#32 ナンパ……したこと無いですから~!!
誰でしょ~
ナンパってしたこと無いからワカリマセン!!
ぼーーーーーーーーーーーー・・・
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「…ル君、トール君!ねぇ、どうしたの!?」
はっ、トリップしてた!!
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オリジナル(以下、オ)[トール1号!!現状報告!!]
トール1号(以下、1)[はいっ!現在、放心から覚醒!]
オ[どうしてこうなった2号!!]
トール2号(以下、2)[読書終了後、気を抜いた所で、目の前にテレビでも見たこと無い美女!!ある意味、異常状態の魅了に陥りました!!!]
オ[クソッ!!戦場なら死んでるぞ!!美女の容姿を確認して報告しろ3号!!]
トール3号(以下、3)[え~…もう、絶世の美女でよくね?・・・はいはい、分かりました。それじゃ報告します。え~白銀の髪が腰まであり、優しそうな顔立ちのお姉さん系、身長は俺(達)と同じ位の175cm…ヒールを履いてるため170cmかな。スタイルは胸は大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい感じ。ウェストは引き締まっており、白を基調としたドレス?が彼女をより引き立て、地球のモデルより輝いてる感じがします。は~~…以上です。]
オ[了解した!!まずは、何処の誰だか確認しよう。以上、並列思考会議解散!!情報量がオーバーしない限り、各所休憩とする!!]
1、2、3[了解!!(うぃ~)]
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以上、脳内会議でした。
ではでは、
「ど、どなたでいらっしゃいです……いらっしゃいますか?」
噛んだ~~ハズイ!!!
「クスッ…そんなに緊張しないでよ。」
「イヤイヤ、こんな今まで見たこと無い美女が、突然目の前に居れば緊張しますって!!!」
「あら、ありがとう♪美女だなんて嬉しいわ~……ナンパかしら?」
「お~い!!何言ってんだ俺ぇ~~~!!!!いえ、ナンパでは無くてですね!!!イヤ、お姉さんは美女ですよ・・・え~と、え~と、……」
「はいはい、落ち着いてトール君。そんなに大声出すとローマンに怒られちゃうわ。」
「す~は~す~は~・・・はい、少し落ち着きました。え~と、改めてお姉さんはどなたですか?何で俺の名前を知っているんですか?あと、ローマン?さんと言うのは……」
「はいはい、もう少し落ち着きましょうね~。ローマンはここの司書長、キミの受付をした人よ。その人にキミの名前は聞いたの。」
あ~、あの無愛想な犬耳青年はローマンさんですか。てか、司書長かよ!!あんな言葉遣いでいいのか!?
「それで、私はアイリーン・アイドル・・・ここのギルドマスターよ♪」
・・・えっ!?
「えぇ~~~~~~~~~!!!!!!」
種族説明のギルマス登場~~
早すぎた?
 




