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すきと~る -えっ!視えるの?-  作者: 守りの神殿
第2章 覚悟の在処
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#47 休養日は買い物に!

のんびりです。

翌日、俺は回復薬と魔力譲渡薬を買いに、キャメロン商会に向かった。


女将さんに聞いたら、探索者成り立てに、良心的な商売をしてくれることで有名な商会らしい。



・・・



カランカラン…


「いらっしゃいませ」


お~なんかディスプレイされてるな。

商会らしく薬や武器…色々あるね~


「何をお探しでしょうか?」


店員さん…猫の獣人ですか…耳触ってみたい・・・


「えーと、回復薬と魔力譲渡薬が欲しいのですが」


「品質と個数を教えて下さい」


「えー、品質による違いってなんですか?」


「キャメロン商会で取扱っている商品は3つの品質に分かれております。3つの品質は上から最高、高、普通となっており、普通の回復薬だと疲労や怪我が、最良の身体状態の50%程度まで回復します。高だと70%、最高だと90%となっております。ただし、部位欠損は治りません。魔力譲渡薬も同様です」


「値段はどうなっていますか?」


「回復薬だと、普通で1000モル、高で2500モル、最高で5000モルとなり、魔力譲渡薬は、普通で1500モル、高で4500モル、最高で9000モルとなります」


「う~ん…じゃあ、どっちも品質が普通で3つずつお願いします」


「かしこまりました。回復薬が3000モル、魔力譲渡薬が4500モルで合計7500モルとなります」


「はい、金貨1枚と銅貨5枚です」


「変な精算の仕方をしますね?

まあ、お客様の自由ですが…お釣りが銀貨3枚で3000モルとなります。お確かめ下さい」


え?桁の少ないお金を減らすように払うのって、変なの?

俺にとっては常識だったんだが…


「はい、あります」


「ご用件は以上でお済みでしょうか?」


「2つだけ質問があるのですが…」


「なんでしょうか?」


「素材を持ち込むことで、回復薬などを安く作成してもらうことは可能なのでしょうか?

また、武器の修理を頼む場合は、この商会に依頼すればいいのでしょうか?」


「まず、素材持ち込みでの製品作成は行っておりません。個人の道具屋などに交渉してください。ただし、個人での交渉だと、品質が保証されないことがありますので、ご注意下さい。

また、武器の修理ですが、手入れ程度であれば我が商会でも行っております。しかし、修理となると鍛冶屋に直接持って行ってもらいます。補足ですが、素材持ち込みでの武器や防具の作成も、薬品同様に個人で鍛冶屋と交渉を行ってもらいます。個人的な製品になりますので、料金が既製品よりも高額になることを覚えておいてください」


う~ん…やはりどっちにも良し悪しがあるか~

金がもう少し貯まって考えるか・・・


「親切な説明ありがとうございました。質問は以上です」


「では、またのご利用お待ちしております」



・・・



このあと調味料などを買い、宿に帰って魔法を考えたり、寝る前に魔力量アップの訓練などを行い、ゆったりとした1日を過ごした。





昨日の疲れを癒すように今日を過ごし、明日に備えたんだが………





次の日、なんであんなことに巻き込まれたかな~?

トールの所持金:42840モル

(金貨4枚、銀貨2枚、銅貨7枚、鉄貨14枚)

※調味料など:1400モル


次回、再びギルドへ

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