#29 魔法講義part1…俺、非常識だった…
魔法についてです。
これが終わればあと1冊!!
さて、3冊目は、
〔魔法は世界だ!!~キミキミ、常識だよ!!~〕
・・・サブタイトルを無視したい……
けど、これはっ!!ちょっとムカツク(怒)
《ちょっと憤りながら読書中です。しばらく、暖かく見守って下さい…》
「は~↓、読みオワタ。」
この資料、題名だけふざけてんな!!
もぉ~えぇ~……
気分一新して、さっさと整理しますか!
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「魔力は血に宿る」とスティアではされている。魔法は、血から魔力を抽出し、詠唱、キーワードを経て具現化する。
ただ、俺はこの説に疑問がある。スティアに転移した後、すぐに行った検証では血液よりも細胞の方に、魔力があった。
…と言うことは、スティアの生物学や科学などは発達していないと予想出来るな。まだ、ナノ以下の世界まで至っていない……魔法はまだまだ発展途上と言うことだな!!
オレ、ワクワクしてきたぞ!!
こほん…さて、
魔力量は魔法を使用し続ければ、増えていくことが、確認されている。ただし、子供が一気に魔力を使い果たして気絶すると、魔力が回復し難い〈魔力熱〉を発症するので注意が必要。
エルフや魔人は寿命が長い為、基本的に魔力量は秀でてくる。ただし、戦い方次第で戦況は変わる為、多いからといって、必ずしも強いわけではない。
魔力が多いメリットは、効果範囲が込めた魔力量に依存することや、魔力面で疲れにくくなっていることくらいだ。
合成魔法に関しては、『並列思考』と『魔力操作』が必須スキルと書いてはあった。しかし、これは俺の『融合』スキルがないと、魔力消費量などのデメリットがあると神様のお墨付き。
次は、魔法の種類ね。
俺は詠唱を無視出来るので、キーワードだけ調べたよ。
基本、最初に練習するのは生活で使われる魔法らしい。これを〈生活魔法〉と言う。これが使えればLv.1になると書いてあった。
俺、初歩飛ばしてたよ……
そりゃ一気にレベルが上がるわ(苦笑)
・生活魔法
『ファイヤー』:指先に小さな火種が出来る。
『ウォーター』:コップ1杯くらいの水がでる。
『ウィンド』:そよ風が吹く。
『アース』:地面に小さな凹凸を作れる。
『ライト』:指先に小さな光球が出来る。
『ダーク』:視界が暗くなる。
『無魔法』と『時空間魔法』、『虚無魔法』は生活魔法には無かった。
この6属性の生活魔法で習得出来なかった属性は、その人自身に適正が無いと言われている。
次に、基本魔法4種!!
これには、ボール系、アロー系、ランス系、ウォール系がある。
属性は『時空間魔法』と『虚無魔法』を除く、計7種。
キーワードは頭に生活魔法のキーワードを付けるだけ。『火魔法』場合を例に挙げると、『ファイヤーボール』、『ファイヤーアロー』、『ファイヤーランス』、『ファイヤーウォール』となる。
ただし、『無魔法』は単純に『ボール』や『アロー』でいいらしい。
注意点としては、『アイス・・・』や『アース・・・』以外は物理的ダメージが少ないらしい。他の属性は、異常状態を狙う時や不死系魔物などに使うと書いてあった。
ここで気になる文章をみつけた。
一部の魔法使いは、イメージが悪いだけで、物理的ダメージは属性問わず同程度と言っている。
これは、要注意だな。きちんと調べないと。
単発魔法の最後は、各属性オリジナル。
・『火魔法』
『ボム』
炎を集束し、任意の場所で爆発させ、熱と衝撃波で敵を殺す。
『ドーム』
お椀で蓋をするイメージ。相手を包んだ後、範囲を狭めていき焼き殺す。包まれた場合は、火傷覚悟で炎を突き破った方が良い。
・『水魔法』
『ミスト』
霧を広範囲に発生させ、相手の視野を奪う。『気配察知』の反応が悪くなるので、注意が必要。
『プリズン』
氷で敵を包み、凍傷や窒息死を狙う。氷で包む範囲は任意指定。脱出は困難なため、周囲が寒くなる兆候を感じたら、動き続けるか魔法使いを狙うことを推奨する。
・『風魔法』
『トルネード』
竜巻が走り、人や物を切り裂きながら空中へ巻き上げる。大きさは魔力を込めるほど大きくなる。
『ネット』
雷を網状に走らせつつ、敵を覆うように網を降らせ、ショックでの死や麻痺、気絶を狙う。
・『地魔法』
『ピラー』
地面から複数の柱を出現させ、敵を突き上げて攻撃する。
『クイックサンド』
敵の足下の地面を砂に変化させ、敵を地中に引きずり込む。主な目的は行動の阻害だが、上手く地中に引きずり込めれば、砂を固めて窒息を狙う。
次は、・・・
虚無魔法まで行けませんでした。すみません!!
次回は、合成魔法(少ないですが…)まで終わらせます。




