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すきと~る -えっ!視えるの?-  作者: 守りの神殿
第1章 イタズラと転移
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#5 能力の自覚 -透の過去-

け、結構順調じゃね?

ここでちょっと回想をしよう。


俺は10歳の頃、学校でいじめにあっていた。親にも言えず、『自身の消滅』を願いながら家出をした。


だが、死ぬ覚悟もない子供には3日が限界で家に戻った。家では軽い誘拐騒ぎになっており、警察も来ていた。


しかし、人前に出ても誰も自分を『見ていなかった』。声をかけても空耳と勘違いされるし、触っても不思議がられるだけ…俺は絶望感と共にその場を離れて近くの公園で『誰か…見つけて』と思いながら1日を過ごした。


最初の3日間の食事は、コンビニで犯罪だとは思いながらも万引きしていたが、誰も『気付いて』はいなかったのだろう。


その後、公園で寝ているところを警察に保護された。


食事はどうしていたかなどの説明が出来なかった為、架空の誘拐事件として処理されたが、不思議な事件としてメディアにとりだたされた。


その中で家出の理由などが発覚し、行っていた小学校は打撃を受け、うちの家族は周りからの干渉がイヤになり引っ越しするはめになった。


まあ、そのあとは自分の能力を客観的視点から自覚させられ、鏡の前で実験をして『見えなくなる』力を自覚して使えるようになったのですよ。


もちろん、いじめてきた相手には、力を使って多少の仕返しはしましたけどね。


回想終了


で、この力でストーキングしてた訳ですが、これが神様のイタズラだとは…


神様よ…もうちょいロマンチックなイタズラをしてくれませんかねぇ?


みなさんそう思いません!?

読んでくれありがと。

また見てくださいね。

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