世界・組織・用語設定
世界観と組織、用語の説明です。
世界
ヒュースター…ギンリュウ達が住む世界。魔法と機械の両方があり、各国によって違った発展の仕方をしている。世界の秩序を守るために各国、協力して世界組織「ガーディアン」を設立した。三つの大陸と七つの国から成っている。年数はGA歴と称してあり現在はGA50年。
ナチュリコム…砂漠や樹海など、様々な自然がある国。ギンリュウやリエはこの国出身である。首都はベーゼル。自然が豊富のため、街や村を一歩出れば、まったくの別世界と言ってもよい程である、ガーディアン部隊数は十五。特産品は野菜全般。
ティルード…鉱石が豊富な国。現在ディルがいる国である。首都はバゼルンド。ナチュリコムとは隣国で貿易が盛んである。ナチュリコムの国境付近にはギンハクの森と呼ばれている草木が銀色に輝く森がある事でも有名である。ガーディアン部隊数は十八。
組織
ガーディアン…世界の秩序を守るための世界組織である。本部は世界の中心にある人工島。ある程度の実力がなければ本部で働く事等不可能である。本部の他、世界各国に支部を設けている。ガーディアンに入るためには育成学校に入るか入隊試験を受け、合格する事の二つである。
育成学校…各国の首都にあるガーディアンの隊員を育てるための学校。十三歳から入れる様々な学科があり、入学した際に適正検査を受け、学科が決まるシステムである。三年間しっかりと授業を受ければ確実に入隊ができるが、入学試験が難しく、学費が高いために一部の人しか入れない。
レックス…ギンリュウとミリアが脱走した組織。聖鬼神の実体を知るために日々研究をし続ける。機関長はガゾーマ。聖鬼神を知るためなら犯罪をも犯すが、あくまで知るためにであって、極力人は殺さないようにしている。設立当時は聖鬼神を兵器と育てようとしたが、ガゾーマが機関長になってから探求のみ求める組織になった。
バジリスク…レックス同様、聖鬼神の研究をしている組織。規模等、詳細は不明。機関長はハーディア。
世界各地に研究所が存在しているらしいが、真実は不明である。また戦乙女という人工的に古の魔法を植え付けられた女性達もいる。レックスとの違いは聖鬼神を兵器として扱う事だ。
用語
聖鬼神…古の魔法を扱う者達の事を指す。現在は封印されていないとされているが、ギンリュウとミリア、ガゾーマが聖鬼神だと言う事を発覚、子孫だったとされている。感情が極端に高まると暴走し、邪神状態になる。語源は聖なる神として崇められ、鬼神として恐れられた事から。
古の魔法…遙か昔に封印された五つの魔法を指す。その魔法は重力、爆裂、聖力、闇力、隕石がある。ギンリュウは重力の聖鬼神とされている。中でも聖力は邪神状態を止める唯一の魔法である。
戦乙女…バジリスクが人工的に古の魔法を植え付けられた女性を指す。適正があれば男でも植え付けられるが、ハーディアは女性しか植え付けられていないため、このように呼んでいる。聖鬼神とほば同じ特性をもっている。
魔教師…正式には魔物調教師。ディルがその伝統者。人間とまったく心通わない魔物と仲良くなれ、心強い味方にする能力を持つ。しかし、現在はすでに無くなっているとされている程、数が少ない。
次で第三章が始まります。