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すきと~る -えっ!視えるの?-  作者: 守りの神殿
第2章 覚悟の在処
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#21 イケメン+イイ人=その名は…

『#15 転移者の罠』でお金持ってないのに青色ソースの焼き鳥買ったことになっていたので修正しました。

「あの、お客様?どうかなされましたか?」

イケメンエルフさんが怪訝そうな顔をして見つめてくる。


「す、すみません!少し考え事をしてしまいました。」

ヤベ~憎しみでトリップしてた・・・



「??…では、これらの素材を買取りします。品質は普通なので合計1250モルとなります。よろしいですか?」

「あー、一応内訳を聞いていいですか?」

なんの素材か聞いてないからな。狼の名前くらい聞けるかも・・・



「はい、ヴォルフの皮が5枚500モル、牙が5つで250モル、無の小魔石が5つで500モルになります。」

…狼の名前、英語じゃないね。何語?

【因みに、ドイツ語です。】



「すみません。参考のために教えて頂きたいのですが、魔石にはどんな種別がされているんですか?」


「はい、魔石の属性は魔法と同じく9属性あります。時空間や虚無は希少で発見報告はここ数十年ありません。大きさは特大、大、中、小となり、大きいほど魔物の脅威度ランクが高い傾向があります。因みに、今回のヴォルフは脅威度ランクEですね。」


へ~希少なのもあるんだ…いつか見てみたいな。ヴォルフの脅威度ランクは低いんだな。

「ありがとうございます。」


「それで、買取り額は先ほどの値段でよろしいですか?」


あ、忘れてた…

「は、はい。それでお願いします。」


「それではこちら、1250モルで銀貨1枚、銅貨2枚、鉄貨5枚になります。お確かめ下さい。」


「…はい、丁度あります。」


「お客様、すみません。突然ですが、質問してもよろしいですか?」

イケメンさんからの突然の質問です。


「はっ、はい!なんでしょう!?」

え、俺…何かした!?


「お客様の言葉の使い方が丁寧なのですが、貴族の方なのでしょうか?」


「え、違いますけど…何故そうお思いに?」


「あ、それが悪い訳ではないので、気分を悪くされたなら謝ります。すみませんでした。基本的に探索者の方は言葉使いはそこまで丁寧ではなく、貴族の方かと思いまして…」


「そうでしたか?私は、今は亡き親に目上の人やお世話になる人には、礼儀良く接するように言い付けられていましたので、その名残でしょう。」

本当は、俺が死んだんだけどね・・・


勝手に死んじゃったけど、父さんと母さん、光(妹)は元気にやってるかな…直接は言えないけど…ごめんなさい…


「す、すみません!配慮が出来ず…素晴らしいご両親の元で育ったのですね。」


「ありがとうございます。そう言われて私も嬉しいですから…」

…ふぅ


「お手間をとらせて申し訳ございませんでした。以上で買取り作業終了になります。」


「はい。ありがとうございました。では、失礼しました。」


「はい。また、よろしくお願いします。」


…あっ


「すみません。最後にお名前をお伺いしてもよろしいですか?私は、トールと言います。」


「良いですよ。私はクロイスです。」


「では、また。クロイスさん」

「はい、また。トールさん」


クロイスさん笑顔が眩しい・・・


さて、次は資料室に行きますか。

トールの所持金は11250モルになりました。

(金貨1枚、銀貨1枚、銅貨2枚、鉄貨5枚)



ストックが無くなりました…

なるべく早く更新しますので見捨てないで(._.)

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