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フワフワ  作者: 花子
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 熟した柿が木から落下し、朽ち果てそれに群がるカラス

まだ食べてもらえるだけ幸せかな?


 君がそれを想うとき幸せなのか

僕は知らない

困り果てた横顔に溜息を一つ

言葉にすれば少しは力になれるのに

それを決して口にしない君

幸せってなんなんだろう?

想いだけが空中を彷徨う

それを誰に向けていいものなのか

やっぱり僕は未だに解らない

君が想っているのが誰なのかも


 戸惑ったぶんだけ強くなれる

今よりもずっと強くなれるはず

それを信じて

明日を迎えるのに

今日の僕は昨日の僕より強くなっているのか?

見て見ぬふりしている間は

卑怯者だから無理か

自分との戦いは簡単じゃない

弱虫なのは僕だけじゃない

声を上げられないみんな僕と同じ共犯者


 ちょっとだけ遊び。

テーマ‥‥‥片想い

君、メークした顔は可愛いのにすっぴんは別人

僕、とんがっているけど優しい


 たった一度の失恋なんてへっちゃら

だって未だに僕の心の中には温かい欠片が残っている

紹介なんて残酷なこと

君は平気でするけど

それでも僕は未だ諦めきれない

 目が大きくなくたっていいんだ

鼻が高くなくったっていいんだ

お節介を焼きたがる君の

すっぴんの顔が一番

好きだから

 二度目は簡単に口に出せないけど

親友なんてヘラヘラ笑っているけど

本当の気持ちは心の裏側に秘めている

    側にいたいから

簡単に口にはさせてもらえそうもないけど

 紹介だけは勘弁してほしい

また可愛い女の子

紹介してもらっても困るだけ

 僕の心は簡単に揺らいだりしない

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