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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ドグマ 完成

作者: JOHN DO

ドグマ

前説

自分はこの小説を書き始めたのはこんなしょうもない理由からだ

寝れないからこれを書く

以上

それと突発的に書きたくなるからだ!

また奇書を書くのをあこがれていたので書く

夢Qをもとにして書くよ


第一章

僕は謎の地下施設で目が覚めた

四方を見てみるとどこかで見たような景色だ

薄暗く、不衛生で、小汚い、コンクリでかこまれて寒い

ちょこっとしたベット、間違いないドグラマグラで見た世界か?

いやいやそんなはずがない!

待って?この奇書を読んだならあらすじは?

ん?全然思い出せん

なぜだ!なぜだ!晴天の快晴のように雲一つないすがすがしいくらい記憶がない。

だけどとりあえずそんな中この本を作る

なぜだろう強迫観念にかられて自分の筆が進むかな?

こんな時に編集者がきた。いや?編集者なのか?

さあ続きを書こう

自分は地下施設にいて何かを書いていた。

ん?それだと某黒服になっちゃうな

自分はこのコンクリに囲まれた部屋を探索した。

最低限、寝られるベットとそれにばかばかしいほどに何もない

自分の顔をすら確認できない

すると扉を誰かが開けてきた。おい!お前!出ていいぞ

ということで出てきたのですが

完全に外で孤立しました

なんの話もなくするっと出て自分は何者で自分は何を犯して入ったのか全く分からずじまい

はて何をすればいいのやら

せめてよ、何かこう「重大犯罪」とかならわかるけど何もないのが気持ち悪い

はあ

シャバには出れたけどいつもとうりの生活をすればいいのか

第二章

ぱあっと光って咲いて散ってそれがホアジャオの香りと共に過ぎ去る

それが何もないように見えて実はある

それは苗か?いやバケツの中の小魚か?

いいや違う

私はだれで何者であり壮絶な物か華僑に入るものかそれは知る人ぞ知らんでいい!

はていったい何をほざいてんだか。

まあでも何とかならんかの

さてさて自分は外に出た。

日常を送るとて実家に帰ったらそれは自分の死体でいっぱいであった

見知った顔!それと自分の家族の服をまとった

はあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

なんだこの地獄絵図!まるでこれは…

絶句したとたんものすごい吐き気が来てついには…

この先はあえて書かない

次の瞬間俺の顔をまとった自分の家族が起き上がり

あなた何をそんな不安げな顔を?

さぁこっちへ

包丁を持って俺によって来る!

僕は持っているトランクを力いっぱい握りしめ遠心力を用いて思いっきりぶったたいた

すると自分の顔をした頭にぽっかり穴が開き

倒れた

自分も目がくらみ倒れた


次に目を覚ますと見覚えがある部屋が


第三章

ぶーーーーん

聞きなれない音がしている

モーター音なのかどうなのかとにかく低周波で低い音が鳴り響いてる

白いスーツを着た人たちが来た

「きみは第一級殺人とそれに関連する重大な罪を犯した」

は?何言ってんの?

君が殴った人は実は君の親族なんだよ

でも包丁を持ってたよ!

それは正当防衛で!

じゃあこの写真はどう説明するのかね?

僕は思わず吐いた

自分の母親の写真だとわかるが見るも無残に顔がぐちゃぐちゃになっていた

身元不明遺体5体

母親1体

父親らしきもの1つ

え?でもあの感覚っていったい

奥の部屋からまたひとり来た

今度は白衣かよ!

なんだなんだ俺は実験台か何かか?

「こんにちは 僕は鏑木博士だよろしく。」

実は君は一回ここにきているはずその時は何も取り調べがなかっただろう

その時はただ手術傷が完治するまで様子を見てたよ

手術?

なぜ俺に?まさか!

そうだよその「まさか」だよ

その中にあるものの作用を実験してたんだ

それは秘密だがね

所で君は裁判でも勝てないこんなに意識がはっきりしていて心神喪失は考えられないだろう

さて君はどうする?

どうするって何を?

このまま外に出して犯罪者として生きるか

この地下施設を探索するか

どうする?

いやいや外に出るよ

ほんとに?

君は全ての警察に目を付けられているんだぞ!

良いのか?

そして頭の中身どうする?

それはそのままで病院で取り除けばいいし警察には何とかする

だって心神喪失の判決が出ればいいだろう?

はあ

じゃー解放しろ!


これでおれはまたシャバに出れた

第四章

あの地下施設どうする?

いいやあいつの装置を起動すればいいじゃん


はあまたシャバに出れてこんどは安定した職場につくことができた

ちゃんと信用できる上司や同期ができた


あるひのいつもの朝

ぼおーっと朝のニュースを見ていると

があ!頭が!

猛烈な頭痛が襲い掛かる!あの時のあの感覚と一緒だ!


























どああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!

冷蔵庫たちがはやし立てる!

キッチンのシンクが容器に語り陽気に歌う

なんだこれマイコプラズマの病原菌が人型にかたどりdanceしている

よくよく聞いてみるとにゅーすきゃすたー

もなんかほざいている

「晴れのち夢見心地、1分と25時間後には自動車とポストとカエルの大合唱です」

何を言ってんのか分からない

ナントか玄関についたがドアノブもつかめないなんだったらナマコになってる

気持ち悪い

とりあえず外に出てみた

頭の中が気持ち悪いあががががががががががが


ここで俺の意識は途絶えた


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やあ覚えているだろう

きみはおろかだな

さあこっちへおいで

なんだ!は!俺もなんか変な言葉でしゃべってる!

さて君にはこの地下施設を探索してもらおう褒美は君の頭の中を取り出すよ

んでこの頭の中にあるのは?

ああそれは脳みそだよ

へ?

君の脳みそを第一の脳としたら私が埋めたのは第二の脳としよう

つまりは君に脳みそを付け足してそれがどんな作用があるのか調べてたんだ

するとどうだい素晴らしいぐらいに潜在能力を発揮してくれただろう

君はそれを今すぐ操り地下施設を探索してほしい


数時間後


おおありがとう

では除去手術をおこなう


これでまた出れた


ああああ

おお!もどった

にしてもなんだったんだ

ただ地下施設をあるかされただけだよ

頭の中の装置は取れたしまあいいや



第五章

ドグマとは

自分の宗教や信条のことを指す

独自の視野とか独断と偏見でつけられたものが多い

まあ筆者はドグラマグラをもじったものだろう

はて主人公はどんな行動をしたのだろう

まず、見覚えのない地下室コンクリの部屋によって目を覚めた

そして次に何かの展開があるのだろうかなと思ったが何もなくただ単に部屋から出されたのであった。

だが実家に帰るとすると奇妙な幻覚に襲われた

多々の罪に追及されるが自分の意見を通した

すると見事に出れたが平和の日々を送っていると突然の頭痛とめまいが起こる

すると訳の分からん文字の羅列があり…

っとなんかの小説の解説を読んだ俺だった

ほへ~でなにかあるのかと思いほかの小説を探していった


お?おもろいやつあるやん

ドグマ

ほおなかなかの物ださあ読むか


ドグマ

前説

自分はこの小説を書き始めたのはこんなしょうもない理由からだ

寝れないからこれを書く

以上

それと突発的に書きたくなるからだ!

また奇書を書くのをあこがれていたので書く

夢Qをもとにして書くよ


第一章

僕は謎の地下施設で目が覚めた

四方を見てみるとどこかで見たような景色だ

薄暗く、不衛生で、小汚い、コンクリでかこまれて寒い

ちょこっとしたベット、間違いないドグラマグラで見た世界か?

いやいやそんなはずがない!

待って?この奇書を読んだならあらすじは?

ん?全然思い出せん

なぜだ!なぜだ!晴天の快晴のように雲一つないすがすがしいくらい記憶がない。

だけどとりあえずそんな中この本を作る

なぜだろう強迫観念にかられて自分の筆が進むかな?

こんな時に編集者がきた。いや?編集者なのか?

さあ続きを書こう

自分は地下施設にいて何かを書いていた。

ん?それだと某黒服になっちゃうな

自分はこのコンクリに囲まれた部屋を探索した。

最低限、寝られるベットとそれにばかばかしいほどに何もない

自分の顔をすら確認できない

すると扉を誰かが開けてきた。おい!お前!出ていいぞ

ということで出てきたのですが

完全に外で孤立しました

なんの話もなくするっと出て自分は何者で自分は何を犯して入ったのか全く分からずじまい

はて何をすればいいのやら

せめてよ、何かこう「重大犯罪」とかならわかるけど何もないのが気持ち悪い…

ふむふむ

それで?

自分は謎を解く気で読んだ


ふぁ?終わりかよ!

でもなぜか達成感があった

考察も膨らむすごいものだ!

地下牢を何回も言ってでも精神論か何かかと思った

などなど


う~むこれは奇書だな俺の信条ドグマにぴったりだ


はあめっちゃはじゅい


この小説を読んでどう思う?

多くの読者は支離滅裂で何もわからんと思うだろう

全くその通りだこの書物は読者を惑わすために作ったものだ

まあドグラマグラの入れ子構造はなかなかうまくいかなかっただがね

するっと入れることができたよ

この小説は趣味で書いたものであり筆者の気分転換で書いているのに過ぎない

なのでいつ完成するのかいつ公開するのかわからないよってまだ未完とする


筆者の愚痴すごいな

悪寒が走るようだ


今僕はこのコンクリの中まともな娯楽がこれしかない


第六章

自分が読んでみて迷宮になるどころか入れ子構造のし過ぎでマトリョーシカ小説になってしまった。

意味の分からん文字の羅列にしてでもそれが一つのストーリーになる

難しいなあ


鏑木博士へ

お体は大丈夫でしょうか

あの実験体89号はどうでしょうか?

脳の活性化や未知の領域開放などの変化は見られましたでしょうか


河野より



河野君から手紙とは珍しいこともあるもんだ

実験体はいたって健康だ。実験のログも順調に記録しているよ

実際に今は脳髄の状態になっている成功作にして傑作の67号もいつもどうり


ちょっとした刺激物を彼に送ろうか

鏑木博士は地下牢に行った

おーい元気かい?

鏑木博士が調子こいた感じで窓越しに話しているのは実験体89号だ

どこだ?ここは?

お?お目覚めのようだね

うれしい

自分の初孫のような感覚になる

自分はここにきてどのくらいの時がたちました?

恐る恐る聞いてみる

ああここにきて君はいろいろなことが起きたね

今は君が来て3年だよ

あの一家惨殺から三年だよ

時がたつのが早い

どれ普通に暮らしてもなかなか暇だろ?

君のために作ってきたんだ

鏑木博士から小さいカプセルをもらった。

青い少し大きめのカプセルだ

中には君の体調管理に必要なものがすべて入っている

飲みなさい


どう考えても嘘のようにしか聞こえないがこのまま飢え死にするよりはましだと勢いよく飲んだ


実験体89号にカプセルNo.U-90投与開始これより共鳴が起こるか観察開始

悶え苦しみそして支離滅裂な文言をはいている

ここまで正常な反応だ。


実験失敗

泡を吹いて気絶してしまった

直ちに救命措置を施した

目を覚ましたが何かを見たような

目をしている


君は何を見たのかね?

分からない

何かを見たんだ。青い海の中ただ沈んでいくとともに誰かの声が聞こえて

助けて助けてとお願いする声が向ってみると半分腐っているクジラだった

クジラの中から紙吹雪が吹き付けられたと思うと…

ここからは思い出せません


良いんだ

ただこのカプセルが君に会わなかっただけ


脳の負担が大きすぎたのか記憶の損傷が激しい

あの脳髄は何も反応 波形を示さなかった

う~むなぜだろう

他の実験台では示したのに

迷宮に迷い込んだのだろう

カプセルの分量はそのまま点滴にてゆっくり投与する


実験開始!

投与から1:30実験体の体に白い斑点と一部の体の形状変化が認められた

いわゆる先祖返りだろう手が類人猿の形をしている

5:30

何か意味の分からない言語を解読してみる

自分 友寄 サル

お前 

う~ん支離滅裂だ


その後何も問題はなく終了

実験台67号には共鳴の反応を示し少し脳髄が動いたようだ

実験体89号の容態はもとに戻った

白斑が付いたのだがその体は何もなかったかのようにきれいさっぱり元に戻っていた

時間があればまた投与する

被験者の容態が安定すればの話

自らの命を絶つような危険な行為

精神治療の副作用的なものでも発症せずにいたので大丈夫だった

幼児帰りまたもしくは胎児帰りの奇行を見せてくれたり…

しないか…

さあ報告書をまとめよう


目を覚ましたら白い古びた蛍光灯がフラッシュのごとくちらついていた

何を見たのだろう

恐怖? 憎悪? 誕生? 歓喜?

さまざまな感情、映像をごちゃまぜにしたようだ

自分のこの感情を一度に多くの情報を処理したのは生まれて初めての感覚だった。

自我の崩壊の危険性とかは今のところないとかいうけどこっちの身がもたんわ!


第7章

我の名前は卑弥呼なり!

地球の守り神にして破壊神!


っは!なんだ?なんか変な奴が自分の脳内に語り掛けたような

気のせいなのか


ん?何か物音がしたような気がした

実験体89号のところへ

確認しても何も反応がないと思いきや

のぞき窓に実験体の顔がアップになった

腰を抜かしてしまったが何か言っていた

我の名は卑弥呼なり

地球の守り神であり破壊神だ。


患者の狂言のように思えたのだが実験体67号に異常な脳波が観測されたため軽く質問してみた

では、卑弥呼殿あなたは神なのですか?


ああ、我は守り神今の地球があるのは我のおかげ

っと言っては何なんだがここには邪魔者がいる

ヒトだ

神の星、実験場がけがされもう使い物にならなくなった

今こそ破滅するときだ!

わはははは


こんなところに神が降臨したというのか?

実験体89号の口調 性格

すべて違うものになっている

完全に共鳴している!

この興奮はいつぶりか?

少年時代を過ごしているかのように 天に上るような気持ちになった

っと感動を味わいつくした矢先に実験体は倒れた


…気味の悪い夢を見た

何かよくわからないものが目の前に現れた

脳科学ってすごいのか

脳みそをいじって何が楽しいのか


第八章

なにか?

上の空に話しかけるようだ

わはは何が楽しいのかわからないが笑いをこらえずにはいられない

突然博士が笑いながらここに来る

「実験体89号さあ少し散策しようか」

まてまてここはどこなんだ

どこを散策するのか何も知らされてないまま何もないまま連れていかれた

まるで幼児を浚うように


僕たちのいう精神病患者は君たちにとっての「キチガイ」だろう

前世の記憶を持つもの、自分の意思とは関係なく体が動いていると錯覚するもの、自分とまるで自分ではない別の自分と一人で黙々と会議しているもの、など様々だ。

程度は違えどすべての患者はここに集約される

まあいわゆる地獄ってやつだ

ようこそ「精神病患者専門解放治療室」へ


う~んとざっくり理解はできたようだがこれは背筋が凍るな

意味も分からず叫びながら走るもの、自分の手と会話しているもの、自分は前世こうであると叫ぶもの

これは部屋って言っていいのですか?

「極秘裏に部屋という名目で庭に収容している、ここでは自由だよ。あるものにとってはユートピアあるものにとっては地獄そのもの。まあ普通の人はここを地獄というだろう」

ここでは行動パターンを監視しているのですか?

唇をがたがた震わせながら聞いてみた


左様です

なかなか鋭い疑問ですなこの行動パターンのデータを集め現代的な、いやもっと先進的な行動心理学になるでしょう

また新薬の開発にもなるでしょう

新薬って新型のモルヒネだろ?


いえいえ違います

君たちの先祖返りの発作のおかげでまともにこの現代社会を生きられない者のための薬ですよ


え?


中庭をごらんなさい

人呼んでキチガイ地獄とでも呼ぼうかこのカオスな状態を

あちらは野口英世が先祖に持つものです。

自分は黄熱病の発見をしたと豪語していますね

そちらはジョージオーウェルを先祖にいる方

「1984年」の作風と全く同じ小説を執筆しております


ではこれが・・・


左様です

先祖返りと呼ばれる発作です。

自分の脳髄は寝ている状態の強烈な夢遊病の一種なのです

脳髄は寝ているのに対し、自分の足の指先から手の指先までぱっくり細胞いや原子レベルにまで目が覚めている状態なのです

そしてその原子たちは個々の記憶をたよりに活動を始めて細胞に伝え体を動かしているというわけです

なので脳髄が目を覚ましたとたんに自分のやっていたことは知らないということになります

ゆえにあなたがここにいるのはこの脳髄によるアンポンタンのトリックを解明するためにいるのです


・・・だからこの今自分が正気を保っているのは脳髄のおかげで先生の近くにいるということか

今の記憶を記録しているのは脳髄でその前に起きたのは原子が覚えているということ

( ,,`・ω・´)ンンン?頭がこんがらがってくる


脳髄の行動科学心理学の発展に役に立つのか聞くのは野暮ったいということで聞くのをあきらめた

そうして鏑木博士は資料館を見せてくれた。


ほおこれは…


前任の佐藤博士と私が集めた神経科学の資料、狂人が作り出した作品などを収集しております

いわゆる世間一般がキチガイと呼ばれるこの病院にいる患者たちがどのような世界を通してみているのか理解できるのではないのかと…


色々と禍々しい雰囲気を醸し出していた

人体模型には無数の針が刺さっている

何とも言えない非現実的であり夢で見たような奇妙な絵が飾られている

これが俗にいうサイケデリックっていうのか

さあ何とも言えん空気が漂う進んでいくと

とある巻物に目がいった

五色女名目監物指示図

(ごしきじょめいもくかんぶつしじず)


いったいなんのことなのか博士に聞いてみた

これは…


ああついに発見されたのですね!

単刀直入に申しますとこの絵巻物はあなたが描いたものです


ふぁ?

この巻物は私が?


左様でございます

いやあ記憶にない人がご自身で見つけるなんて奇跡にもほどがある

この巻物は自分自身で殺めた女の体を外に放置し腐敗する過程を描いたものです


これは私が直筆で書いたもの


左様でございます

正真正銘自分自身の筆、巻物で描いたものです

ですが一つ気がかりのことがありましてね

自分の名前を書いておらず巻物には

卑弥呼の三文字が書いているのです

当院で描かれたこの絵巻物、自分の知識や記憶に基づいて描いたものではなく、肉体は自分で、魂は別の人それはつまりジキルとハイドです


解離性同一性障害なのかと僕は自覚した


っつまりこれはもう一人の自分が描いたものですか


う~むそれは少し考えを改めた方が良い気がします

ここ、精神病患者解放治療室に呼んだ理由はそれではないはずです

つまりあなたは知らぬ間に先祖帰りしたのですよ


え?

一瞬何を言っているのかわからなかった

つまりはもう一人の自分は祖先だということ

祖先の魂がここに宿っているということになるのか

つまりはこのからだには・・・


さようです

二つの魂が共存しているのです


なってコッタほんとに精神病とかの類じゃない気がする


そう思っていたのもつかの間博士が棚から何かを持ってきた


第九章

歓喜の章ともいえるのかな?

ベートーヴェン第九章では歓喜の歌とも表されているけどね

そんな中この男は歓喜とは言えない苦痛を耐えていた


自分がこの図を執筆?

このようななんて言えばいいのかわからない

自分自らとりついて狂気を描いているのかと思った

まあその通りだけどw

っていうかまあこんな禍々しいのを描けたこと…


鏑木博士がなにか持ってきた

これは、鉄球?なのだろうか黒くて丸く重量感のある鉄球のようなものを持ってきた

それは?


ああ~これは何だろうね 精神解放治療の患者の一つが入院するときに持ってきたそうだ

かなり最近ここに入られたみたいで今これを飾るところだったよ

よいしょっと

それでは君の今までの行動を振り返ろうか

君は意識がないままあの地下収容施設に送られた

そこにちょこっとだけ手を加えたんだ 君の脳みそに

マイクロチップを入れさせてもらった君の脳波の異常を調べたくなったからだ

この病院に働いていた君が独自に研究しているその「ドグマ」を調べたかったのだよ


先生の意思で?


いやいや君の意思でだよ


さっぱりわからんなぜだなぜそうしたのか

ここの病院で働いていた? ますますわからなくなってきた


君は私にこうおっしゃった

「今では非人道的になる人体実験 これをぜひ私自身にやってください

同意書も書きましたので!」

っということで君には別人格になってもらい、約5年間生活させてもらった

これがあの時の同意書です

タイムリミットのあの日までですね

そこで強制的に気を失わせたのである

チップを埋めて行動記録 脳波記録をさせてもらった

実験体の67号と共鳴が確認されたのだよ

彼は自身の体を実験体として差し出しているんだよ

彼の意思で脳みそだけになってしまったのだがまだ生きているよ

最も脳波だけで会話しているがね


なにを言っているのがわからんかった

自分が実験体であり研究者

トータルリコール?

変な映画ネタはいいや


つまりは自分の実験のために自分をモルモットにしたということ

と言い聞かせた


過去編

第1章

鏑木博士の若いころ

お米おいしい

いかんいかん食に負ける

この人が学生の頃の話にしよう

システム非人道的実験の禁止の条例をするっと通り過ぎた

自分で自分の実験のために同意書を自分で書いていた

同意書の署名には自分の名前を書いていた

自分で自分のモルモットになるということ

脳科学においていや、すべての学問においてタブーとしていたもの人体実験に乗り出すということかね?しかも自分の体で記憶を消してあれを試したいと?

ばかげている

なぜそういうことをしようと?

自分の人格を殺し別人格を植え付ける

つまりは君は自殺の同意書を書いたのだぞ!自覚はあるのか!

ある

っと答えたので自分の魂を殺し自分以外の人格を植え付ける

これは医学会の問題児ロボトミー以来の問題児(CRAZY)がきましたね

先祖返りの原理を自分の体で身をもって調べたいま~実験台モルモットが自分なだけでいいか。。。

よし!同意書にサインしたぞ!知らんぞ!君が死んでも

ま~死ぬための同意書ですけどねw

は~

これから終活の準備をせねばな

色々と準備が終わり一年後


第2章

人とは

人が人となる尊厳とは?

人類学の大きなテーマである


あるひとはこういうであろう

人が肉体を得て個人の魂が宿ればそれが人だ

サルが進化した

アダムとイヴの子孫だ 神がつくりたもうたのだ!

っと

だが私の考えは違う

人は複数の魂を持つ

それは過去の遺物であったり未来的思考または神の魂が宿るとされている

皆が見ている姿は仮面をかぶった魂の姿

たとえ肉体があったとしてもだな!

その中の眠りこけている魂が出たとき人は真人類になるのだ

っということだ


結局真のホモサピエンスはそういうことなのか?

はたまたリリンなのか?

ま~そこはおいおいわかっていくのだろう


どうせこれも素材の寄せ集めだ

どうせなんかする人だ

ホモサピエンスの本性を映し出すのか











本書の目的を思い出せ

これは眠くなったら終わる物語だ

寝れるようになったから終わる


THE END


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