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作ってみた

 そうこう言っている間にご飯が出来上がった。


「はい。カレーライス」


「おっうまそう」


「飯には特殊スキルを発動させて、パラメーターの上げれる飯がある。俺の飯は手作りだからそんなものはないがな」


 自信満々に言う海人。出されたのは具だくさんで具の大きなカレーライス、大味だがそこそこうまい。ご飯を食べ終わり、夜も遅かったので最初にいたベッドの部屋に案内されベッドで横になった。この世界にきた興奮で少し眠れず、考え事をしているうちにいつの間にか眠りに落ちていた。


 俺が寝ていると大きな金属音が部屋全体に響きわたった。俺は何が起こったのかわからず飛び起きた。


「朝だぞ。おはよう」


 フライパンをお玉で打ち鳴らし終わると海人は言った。


「もっとマシな起こし方ないのかよ」


「一度やってみたかったんだよね。これ」


 ダイニングテーブルには綺麗なパン朝食がすでにセットされていた。


「悪いな。俺、朝はパン派なんだ。コーヒー飲む?」


 全く悪びれる様子はなく海人はそう言いながらコーヒーメーカーの前に立った。


「飲む」


 海人はそう聞くとコーヒーを注いだ。


「砂糖とミルクは?」


「両方入れて」


 海人はそこにあった砂糖とミルクを入れて、自分の分と夏の分のコーヒーをテーブルに置いた。


「今日から仕事だから恰好はちゃんと勇者の格好にしとけよ」


 海人はパンを食べながらそう言った。


「別に恰好なんてなんでもいいだろ」


「ダメに決まってんだろ。やっぱり依頼主にはできる限り強くみせないと」


 ご飯を食べ終わり、勇者の服装に着替えてギルドに向かった

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