妖精姫と契約の魔剣使い
「私を真の神にしてほしい。対価は―――お前の残りの人生全てだ」 時代は19世紀初頭。太古の遺跡から発見された神々の力が宿る武具「神遺物(アーティファクト)」を巡り各国の争いは激化の一途を辿る。そんな中、英国の国立魔術学院では、新入生の能力を試す実技試験が行われていた。日本からの留学生・春一は、試験の最中に学院へ侵入した魔術師と遭遇してしまう。春一は辛くも魔術師から逃れるが、辿り着いたのは学院の宝物庫だった。その最奥には、なぜか桜髪の少女が鎖で縛られた姿のまま横たわっており……?
プロローグ そして妖精が幕を開く
2013/09/30 13:06