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すきと~る -えっ!視えるの?-  作者: 守りの神殿
第2章 覚悟の在処
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#11 ガクノ市到着

メンタルが・・・

・・・ガクノ市に着いた。


朝なのに俺の精神疲労がMAXに近い……


あ、門に馬車が並んでるな。俺も後ろにっと・・・


「次!」


お、呼ばれた。


「はい。」

「では、身分証の提示を。」


「持ってないので、保証金を払います。」

「無くしたのか?まあ、保証金を払うならそれでいいが…。詰所まで行って保証書を発行してもらえ。」


「分かりました。」


詰所まで行くんだが…

なんか警察に行くみたいで緊張するな・・・


「すみません。保証書の発行に来ました。」

「お、客か。そこに座ってくれ。あと、保証金の金貨1枚を用意しておいてくれ。」


そう言うと門番さんは棚から保証書を取り出した。


「はい、金貨1枚です。」

「じゃあ、そこの水晶に手を置いて。」


なんだこの水晶?


水晶に手を置く。


「おわっ!」

白く光ったぞ!これ!


「何をそんなにビックリしてるんだ?お、白か。犯罪歴無しと…」

犯罪歴の確認かよ!ビックリした~


「お前、文字は書けるか?」

「はい。」

神様から叩き込まれましたから(笑)


「じゃあ、ここに名前書いて。」

トールっと。

名字まで書くと貴族と間違われるからな。

「はい、書けました。」


「短い名だな?略称じゃないよな?」

「当たり前じゃないですか…」


「そりゃそうか。ほら、保証書だ。無くすなよ。有効期限は3日だから、すぐに領主館の詰所で市民カードを発行するか、商会ギルドか探索ギルドでカードを発行してもらえ。そのあと、この保証書とカードを持ってくれば、保証金を返金することが出来るぞ。忘れるな。」

「了解です。」

よし、じゃあ、あ・・・


「通ってよし。」

「あ、すみません。探索ギルドへはどうやって行けばいいのでしょうか?」


「ん?あぁ、この道を真っ直ぐ行くと大きな道が交差している。そこ付近に、剣と杖と盾が交差した絵が描いてある看板が掲げてある建物だ。」

「分かりました。ありがとうございます。」


さあ、ギルドに登録だ!

次回、ギルド登録だ。

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