完成した作品、読者として読むか作者として読むか
どーも(CV:黛○)、現在(20200216)の精神状態が“某有名ボクシングマンガの最終回並に真っ白な灰”の残念な戯言遣いアルファタウことキリマウレイです。
・ご挨拶
・前書き的な雑談めいた散文
・言いたい散文
・最後に
──ご挨拶──
中身がオッサンなら、外側は人生の折り返し地点を過ぎたくらいと思っているのに、老人化してる身体のガタが酷く遺言書とか考え出している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本論とまったく関係ないんですが、こっちが精神的に参ってるときに世間というか世界的にコロナとかきてくれやがりまして、本当に「やめてください」と懇願したい。主に神様関連あるいは運命関係に。
国とか政治の旨の発言はしません、悪しからず。
──前書き的な雑談めいた散文──
毎日少なくとも一時間は文章を書く時間を強制的に作っていると、精神的に萎えていようが凹んでいようが項垂れていようが、文章を書かないと気が気でなくなります。一日に一文、一文字でも書かないと「自分の存在価値がなくなるかもしれん(CV:○月ロア)」、とさえ思えてきます。
ちなみに余談も余談ですが、文章を書かない生活は二週間も我慢できませんでした。書かずにいると、神経質になって苛々してきます、鬱屈とした気分になってきます。あと食が細りましたガチで。
映画監督クロサワが役として“とある絵描き”に言わした“太陽が絵を描けと僕を脅迫する”的な台詞に共感できるレベルで狂人と自負しております。
おそらくSAN値がほぼないか、精神疾患ではないだろうかと思っているのですが、調べるのも怖いので調べず放置しています。
「わい、そういう性格やねん」と眼をそらしていますが、SAN値がほぼないならばもって数年、数回のセッションだろうと思っています。
と、ここまで記述しておいてなのですが、高等学校の卒業前後まで文章を書くのが苦手でした。つか、嫌いでした。大嫌いでした。
物語は描きたい、でも文章を書くのはめんどくさい。実に、めんどくさい。
絵に描いたような若者にありがちな怠惰。なんという絵に描いたような根気のない発言。
で、
ここから少しまじめな話。
──言いたい散文──
最近、これから書ける本数を思うと、切なくなったのです。
ん?と思われる方も多くおられると思います。
ボクは「職業として作家」ではないので、それで食い扶持を稼いでいるわけではありません。日々の糧を得るために、労働して金を稼いでいます。
小説や文章を書くというのは、ただ趣味で楽しく生きていくための手段です。
この現代社会、生きるためには食い扶持を稼がなくてはなりません。金を稼がなくては住む家さえ追い出される始末です。
何度も文章で「金」を稼ぐ道を探っては諦めてきた人生です、もう今からそれにチャレンジしようとは思っていません。
ただ書きたいから書こう。
そう思って書き始めた物語は、書いていて楽しかったのです。もちろん、その理由は自己満足が主な要因と知っていても、やはり楽しく愉快な日々でした。
それは読んでくださったみなさんのお陰です、ここで重ねて謝意を述べさせていただきたい。ありがとうございます。
それで先日、なろうで書いていた連載を自分が考えた「こうしたい」という形で完結したときに、不意に考えてしまったです。
自分の書きたい物語の数と小説を書く工数を。
連載が一話平均これくらいの文字数で、それを書く日数、一日書ける時間は平均これだけ、書きたい物語が構想で大体五万字前後、じゃあ話数は一つの作品の話数はこれぐらいになって……。
「あれ、足んなくね?」
ボクの人生の長さを八十歳としても、やっぱり足りない。どんぶり勘定で計算してもやっぱり足りません、多分ですが。
そこで切なくなりました。人生って割と短いんだなぁと、年甲斐になく刹那でしたが悲しくなってしまいました。まぁ涙は流しませんでしたが。
ボクはあと何本、作品を書けるんだろう?
ぼんやりと浮かんできた疑問と不安をどうにかしようといくつか考えたのです。もちろん、自分の不安を払拭するためにです。
一つ、シェアワールドを提案する。
これは完全に不特定の“誰か”への丸投げですね。この方法を選択したら、世界構築とか色々考えることが過多で、小説自体を書く時間がなくなってしまいそうです。なので、候補としては最下位。
一つ、書く物の優先順位を決めてしまう。
最有力候補です。今の執筆ペースだとおそらく厳選せざるえないでしょう。優先順位の決め方が二通りあり、物語を成立させることを優先するか、個人的に書きたい物語を優先するか。一番建設的なので、デメリットも提示。個人的に書きたい順位になると、読者にはやさしくない事(解りにくい)になりそう。物語を成立の順番で書くと楽しく書けるか、不安です。
一つ、もう諦めて、好き勝手書く。
をい、思考よ仕事しろ。いや、語彙力がないせいでこういう言い回しになりましたが、「趣味なんだし、そこまで考える必要なし」という考え。解決策をさぐる思考なのに、ここまで潔いと最早暴論。完結に言うと、今まで通り好きなタイミングで好きな様に書けばえぇやろ、という考え方です。なんという趣味に対する五体投地、って、をぉい!。“書くという行為”より“より良く生きていくという行為”にステ振りするんやで、という感覚なのですが、作り手はとしては失格な思考かもしれません。
他にも「プロット・シナリオの形式で書く」、「知り合いに頼む」も思いついたのですが、本末転倒な思考だったので考えるのもやめました。
──最後に──
結局、どうするかは決めれませんでした。
そんな訳で、絶賛まだまだ悩み中でまだいい方法がないか模索しながら、物語を紡いでいく日々が続いていくと思うのです。
ボクの物語が、何時か何処かの機会に眼に入ったなら、時間潰しにお使いいただけたなら、幸いです。
いや、この文書いて推敲してる暇があったら……。
This is a question.
How many books do you write?