#31 最後の一冊!!……ダレ?
今回で説明会終了です。
ゴーン…ゴーン…ゴーン…
あ、鐘が3つ鳴った…12時か…
昼飯は後にして、最後の一冊を読みますよ~
最後はコレ!!
〔隣人は○○種族~あなたは知っていますか?~〕
ここまで来ると・・・呆れてものも言えん…
言ってるじゃんってツッコミはノーサンキューです(笑)
《ハラヘリで読書中です。食べ物を与え……こほん、しばらくお待ち下さい。》
「燃え尽きたぜ……」
ラストスパーーーート!!!
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・ヒューマン
スティアに多くいる種族。その為、過去に他種族と比較する際の基準とされていた。現在は、ハーフやクオーター以上の者が多く、基準が曖昧になっている。
純ヒューマンはティアルミ聖国に多く、他種族への差別意識が強い。ただし、交易や災害級魔物討伐などの対応に、差別意識は悪影響な為、徐々に意識の変化が出てきているらしい。貴族など以外は……
特徴としては、生殖能力と生存意識が高いことから、出生率は高い。寿命は最長で115歳との記録があった。平均は40~80歳と曖昧。多分、地球より死が身近な為、算出し難いのだろう。
・エルフ
多くのエルフはエレー聖樹国に暮らしている。
潜在的な魔力が多く、長寿な事から、魔力の多さ=寿命の長さと考えられている。
基本的な特徴としては、先ほど挙げた魔力の多さと長寿であること。他には、耳が長く尖っており、美形が多い。同性から妬みの対象になることが多い。・・・はい、俺のことですね……
寿命は約500~800歳らしいが、現在1000歳以上のエルフが居るとか居ないとか…
寿命が長い分、出生率は低いらしい。
現在、1人の女性がマレノ王国カグノ市の探索ギルドで、ギルドマスターをしている。元Sランク。
・獣人
多くはゴート獣王国に暮らしているが、活動的な者が多く、他国でもよく見かける。
特徴は、多産であるが、好戦的で死ぬ事が多い為、平均寿命が短くなる。
狩りを得意としており、近接戦で力を発揮するが、魔法を使うことに苦手意識があるとのこと。ただし、ハーフが多い現在は少しずつ改善傾向にある。
・魔人
多くはカーミュ魔国に暮らしている。
特徴は肌が薄い黒や紺、赤などの色をしており、それ以外はヒューマンやエルフに近いらしい。その為、何かの因子により、ヒューマンやエルフが突然変異したのではないかと考えられている。
潜在的な魔力はエルフより少ないが、ヒューマンより多い。また、身体能力はエルフより高く、ヒューマンより低い。いいとこどりデスネ!!
寿命は約200~300歳で、出生率はヒューマンより低いが、エルフより高い。
現在、1人の男性がマレノ王国イルテミナ市の探索ギルドでギルドマスターをしている。元Sランク。
・妖精
ドワーフやピクシーが確認されている。妖精郷なる所が出身らしいが、所在は不明。妖精郷から出る際は、一生帰れない覚悟で出てくるらしい。
特徴としては、背が低く、子供に見えるらしい。人との交配も可能で、現在はハーフも居る。所謂、ロリショタ…デスネ・・・
生産能力が高く、魔法が得意らしい。その生産力と希少な存在から、各国では保護対象である。因みに、強制的に奴隷にすると、様々な不幸が立て続けに起こり、国が滅ぶとあった。
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まず、聖国の貴族には、関わりたくないね!!イジメられてた立場からすると……必要性が無い限り、行かないでおこう。
次に、ギルドマスターに会ってみたいよね~。ただの、ミーハーだけどさ。流石、多種族の国マレノ王国!!色んな種族がトップにいるよ。
最後は妖精!!ドワーフの武器とかファンタジーだよね~!!
使ってみて~~~~~…技量は低いかもだけど・・・
「お~わりっと」
俺が背伸びをすると、今まで見たこと無い……
美女がいた!!!!!!
「あなた、いいわね」
ダレやこの美女は!!!
 




