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フワフワ  作者: 花子
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流れた涙は素直な気持ちの表われ

抱きしめられた腕の温もりは優しさに満ち溢れ

穏やかな気持ちを引き出す

 留めたいものは

いつも指の隙間から零れ落ち

 残されたもの全て色を失くした


 深く考えてみてもなに一つ得られやしない

逃げ出すんじゃなくて

遠回り

寄り道するのも悪くない

きっとそこで答えが見つかるかも

快晴の空を見上げるだけで

まとまることもあるから


 難しい言葉はいらない

簡単で解りやすいもの

すんなり心に溶け込むものが一番

 心と裏腹に表現される世界

移り変わる心に歯止めはなく

空虚な世界が勝手に回り始める

 それを眺めているだけの

僕は卑怯なのか?

誰も教えてはくれない

 暗闇に飲み込まれ

深い穴の中から見上げているだけの

そんな僕には当分出番はなさそうだ

 心清らかな間は‥‥‥


 日記

 マッボックリの中に松の実が入っていたなんて

なんだか新鮮

 全部食べずに穴を掘って隠すリスの行動も

なんだか新鮮

 黄色や赤に染まった紅葉の下では

冬仕度に励む生き物が賢明に頑張っている

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