#8 ステータスオープン!?
よし、スキル公開いけた!
特典か~何かいいものもらえるよね。
「特典は、一般的な装備と街に入る為の保証金の金貨1枚+宿で7日間泊まれる金額の金貨2枚と銀貨1枚の21000モル、そしてスキル3つね」
「えっ…それだけ?」
少なくね?
「それだけとは失礼な!!いいかい、まず君の身体は神界製で身体能力は向上してるし、全種類の魔法が練習すれば使えるんだよ!!
…あっこれは言って無かった。ゴメンね」
「をい!!…まぁ、それを聞くと結構優遇してもらってるって分かったよ。
つーか、身体って神界製だったんだな」
「そりゃそうだよ。君即死だよ。見せてないけど、関節は逆向いて、脳ミソぶちまけてるからね。
そのままで転移なんてさせられないよ」
「神様、ありがとうございます!!!!」
俺は感謝の意味を込めて、全力でスライディング土下座をさせて頂いた。
身体ほぼ再構成されてんじゃん!!
「クスクス…じゃあ、残りのスキル3つを決めようか。一応、これも一流レベルで渡して上げるよ」
「おー!ありがとうございます」
神様さまさまですね。
「まずは、君の保有スキルを見てみようか」
「えっ?持ってるんですか?」
「そりゃそうだよ。地球では能力の証明は資格を取得することで証明されていたけど、異世界ではそれがスキルなんだよ。スキルを持ってるから何ができますよ~っていう風に証明するね」
「あ~そういう風になってるんですね」
言われてみると合理的かも。
「と、言うことで君のスキルを見てみようか。『ステータスオープン』って思ってみて。閉じるときはステータスを意識しなければ閉じるから。あと他人には見えない安心設計だよ」
そりゃ、ありがたいね
そんじゃ…
ステータスオープン!!
名前:日月 透
種族:ヒューマン
年齢:15
犯罪歴:無し
レアスキル
・無し
スキル
・『透過Lv.8』
・『算術Lv.4』
・『奪取Lv.5』
・『体術Lv.5』
・『剣術Lv.2』
・『並列思考Lv.3』
はい!?
次回は、スキルの説明かな?