……ブレーキ系は『Project μ』一式。サスペンションはBLITZ。若干オーバー気味のセッティング。ホイルスピンをコントロールする走りを要求される。


・ボディ、内外装等……軽量化はほぼしていない。内装はストリート向けのロールバーが入っており、インパネ周りは水温計、油圧計、ブーストメーターなどの追加メーター、及びメーター類を黒地に赤字のものに変更している。


外装は、ミラーとボンネットをカーボン製に変え、FEEDのフロントバンパーとRE雨宮のサイドフェンダー、C-WESTのGTウイングを着けている。ホイールはRAYSのTE37ゴールド。カラーリングはオールペンで、マツダのCX-3やNDロードスターの『ソウルレッドプレミアムメタリック』となっている。テールランプは前期型のものを移植。ETC、ターボタイマー付き。



『マツダ RX-8 SE3P Type-S(後期型)』(月影聖夜乗車)のスペック


・推定400馬力


・エンジン……圧縮比の変更、その他チューニングが施されている。


・給排気系……傾向はFDと同様。


・過給器……後付けでスーパーチャージャーを装着。


・足回り……FDと同じく『Project μ』とBLITZ。こちらはグリップ走行向けにオーバーがかなり弱めのセッティング。上手くアンダーを消す走りを要求される。


・ボディ、内外装等……目立った軽量化はしておらず、ロールバーが入っている。追加メーターとして水温計、油圧計が付いている。


エアロパーツはカーボンフードとC-WESTのGTウイング、マツダスピード製のフロント・リアバンパーとサイドフェンダーを装着。カラーリングはベロシティレッドマイカ。


リアの『RX-8』のロゴの上に奏城モータースのメタルプレートが付けてある。



雪宮瀬那(ゆきみやせな)


ヒロインの一人。かつての名家『雪の一族』の末裔。聖夜と同じく事件で身内を亡くし、天涯孤独の身である。


かなりの美少女。髪は元々茶色で、それをショートボブにしている。


趣味は料理やお菓子作り。よく聖夜の家に行き、一緒に料理をしたりしている。彼女曰く、これは通い妻をしているとのこと。


好きな事は『Luna』のライブを見ることや、聖夜と一緒に音楽を聞くこと。そして何よりも、聖夜と何処かへ出掛けることが大好きらしい。


剣道部に所属し、中学生の頃は全国大会の常連だった。その剣の才能は聖夜すらも上回るほど。


『Luna』の、とりわけ『御月零夜』の大ファン。……だからこそ聖夜は真実を打ち明けられないのだが、それは彼女の知らないことである。


聖夜の事が好きなのと同時に兄のように慕っており、それを口実に、聖夜に近付いてくる女性をよく威嚇、牽制している。



涼見汐織(すずみしおり)


ヒロインの一人で、聖夜のクラスメート。名門『涼見家』の令嬢であり、学園の中では(聖夜や瀬那を除いて)一番の上流階級である。吹奏楽部に所属。


そんな名門の令嬢だが、実は吹奏楽が得意。だから、吹奏楽部の強いこの叢雲学園を選んだらしい。


学園一、学園のアイドルとも称されるほどの美少女。その黒髪はどこも結ばず、流してセミロングにしている。


一年の頃は、自分になにかしらの下心を持って近付いてくる男が多く、故に男に対して非常に冷淡だった。だが、そんな態度を取らない聖夜に出会い、以来柔らかくなった。同姓に対しては基本的に友好的。しかし、友人を貶されるとそれが誰であれキレる。


意外と嫉妬深く、聖夜が他の女性と親しく話しているのを見るだけで若干機嫌を悪くする。しかし、それと同時に非常に甘え上手であり、聖夜も度々翻弄されている。



姫川凛音(ひめかわりおん)


ヒロインの一人。汐織と同じく、聖夜のクラスメートである。また、小学校から聖夜の近所に住んでおり、いわゆる幼馴染である。また、剣道部に所属しており、何かと聖夜と同じになる運命の持ち主。


明るく快活で、人気者タイプの人間。容姿も、汐織とともに学園のアイドルと呼ばれるほど美しいので、男女関わらず人が集まってくる。ヒロインの中では最も今時な女子高生。


亜麻色の髪をポニーテールにし、前髪は聖夜から貰った、彼女のお気に入りである白猫の形をしたヘアピンで留めている。


基本的になんでもこなせる人間。ただし、恋愛だけは例外のようで、聖夜があまりにも難攻不落なので困っている。


汐織とは親友であり、また恋敵でもあるらしい。



奏城深央(かなしろみお)


ヒロインの一人で、瀬那と同じクラスの美少女。聖夜御用達のメカショップ『奏城モータース』の店主であり、彼のメカニックでもある奏城弘也(かなしろひろや)の一人娘である。学校ではバスケ部に所属。


父親の知識や技術をもう受け継いでおり、その腕は聖夜にもFDのセッティングを任されるほど。


聖夜のことを数年前に店で見かけ、その時に一目惚れしたらしい。叢雲学園を選んだ理由の半分はそれである。


他人からだとあざとく見える所作が多いが、当の本人はあまり男慣れしていない。つまり、持っているのは天然物のあざとさである。……しかし、最近は意識したあざとさも見せ始めている。


その可愛らしさから昔はかなりモテていたが、内面観察の得意な彼女のお眼鏡に適う者はいなかったらしい。そのため、彼女は時々人の心理を鋭く見抜くことがある。


黒髪をサイドダウンにしており、周りとは少し違う雰囲気を醸し出している。これは、いわゆる高校デビューらしい。



篠塚舞(しのづかまい)


ヒロインの一人で、聖夜のクラスメート。また、動画サイトなどで有名な歌い手『九条マヤ』だという正体も併せ持っている。


学校では物静かであまり目立たない少女だが、歌い手をやる時は快活になる。歌には自信があるのでこうなるらしい。


弓道部に所属。歌などで培った飛び抜けた集中力を駆使し、全国大会にも出場したことがある。しかし部長が凄すぎるため、こちらはあまり自信が持てていない。


汐織や凛音ほど目立たないとはいえ、その二人に匹敵するほど容姿端麗。髪は黒で、それを後ろで一本の三つ編みにして、それを肩から垂らしている。本人は知らないが、これは聖夜が好きな髪型である。


聖夜とは、お互いに正体を知っており、気兼ねなく歌の話ができる親友である。……ただ、最近の彼女の心情は変わってきているらしい。


歌は、本職の聖夜が大絶賛するレベル。本物のお嬢様である汐織と、人気者である凛音に少しの憧れを持っている。



碧野佳奈(あおのかな)


二十歳、大学三年生の女性。若くして名を響かせている女性ドライバーであり、『ハチロク姉妹』の姉の方である。


搭乗してるのは『カローラレビン GT-APEX (AE86)』。元々は父親の車だったが、無理を言って譲ってもらったらしい。


誰にでもフレンドリーで快活、その姿はまさに女子大生といった感じである。明るい茶色の髪を普段はパレッタで留めており、プライベートの時はセミロングに下ろしている。


大学でも、そしてドライバーとしても美人なので相当の人気があるが、異性に対するガードは(恋愛的な意味で)かなり固い。だが、聖夜に対してはむしろ自分から攻めている。聖夜をからかったりいじったりするのが楽しいかららしいが、そこには好意もしっかり存在している。


そんな明るいイメージの彼女だが、ハチロクの利点を活かしたそのドライビングは堅実で理論的。彼女の後ろを走る者は皆、そのラインの正確さと深い突っ込みに驚くという。しかしその分、直感的なものは妹の方が上。


ハチロクに対する愛は相当深く、遅い車などと馬鹿にされた時は容赦なくキレる。



碧野実恋(あおのみれん)


十九歳、大学二年生の女性。『スプリンタートレノ GT-APEX (AE86)』を乗りこなす、『ハチロク姉妹』の妹の方である。


髪はロングで、それを一つに結んで左肩から前に垂らしている。口数が少なく知的な印象を持っているが、親しい相手だと割とよく喋る。


男に対してあまり興味を持っておらず、今まで恋愛らしい恋愛をした事がなかった。だが、そんな彼女が一年前に聖夜を初めて見た時、彼に何かを感じたとのこと。彼女曰く、聖夜は『運命の人』。


見た目とは裏腹に、走りは直感的で感覚派。本番前にはちゃんと分析はするが、いざ始まると自分の直感を信じるタイプである。その走りはメリハリがはっきりしており、派手に振り回すので攻撃的に見える。


自分なりのラインがあり、それが周を追うごとに変わることもあるため、傍からだと変則的でラインに無頓着な走りにも見える。聖夜によると、「多分、あの人の後ろは物凄く走り難い」とのこと。


理論も分かってはいるが基本的に押せ押せなので、バトル中に集中し過ぎてしまう事もたまにある。冷静さは姉の方が上。



『カローラレビン GT-APEX (AE86)』(碧野佳奈乗車)のスペック


・推定350馬力


・エンジン……86及びBRZの『FA20型』エンジンにスワップされており、出力は300ほど。


・吸排気……レース用の物。後付けでスーパーチャージャーを装着している。


・足回り……現時点では不明。


・ボディ、内外装等……カーボンフード、トヨタのフロントバンパーとサイドフェンダー、GTウイングを着けている。ホイールはRSワタナベ。内装はあまりいじられておらず、追加メーターが三つとシフトレバーの換装のみ。


目立った軽量化はされていない。カラーはハイテックツートン、所謂パンダである。



『スプリンタートレノ GT-APEX (AE86)』(碧野実恋乗車)のスペック


・推定400馬力


・エンジン……姉と同じく『FA20型』にスワップされている。


・吸排気……レース用。ボルトオンターボ仕様である。


・足回り、ボディ、内外装等……姉のレビンとほぼ似ている。違いとしては、GTウイングではなくリアスポイラーとなっている、若干オーバー気味にセッティングされている等。カラーリングも同じパンダである。



鈴嶋玲香(すずしまれいか)


聖夜と音楽業界での友人である、高校一年生の美少女。『レインボーハート』という七人組アイドルグループに所属しており、芸名を『藤鈴涼華(ふじすずりょうか)』という。


聖夜の二つの顔を知っている人物の一人。昔ストーカーから助けられたのをきっかけに、聖夜に懐くようになった。


聖夜曰く、『あざとさがわざとらしいが、それを隠そうとしないところが可愛い』とのこと。またしっかりと物を言う性格であり、レインボーハートでは年下ながら配慮はしても遠慮はほとんどしない。


実は名家の出である。



風鳴時雨(かざなりしぐれ)


二年にあがった際に聖夜のクラスへと転校してきた一人。『風の一族』の末裔であり、聖夜や瀬那と同じく身内を全て亡くしている。


黒髪を腰まで伸ばす、非常に容姿端麗な少女。またお洒落に関する知識が豊富で、その容姿も相まってどんな服でも着こなしてしまう。


聖夜と同じく年齢の割に大人びており、前の学校では男女どちらからも羨望の的だった。しかし、普段は高校生らしさを見せることも多く、また聖夜の前では小悪魔的な性格になることもある。


天才クラスの剣道の腕前で、瀬那や聖夜ですら勝てないと言わしめる実力を持っている。他の武道に関しても人以上に強い。


人前では他人に気を遣える少女だが、聖夜に対しては少しワガママ。しかし、ちゃんと節度はわきまえる。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ